2019年02月26日

塩味饅頭のこと

私が大好きなものに塩味饅頭がある。
「ひとつ鍋」と並んで出生地・北海道帯広の某店の銘菓の一つだった「塩釜」
に、味わいはとても似ている。
塩釜は白い落雁で餡をロール状に巻いたもの。
赤穂の名産品「塩味饅頭」を初めて口にしたときは、涙がこぼれそうな思い
がしたものだ。


関西に住いを移してから「塩釜」は遠い憧れのものになっていたが、もうウ
ン十年前に北海道物産展でそれを見つけたときは狂喜した。
宅急便もインターネットも、通販でお取り寄せなどというシステムも無かっ
た頃の話だ。
それもたった数回だけのことで、いつの間にかその店は今は有名な銘菓店に
名を変え、洋風の菓子がメインになってしまった。(らしい)
「北海道に行ったらお土産にはこれでしょ!!」
渡された北海道を代表する銘菓といわれるそれを見ながら、昔を知る私はい
つも複雑な心境になる。
その店に電話で塩釜のことを尋ねたことも有ったが、そのような商品は扱っ
ておりませんとの回答で、すっかり諦めていたところに知ったのが塩味饅頭
だったのだ。

前置きが長くなったが。。。

kiiさんが日帰り出張で姫路まで行くという。
車での早朝の出発なので、眠気覚ましのおしゃべりをしてあげようと同伴する
ことにした。
私ってすごく優しい!!
というのは表面上で、ほんとうの目的は、kiiさんが仕事をしている間に、
山陽百貨店に入っているという「本家播磨屋」の塩味饅頭を買いに行くこと。
電話をしてみると店舗は赤穂だそうで、今回は購入は無理だと諦めたが、姫
路市内の山陽百貨店にも入っていると教えられたのだ。
とても丁寧な対応だった。
大坂でも塩味饅頭は買えるが、播磨屋のものはまだ口にしたことが無かった
から、何とか手に入れたい。。。


山陽百貨店の始業までには時間があるので、その間に姫路城周辺を一巡り。

正面から。
姫路城1
昔々に来たことが有ったが、こんなに広くスッキリしていなかったような気が
する。
再開発されたのだろうか。。。
早朝から多くの人たちが清掃に努めていて、何処にもチリ一つ落ちていない。

姫路城2
改修された姫路城は初めて見たがほんとうに美しい。

これは裏面だが、流石、「白鷺城」の別名を持つほどに何処から眺めても絵に
なる。
姫路城3

堀さえも整然としている。
姫路城4

レンガ造りの姫路市立美術館が傍らに建てられていたが、美しい建物だった。
感嘆詞を連発しながら巡る私である。
姫路市立美術館1
裏門付近もいい雰囲気である。
姫路市立美術館2
今回は時間もなく、しかも目的は別なところにあるので、いずれゆっくり来
てみたい。

姫路市内は高層ビルが林立している大阪と異なり、空が広くて気持ちがいい。
道路が広いのでなおのことそう感じるのだろうが、計画的な街づくりをされ
ているのだろう。

残念だったのは名物の「姫路おでん」を食べそびれたこと。
姫路城の前で看板を見つけたが、まだ始業前だった。

西宮名塩SA
帰路、休憩で寄った西宮名塩SA。

今やSAは地元の特産品がメインではないのが不思議だった。
高速の山陽道や中国道で「伊勢の赤福」「吉野天川の柿の葉寿司」「福井の
鯖寿司」「京の生八つ橋」にお目にかかるとは思わなかった。
ここまでするなら「全国のうまいもの大集合」「○○県の特産品展」などと
いう企画をSAでするのも面白いと思うが。。。

買ってきましたよ、塩味饅頭!!
食い意地の張った私。。。
塩味饅頭1
左が山陽百貨店で買った「播磨屋」のもの。
右は西宮名塩SAで買った「宮崎蜜月堂」のもの。
今まで馴染んでいたのはこの包装紙の宮崎蜜月堂のほうだった。

