その時分に、もうそこそこ年配の方だったから、収集されているものも多岐
に渡っており、鉢数も半端ではなかった。
その中で一番目を引いていたのが、万年青群だった。
上等の鉢に植え込まれていた、名のある万年青の数々を思い出す。
その方の影響も多少はあり、いつの間にか万年青は地味だけれど好きな植物
の一つになっていた。
斑入りや覆輪、縞の他に、広葉、細葉、剣葉の葉の形の変化にも心を惹かれ、
竜葉(りゅうば)やガシ竜、玉竜の面白さに目を見張った日々が懐かしく思
い出される。そういえばユズ肌などと呼ばれる品種もあった。
頂いた価値のありそうな品種は経年のうちに枯らしてしまい、今は名もなき
万年青ばかりになってしまっている。。。


細葉には実がついていなかった。



そういえば、一番小振りの株を幾つかこの辺りに植え込んだのだったが、消
えてしまったかな。
枯れ木や落ち葉をかき分けてごそごそして、一株だけ発見。

クリスマスローズはちょい齧りしてみるのに、なぜか万年青は獣たちに避け
られている様子。
スズランなどは平気で口にするのに、植物の毒性にも好き嫌いがあるのか。
近年 凍てる寒さにもようやく馴染んでくれたようで、思いがけない場所に
増え始めているのが嬉しい。
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「か〜ぜ、ひいてまんねん」
「確かそんなCMが昔あった気がするけれど、最近見かけないよね」
「何を暢気なことを言ってるのさ。早く治してくださいよ!!」
大風邪をひいて寝込んでます。咳き込んだせいで喉の古傷が痛んでます。
暮れの繁忙期、皆様くれぐれもご用心くださいね。
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