2009年04月10日

ヤマガラ

ヒガラの巣を乗っ取ったヤマガラは、セッセと巣作りに励んでいる様子。
主の留守の間にこっそり巣箱を覗いてみたら、苔がだんだん嵩を増している。

一羽が巣箱に直行すると、もう一羽が「ニィ、ニィ、ニィ」と鳴きながら見守っている。
囀りの「ツツピー、ツツピー」は可愛いけれど、地鳴きといわれる「ニィ、ニィ、ニィ」
はあまり美しくは聞こえない。
おまけに、小柄なのに大きな声である。
時々、ログの窓の先50cmほどのところをチョンチョンと歩く。
知らずにお互いに見合ってしまい、吃驚する場面がしばしばあるが、驚かせたく
ないので、そのときの私は固まっている。

ヤマガラはつがいで行動するのだと図鑑には書いてあるが、確かにいつも二羽である。
仲良し夫婦は微笑ましいものだ。
いつか昔、自分たちにもそんな時期があった、などと思い返しながら眺めている。
ヤマガラ
余談になるけれど、シジュウカラは一夫二妻、ウグイス、ミソサザイは一夫多妻
だそうな。
オオルリやヤマガラには一夫一婦の微笑ましい姿を見せてもらっているけれど、
ウグイスやミソサザイって、なんだかね。
庭の中にウグイスの幾つもの巣があるのを、ずっと不思議に思っていたのだが、それで
ようやく合点がいった気がする。

「森に生きるヤマガラ」(樋口広芳著/小峰書店刊)という本があり、読みたくて
ダンボール箱を幾つか探したが見当たらない。
こんなことばかりしているので、早く書庫が欲しいのである。
「家造りでしょ。田舎暮らしのあれこれに庭造りの手伝いでしょ。納屋も書庫も
早く欲しいんでしょ。たまんないよ」とkiiさん。
私は平然とひと言。「そうよ!」


庭に鳥たちが訪れるのは楽しいもの。
新しい訪れがあるたびに、歓声を上げる。
山の庭で確認している鳥たちはもう30種を超えるが、姿を容易に見せないものも
あるから、まだまだ住み着いた後の楽しみは大きい。
庭の主のオオルリやウグイス、ヤマガラやホオジロにヒガラ、昨年から仲間入りした
ミソサザイ、この季節になると、その囀りを早朝から夕方まで聞くことになるのだが、
煩いと感じるどころか飽きることもない。
鳥の声とせせらぎの音、この自然界のシンフォニーを聴きながら作業できるのは
なんと幸せだろう。

ところで、巣箱や給餌台を掛けはするが、私は給餌は冬場だけと決めている。
給餌することによる野鳥の保護は、本来彼らが餌としてきたものとは異なるものも多く、
また生態系のバランスを崩す一因にもなり兼ねないとか。
餌を与え続けることで、彼らの野生の本能を弱めることにもなるやもしれない。
ネットの親しいお友達には鳥に詳しい方たちも多く、以前からそう見聞して、
ありがたいことに多少は勉強させてもいただいた。
過干渉は対象を弱らせる元、これは相手が何であれ言えること。
それを踏まえて、彼らの野生を尊重し、控えめなファンであり続けたいと思っている。
posted by けい at 09:25| 奈良 | Comment(6) | TrackBack(0) | 生きものたち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
ヤマガラさんのご夫婦・・・かわいいな。
ウチにも今、ゴジュウカラさんのご夫婦が毎日来ています。
ウチでは小鳥を飼っているので、そのエサを吹いたカスが家の近くに落ちているのですね。それを狙ってご夫婦でいらっしゃいます。(笑)
でもほんとに、あまり過干渉はいけないですね。
そう思っていても、子育てが終わるのか、理由はわかりませんが、小鳥たちがエサをもらいに来るのはなぜか春まだ浅いころまで。
夏にもエサのカスは落ちているはずなのに、まったく姿を見せなくなります。
ウチの山がまだまだ豊か・・・ってことかな。
夏になればおいしい食べ物がきっとたくさん山にあるんでしょうからね。(^0^)
Posted by みる at 2009年04月10日 15:09
☆みるさん、こんばんは。

ゴジュウカラさんご夫婦ですか!
今図鑑を見ていますが、可愛い鳥ですね。

シジュウカラは来訪しますが、ゴジュウカラはまだ見たことが
ありません。
もっとも、気付かずに見過ごしてしまっているのかも...。

いろんな考え方がありますよね。
うちも雪のある間とか凍てついている期間だけ、貰いにやって
きます。
それで寒を生き延びれているのかも...。
でも自助努力ができる時期は、ご自分でどうぞ...ですよね。
自分たちに合った食べ物を摂取することも大事だと思ってます。
冷たいようですが、野生のものはペットじゃないですものね。
Posted by けい at 2009年04月10日 21:38
こんばんは
けいさん耳が痛いよう
もう終わりと決めてからもう1か月以上
軒下まで催促に来られてついついです。
ヤマガラかわいいですね。
ご近所で飼っている人が多いいのです。
鳴き方はシジュウカラにも似ていますね。
やっと鶯の声があちこちで聞けるようになりました。
けいさんのところより一か月以上も遅れていますね。
暖かな日差しの中で鶯の声を聞いていると
心がなごみますね。
Posted by ねねまぁにゃ at 2009年04月10日 21:48
☆ねねまぁにゃさん、こんばんは。

ヤマガラって慣れやすいのかもですね。
昔からおみくじ引き芸などもありましたよね。
ご近所に飼っている人が多いということは、
そんな地域性もあるのではないでしょうか?

いろんな考え方があるものね。
私はこう思うというだけですから...。
庭に野鳥がたくさん来てくれるでしょ。
いろいろ考えさせられることも多くなっています。
Posted by けい at 2009年04月10日 22:24
畑に行っては小鳥の被害を嘆いているsakkoです・・・とほほ・・・
ヤマガラ・・・・わ〜〜可愛い。目がいいですね。
鳥にも一夫一婦、一夫二妻、一夫多妻があるのですね。
へ〜〜〜感心しています。
一夫二妻、???複雑ですね。子育てはどうなるのかな?
けいさんのところは色々な小鳥たちが来て
観察も楽しみですね。
私のところは昨年初めてキジバトが巣を作りましたが、
今も電線に止まっているキジバトを見るとあの「キバちゃんかな?」と
手を振っています。
今年も巣を作りに来てくれないかなと待っています。

でも畑のからすとヒヨドリにはお手上げです。
Posted by sakko at 2009年04月11日 08:15
☆sakkoさん、おはようございます。

いい表情が撮れましたでしょ♪
脅かさないようにヒッソリと行動しているんですよ。
もう疲れちゃいました。

ヤマガラはほんとうに夫婦仲良しですね。
羨ましい感じ...。(笑)

鳥の巣もいろいろで面白いですよね。
「巣・卵図鑑」が欲しいのですけど、高価だし考えてしまいます。
Posted by けい at 2009年04月11日 08:58
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