帰宅して即、「疲れたから甘いものが欲しいなぁ」とkiiさん。
塩味饅頭2
お初の播磨屋のものを開けてみた。
落雁のような薄い表皮がふんわりと溶けて中のこし餡と混ざり合い、何とも
いえない風味で、塩加減も甘さもとてもバランスがいい。
「お茶は勿論だが、これは紅茶にもコーヒーにも最高だね」
表皮は白と抹茶入りがありどちらも美味しかったが、私は抹茶入りのほうが
好みだ。

馴染みの宮崎蜜月堂はまだ開けていないが、当分「塩味饅頭」を楽しめるの
が嬉しい!!


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posted by けい at 09:40| 奈良 | Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月23日

小さい春探し

うっそうとした庭を「何とかしなくっちゃ、、、」と、昨年の秋から伐採作業
に努めてきたおかげで、庭奥への小道にもずいぶん陽が当たるようになった。
庭奥への小道
道の両側に生えている草花や本シャクナゲも、今年は元気を取り戻してくれる
に違いない。

木々の葉が繁りだすまでは鳥たちの姿がよく見えるが、カメラを構えてじっと
待っている時は,、遠くを飛び回っているだけ。

ヤマガラ1
せいぜいガラたちが写ってくれるだけというのが寂しい。
ミソサザイなど枯葉と同じ色合いだから、私にはなかなか分からない。
傍らから急に飛び立ったのを見ては残念がっている。

陽だまりで小さい春を無理やり探している。
オオイヌノフグリが数輪。
オオイヌノフグリ

ローンデージーも数輪。
ローンデージーが数輪

小さなフキノトウを一個、見っけ!
フキノトウ


サルココッカも焦らしてくれるが、もうすぐ開花しそうだ。
サルココッカ1

サルココッカは日本名で「香りの木」
まだこの程度では香りは感じられなかった。

庭のあちこちに一人生えをよく見かける。
邪魔なんだけれど、、、
香りのあるものは大好きなので邪険にできない私である。


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posted by けい at 13:20| 奈良 ☀| Comment(2) | 2019年の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月20日

南面のイノシシ、西面のカモシカ

長い間、敷地内にはテンやハクビシン以外には訪れていなかったから、このと
ころのイノシシやカモシカの荒らしには「エッ、なんで!?」と戸惑っている。
我々の防御に勝るその攻撃には、まるでイタチごっこだと頭を抱えてしまう。
彼らの適応力がますます進化しているということなのだろうか。

敷地の一番奥の前面道路側、先の記事でアップした急な斜面からカモシカは侵
入している。
南面のイノシシ、西面のカモシカ、そして東と北の裏山は鹿とカモシカが跋扈
しているときた。

食害の痕跡1
伐採した木々の皮を剥いで食べるのは許されるだろうが(↑)、植え込んだ果
樹類(↓)をズタズタにするのは許さない。
イチジクは全株、ぽろたんの栗も齧られ皮は剥かれ、南高梅は三株とも瀕死状
態である。
どこもかしこも糞だらけで、さぞかしいい肥料になることだろう。
負け惜しみだ)

食害の痕跡2
花芽をつけている昨秋植えた豊後梅を見て、諦めが挑戦に変わった。
豊後梅
喰われてたまるものか!!


kiiさん、君の「完璧に防御しているよ!!」は甘かったね。
「なるほど、ここか」脆弱部分を予見できなかった私も甘かった。。。

急な斜面を息を切らせながら何度も往復して諸道具とメッシュを運び上げ、
杭を打ち込み、絶対に入り込ませないぞと万全に処置したつもりだったが。。
獣害対策1

翌日様子を見に行って愕然とした。
獣害対策2
「おのれ、なにすんねん!!」

メッシュを組んだ2メートルほど脇の、継ぎはぎ部分をしっかり喰い切って
侵入されていたのだ。
金具や結束線で密に留めてあったのに、食いちぎってしまうその執念には、
お見事と感服するしかない。
時間がずいぶん掛かっただろうに、しかもこんな高所で命綱もなしに、人間
には到底真似ができない芸当だ。

またまた斜面を滑りながらメッシュを何枚も運び上げ、私は必死のパッチだ。
崖の金網を張った部分は全て封じたつもりだが、また何処か侵入口を探され
るのだろうなぁ。
防獣ネットもあちこちを繕い何とか対抗策を講じたものの、kiiさんがポツ
リ。
「メッシュが足を掛けるのに最適だったりしてさ。いやぁ、こりゃ具合がいい
なんてね」
言うかなぁ、そんな不安を煽るようなことを。。。

下の庭を点検していたら、椿の被害が多く見られた。
食害の痕跡3

食害の痕跡4
小さな木は全体が、大きな木は下部がズタズタだった。

カンアオイは全てカモシカのお腹に納まってしまったようで、何にもない。
食害の痕跡5
丸太の左側にはずっと下まで、株分けしなくては可哀そうだねというほどに、
カンアオイが増え広がっていたのだ。

案じられるのはクリスマスローズ。
今まで獣害に遭わなかった草花というとクリスマスローズ、水仙、オモトなど
だが、それが昨秋から異変が起こっている。
齧られているクリスマスローズの葉を、よく目するようになってきたのだ。
齧られたクリスマスローズ
毒性がある植物でも、少しずつ口にすることで次第に耐性を高めているのかも
しれない。
きつい毒性を持つスズランでさえ、舐めるように食べ尽くしてしまう彼らのこ
とだから、ありえないことではないだろう。


おやんなさいよ。でも、負けませんわよ、私!!


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posted by けい at 10:07| 奈良 ☔| Comment(8) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月19日

ブルーベリーやキウィの剪定

ブルーベリー畑に最初に植えた十株ほどは甘くて美味しいのだが、樹高を高く
してしまい摘むのが難儀になり、しかもここ数年は収量も少なくなっていたの
で思い切って切り詰めることにした。
ブルーベリーの強剪定

ついでに古くなっていた鳥除けネットも外す。
鳥よけネットの撤収
この際、このネットを張る方法も考え直さなければ。
労力を再々掛けなくても済むようにしなければと思っている。

kiiさんは次いでキウィの剪定。
早くにしたかったが、休めた日は降雪があったりでうまくいかなかった。
キウィの剪定中

運び出したブルーベリーの幹や枝、キウィはまた山になり、うんざりさせら
れる。

kiiさんはこの後も、休む間もなく植菌用の榾木作りをする。

このコウゾは私が請け負うことにしよう。
一気に処理するのは無理なので、ボツボツ片付けることにする。
コウゾも伐ろう

前面道路側のネットは獣害に遭っていないかと様子を見に行って吃驚した。
滅多に見ない所だったので、こんなことになっていたとは気づかなかった。
土の乾き具合を見ると、多分最初に入られたときに此処も掘られていたのだ
ろう。
この辺りにも自然薯の蔓がたくさんあったから。。。
イノシシの土木工事
土を戻し蹴散らされていた水仙を埋め、そんなことで費やす時間は虚しい。

敷地内にカモシカの糞が異様に多い気がして、、、
「また入っているんじゃない?」
「もう大丈夫だよ。この前きっちりしておいたから。。。」
「でも、妙だよ」
念のためと思い、敷地内を見回る。
防獣ネット
「やっぱり、、、ほらぁ!!」
一番高い崖上のネットがズタズタになっている。

此処は地上から20メートルはあり、めまいを起こしそうな場所。
防獣ネットを張るときにどれほど怖かったか。。。
崖上から道路を見下ろす
この、崖に張ってある金属製の網が、カモシカにはいい足場になるようだ。

しかし、野生のものの強さには恐れ入ってしまう。
渓の引き水はこの崖の地上から5メートルほどを誘導してきているのだが、
工事したkiiさんの脚は、引き攣ってなかなか治らなかったことを思い
出す。

この調子では、いくら畑を作っても私たちの口には入りそうもない。
考えなければ。。。


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posted by けい at 09:53| 奈良 ☔| Comment(4) | 果樹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月15日

クリスマスローズに花芽

早すぎる、早すぎる!!
クリスマスローズの一部に花芽が見えて私は慌てている。
3月の彼岸の頃や4月の初旬にもドカ雪が降ったことが有るのに、花茎が折
れてしまうじゃないの。。。
此処では、早いということは決して喜ばしいことではないのだ。

クリスマスローズの花芽1

クリスマスローズの花芽3


クリスマスローズの花芽2
昨年植え込んだダブル咲きグリーン(という触れ込みの株)にも花芽が付い
ていた。
580円で購入した小さな株だが、開花は来春だろうと思っていたから楽し
みだ。
どんな花が咲くのだろうか。


暖かい時間に小さい春探し。
陽だまりでローンデージーが花芽を見せていた。
ローンデージー

スノードロップももうすぐ開花しそうだ。
スノードロップ

我が家で一番せっかちな水仙は毎年この子。
水仙
同じ品種でも他の場所にあるものはまだ花芽さえ見えていないが。。。

風は冷たいけれど、確実に春は近づいている。


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posted by けい at 08:43| 奈良 ☀| Comment(4) | 2019年の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月14日

渓の引き水が復活した

昨年の晩秋から水には相当悩まされていた。
降水が極端に少なく、湧水は勿論のこと渓の水もかなり減ってしまい、水飢
饉かとパニックに陥ったことも何度かある。

一度枯渇しかけた湧水は少々降っても回復せず、調理は勿論だが洗い物にも
不自由する始末。
仕方なく、元ベースキャンプに引いているの渓の水をログハウス迄運んで
利用していたのだが、それも凍てこんだ日に止まってしまった。
さて困った。。。

暖かさが続いた日に点検整備に出かけたkiiさん。
貯水槽のパイプが外れかけ、渓の水量が少なくなっている上に寒い日が続い
たため、パイプの中が凍てて止まってしまったようだ。

何しろ、水源地から700mを引いているのだから、年中何かしら起こして
くれる。
一番難儀なのは台風や大雨の時。
自前の水道はメンテナンスも自己責任なのだ。
我が家は集落から1キロ離れているために、簡易水道の恩恵は受けられない
が、そのお陰か 渓の水も飲料に利用している湧水も美味しいと誰もが言う。

日中の暖かさが数日続いた日、やっと渓の水が通った。
復活した谷からの引き水

これでお風呂にゆっくり入れる!!

じつは先日のこと、少ない湧水を朝から溜めて沸かしたお湯なのに「早や冷
め」なのだ。
渓の引き水で沸かしたお湯は、入浴後もぽかぽかといていてなかなか冷めな
いというのに。
飲んで美味しいのは湧水だし、お風呂に適しているのは渓の引き水。
渓の水はあまり美味しいと感じられないということは、成分は確かに違うの
だろう。

まぁとにかく、「極楽の湯」が復活してよかった!!

春になったら、
(1)湧水の量を安定させるための処置
(2)排水パイプの点検と整備
この二点でかなり時間を割かされそうだ。


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posted by けい at 08:16| 奈良 | Comment(8) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月12日

光の春はすぐそこ。。。

「だったらいいな」との願望がまだ濃厚だが、陽の光が輝きを増してきたよ
うな気がする。

翳った日や朝晩は冷え込んでいるが、今年の春の訪れは少し早いのかもしれ
ない。
のんびり構えていられないと、少しばかり自身を鞭打つ気持ちになる。

青空
鳥たちの声がずいぶん賑やかになってきた。

先日来、気になることが。。。
ログハウスを出入りするたびに高床の下から慌てたように飛び立つ鳥がいる。
kiiさんも視認していたようで、大きさと色から判断すると「ミソサザイ」
かもしれないという。
図鑑で調べると、確かに。。。
シーズンになると敷地内でミソサザイも鳴いているが、まさかログハウスの
下を住処にしているなんてね。
いつもは一羽しか見かけなかったのだが、昨日は二羽が飛び回っていた。
テンやカラスに狙われませんように。


窓辺の多肉の何鉢かに花芽が見えている。
「白牡丹」は開花していた。
白牡丹

多肉さん
寒冷地で多肉植物を育てることは困難なことが多いが、花のない季節に楽し
ませてくれるのだから、嬉しいことだ。

先日侵入されたイノシシだが、今週は無事だった。
今のところは無事1

以前はこんな風に防獣ネットを垂らしておいたのだが、やはりこれは効果が
あるのかもしれない。
今のところは無事2

見た目が何とも不細工だけれど、獣害に泣くことを思えば仕方がない。


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posted by けい at 11:50| 奈良 ☀| Comment(2) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日

バースディ・リクエストは?

いつも誕生日には当事者の好きな料理を楽しむことにしている我が家。

二人とも二月、三月の初旬なので、大抵はカニチリやてっちりなのだけれど、
最近の私は手巻き寿司に填まっている。
「けいさんはマイブームが極端に変わるよね」と連れ合い殿は呆れ顔だ。

正月の残りのイクラや数の子もあるし、刺身を何種かで手巻きがいいなぁ。
カンパチが好き、それにカンパチの魚しゃぶも食べたいなぁ。。。
それなら堺の大浜まで行かなきゃならないでしょ。
カンパチはカニやフグと違って比較的安価だし、一尾買いはいろいろ使える
から却って割安になるのも嬉しいのだ。

堺の大浜にある市場からそのまま五條市のJAに直行、野迫川には早く着け
るねと平原綾香をBGMに気分よく走行し、到着してホッと一息つく間もな
く、あの驚きの光景、イノシシの大規模土木工事を目にしたのだった。。。


カンパチは全長67センチ。
カンパチ

まさかイノシシが侵入しているなどとは想像もしていなかったから、大浜の
「魚辰」さんには気軽に南蛮漬け用の小鯵も頼んであった。
アジ
小鯵の横にはキラキラ光るイワシもあり、どうしようかと一瞬悩んだが、こ
れも買ってしまった。
そんなに調理できるの?と呆れるkiiさんを横目にして、これが自らを追
い込むことになるとは知らないままに。。。
イワシ
いろいろ料理を考えて保存しておこうと思ったまではいいが、この日は夜ま
で、座る間も惜しいほど大忙しだった。

私はまずはイノシシに破られた穴の補修に取り掛かり、足元にネットを仮敷
したところで日没になり、その後はイワシの処理。
イワシは110尾も有った。
うち30尾はオレンジを添えてオーブン焼きにしたり、煮つけに使おう。
開いた80尾はどう使おうか。
青紫蘇と梅を巻いて天ぷらも美味しいし、kiiさんのお弁当用の蒲焼きに
も利用する。
何とも情けないが、80尾のイワシの開きで人差し指の爪が割れてしまった。

kiiさんは小鯵とカンパチ担当。
小鯵は32尾あったので半分は南蛮漬け用にし、残り半分の大きめのものを
三枚おろしにして、これはお弁当のフライ用。
アジの調理
そしてカンパチを捌いて、と大忙し。
イノシシでめげているとはいえ、買ってきた魚をまずは処理しなくてはなら
ない。

「ハッサクたまご」を作ろうとハッサクも買ってきたし、ニンニク醤油用の
ニンニクも仕入れてきたけれど、翌日は防獣ネットや掘られた穴の補修に追
われてそこまで手が回らずで、どれも一週間先延ばしになってしまった。
ハッサクやニンニクや

垂らしたネットが効いていたらいいのだけれど。。。


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posted by けい at 06:51| 奈良 ☁| Comment(2) | 食のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月08日

嬉しい宅急便

イノシシの襲来で身も心も落ち込んでいた日、嬉しい宅急便があった。
ブロ友のsakkoさんから届いたのは、手作りのかき餅や生姜のピール、
甘夏のピールやジャム。

かき餅を送りますとのラインは戴いていたが、まさかピールなどが入ってい
るとは思わなかったので、開封して「ワッ、嬉しい!!」と声が漏れた。
宅急便
甘夏のピールに即、手が伸びる。
帰宅したkiiさんも一番最初に甘夏のピールをつまんだ♪

上手に作ってはるなぁ。。。

野迫川村は柑橘類やヤマモモ、イチジクや富有柿が育たない地域。
冬場になるといつも、たわわに実った柑橘類の、目に鮮やかな黄色を羨まし
く眺めているのだ。

こういう恵みが受けられる地は素晴らしいよね。。。
異口同音なのだから顔を見合わせて笑ってしまう。

かき餅も丁寧に作られていて素朴な味わいが何ともいえない。
ジャムはクラッカーで戴く。
生姜のピールは風邪気味の喉に優しい。

気持が少し立ち直れたような気がする。

ゆっくりしみじみと賞味させていただきます。
有難うございました!!


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posted by けい at 07:08| 奈良 ☀| Comment(2) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

招かざる客

土曜日、町での仕事を片付けて道中買い出しも済ませ、気持ち良く山入りし
た。

いつもゲートを開けるのは私なのだが、その際に周囲の様子が何か違うなと
感じた。
臭気もある。。。
戌年生まれのせいか鼻と耳は滅法いい私なのだ。
kiiさんは車でログ前まで上がったが、私は「何か変!!」の原因を探索。

吃驚してのけぞり、声も出なかった。
イノシシの襲来である。
隣地側の防獣ネットに脆弱な部分を見つけたのか、大小6ケ所も破られている。
この十年ほどは鹿とカモシカ、野ウサギに悩まされてきたが、イノシシは暫く
侵入していなかった。

鹿やカモシカはイノシシに比べるとまだ可愛いものだ。
イノシシは目的物の周囲一帯を荒らしまわり、根こそぎダメにしてしまう。

大きな石だろうが樹木だろうが丸太だろうが、彼らはまったく容赦せずに大規
模土木工事を完遂してくれるのだ。
イノシシ1

イノシシ2

イノシシ3
クリスマスホーリーの根元は広範囲に掘り下げられている。

イノシシ4
どうやら一番の狙いは自然薯だったらしい。
先日来「大分大きくなっているだろうから掘ってみようか」とkiiさんが
話していたところだった。

ゆり根は全滅だし、シランは若い美味しそうなところだけを食べて古根は
放り出してある。
トクサやカンゾウ、アヤメなども根茎を食べ尽くされて何にもない状況。
いろいろな植物があちこちに蹴飛ばされ、土に埋もれてもう判らないもの
も多い。

隣地境界際はずっと奥までこんな様子。
イノシシ5
手が回らないので、この防獣ネット付近は修復がかなり遅れるだろう。

必死で補修するもなかなか片付かず。
みぞれの中で作業する手は凍え、虚しさに疲労感だけが増す。
取り敢えずの応急処置を済ませてグッタリしてしまった。
建設的な作業ならともかく、徒労感しかない。
節分の豆まきをするつもりがそれも忘れてしまった。。。

翌日は防獣ネットの下にもう一枚ネットを垂らしておく作業。
60mはあるのでヘロヘロになったが何とか終わらせることができた。
イノシシ7
以前もこんな風に垂らしていたおかげで、イノシシは隣地まで来ていたもの
の侵入は免れていたのだが、いつの間にか草や土が覆いネットの役目を果た
さなくなっていたことに気付かなかった。
これで防御できたらいいのだが、そう甘くは無いだろう。
とにかくイノシシはしつこくて、開拓当初は何度も食べ尽くされた経験がある。

土は雨でボトボトに濡れているので、寄せて根を覆うのが関の山。

シランの古い球根は一部救出したものの、埋めるまでには至らなかった。
イノシシ6

とんだ誕生日になったねとkiiさん。
こんなプレゼントはご免だ!!


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ラベル:イノシシ
posted by けい at 07:56| 奈良 | Comment(4) | 生きものたち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月01日

玉子 ふわふわ

雪と氷で覆われている間は外仕事ができないので、プチ断捨離をしている。
食器などが終わり今は本に移行しているが、これがなかなか進まない。
13本ある本棚の三本がやっと終わったところだ。
何故進まないのか、、、
埃を払い汚れを取り、必要不必要を判断し、「こんな本もあったんだ!」と
時々読みふける。
「この読みふけるという行為があかんのと違う?そういう本は後で読むよう
に、別の箱に取り置いておくとかさ」とkiiさん。
「だって、そうなるとまた整理しなくちゃならなくなるもん」

という訳でまだ料理本棚、新書棚、文庫棚の三本がやっと片付いたところな
のだ。

その文庫棚で「玉子 ふわふわ」を見つけた。
一冊全部が玉子に関するアンソロジー。
37氏のエッセイがこれでもかというほどに玉子愛を伝えてくる。

積読仲間の一冊で埋もれていたらしいが、こういう本が実に多いのが困った
点でもある。
要するに蔵書をまったく把握できていない。。。

玉子ふわふわ
面白くて一気に読んでしまった。
特に気になったエッセイを再読しているが、何度読んでも飽きないのが不思
議だ。
小さな玉子に関して、人がそれに掛ける思いはこれほど大きいのかと可笑し
いやら呆れるやら。

どなたも玉子掛けには一家言あるようで、「いやぁ、わかる、、、」とか
「それはちょっと違うでしょ!?」などと、こちらもつい突っ込んでいた
りして、無意識に発した自分の声に吃驚する。

中里恒子氏の「玉子料理」も楽しい。
文末には東京王子の扇屋の玉子焼が登場しているが、これはずっと私の憧
れの一品で、娘宅に行く機会があれば立ち寄りたいと思いつつまだ果たせ
ていない。
落語の「王子の狐」にも出てくる伝統の玉子焼きなのだそうな。
300年以上の歴史を誇るという厚焼き玉子をぜひ賞味してみたいものだ。

室生朝子氏の「金沢式の玉子焼」にもそそられる。

一番気になったのが山本精一氏の書かれた「たまごの中の中」
この文中に登場している「ハッサクたまご」にはずっこけた。
その内容は詳しくは書けないが、材料はハッサクと砂糖と卵の黄身なのだ
そうな。
こんな妙な食べ物をまだ見たことがない。
想像の世界で悶えているのは苦しいので、今日はハッサクを買いに行こう。


巻末にある編者・早川茉莉氏の編者解説がまた面白い。
玉子愛をここまで訴えられたら、これは絶対に今夜も玉子料理でしょう!?


玉子に関してはHP野迫川倶楽部のコンテンツの一つ「つれづれなるままに」
に書いたことが有る。
2007/3/20「玉子は卵」
http://nosegawaclub.sakuraweb.com/hitorigoto07/07-03.html

これを書いた当時に購入していた玉子屋さんは、諸般の事情により今は利用
していない。
何処かいい処はないものかと探していたら、JAで客同士が話しているのを
小耳にはさんだ。

「此処のは美味しいんだよね!!」

早速賞味してみたら「なるほど!」
掛け玉子は勿論、目玉焼き、厚焼き、オムレツにしても美味しいが、ゆで卵
も何とも言えない旨さで二個目につい手が伸びる。

かけ玉子とゆで卵が美味しいのは本物だという、亡母からの変な刷り込みが
あり、以来 娘宅にも「タマゴのたけむら」の「大和の恵卵」(やまとのめぐみらん)
を生掛け玉子用として送るようになっている。
大和の恵卵
本人の希望により、kiiさんのお弁当には塩味の卵焼きを必ず入れるので、
一週間の消費量としては20個は使っているだろう。

私は塩と砂糖で味付けしたものが好きだが、一緒に暮らしてもう50年にな
ろうというのに、そこのところはいまだに妥協できない二人である。


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玉子 ふわふわ・追記
posted by けい at 06:47| 奈良 ☁| Comment(2) | 食のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする