2009年04月16日

ホダ木の本伏せ

椎茸の植菌を済ませて仮伏せしてあったものを、本伏せ場所に移動させるのが
今回の作業。
一日目は第一回の植菌分を運び上げる。
一回目の分はそこそこの太さだから持ち運べないことはないと、身体を使って
苦役でござる。

45本のホダ木を、30メートルほど先までエッチラオッチラ運び上げるのだが、
妙に疲れたと思ったら、30m×40回(細いのを二本ずつ運んだときもあったから)
の往復で×2。ギエッ、計算してたまげてしまった。
一気にこれだけ歩いたことになるの?
おまけに重いものを持っての坂道だし、足腰ガタガタになってしまった。

kiiさんは私がポイッと置いてしまった所から、横木を張った本伏せ場所まで
持ち上げるのだが、それも急な斜面だからかなりきつかったことだろう。
一日目、運び上げたホダ木

一日目、運び上げたホダ木
それでも頑張った甲斐があり、眺めれば(かなり手前味噌だが)美しさを感じる。

翌日は村の親しい友人福田さんが助っ人を申し出てくださる。
二回目の植菌分の、あの太いホダ木の移動なのだ。

kiiさんの頭の中では既に空中遊泳方式が固まっていたようで、朝からごそごそ
準備をしている。
「こういうふうにするんだよ」と説明されてもイマイチ掴み切れていない私は、かなり不安。
手動のウィンチを固定して線を張り、電動のウインチで移動させる。
少ない道具を最大限に利用して遥か二段越えのその先まで運び上げようというわけ。

空中遊泳方式、林業では「運材索道」もしくは「架線集材」という言葉で表現される
のだと、ネットのお仲間の愛知のNaoさんから教えていただいた。

二日目、空中遊泳だよ
たまたま立ち寄った村の人も「いいところに来たね」と手伝いに駆り出される。
お陰様で、電動ウィンチのスイッチ係りだった私は、途中経過を写す余裕ができた。

「素人がよくこんなことを考えるなぁ...」と、みんなで唖然。
素人だから考えるのかもね。
kiiさんの居る所が本伏せ場所
kiiさんが居る所が、二段上のそのまた先の本伏せ場所。
結構壮観
太くて重いホダ木が上がっていく様子は結構壮観。
太い分が運び上げられた
運び上げられたホダ木。

細めのホダ木は人力で
細めのホダ木は昨日と同じくで、人力で本伏せ場へ運び上げてくださる。
午前中でここまでの作業完了。
皆様お疲れ様でした&ありがとうございました!

午後からは横木を張りホダ木をもたれ掛からせる作業。
重いから手伝おうと申し出たけれど、一人で何とかなるからと解放され、私は庭仕事へ。
起こして、もたせ掛け寒冷紗を張る
真夏は陽が当たらないのだが、この季節は思いのほか日照があり、寒冷紗を張る。


そうそう、今年もオオルリが帰ってきた。
思わず異口同音に「るりちゃん、帰ってきたね!」
待っていたのだものね...。
ツツドリやコジュケイも鳴き出して、ますます賑やかになってきた。

オオルリの声はどうしてこんなにも美しいのだろう。
いくら他の鳥の鳴き方を真似てみても、声が美しすぎるのでまる判りなのだ♪
posted by けい at 22:00| 奈良 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやぁ、大変でしたね!

でも皆さんのお力で、運ぶことができて良かった、良かった。
これも、周りの方々と仲良くしていたおかげですね。
けいさんとkiiさんの人徳もあるでしょうね。
山の暮らしは、助け合いが必要。
時に、命にも関わる仕事ですから、気が抜けません。
Naoさんの空中遊泳方式、頭イイ!
プロの技ですね。
kiiさんの後姿がプロの樵に見えてきた!(笑)

↓十月桜、酔っ払った桜みたい。なんか色っぽい♪

ご苦労さまでした!

Posted by モモカナール at 2009年04月17日 02:24
お疲れさんどしたな〜〜。
私がまだ子供だったころは、山から木を切り出す製材所のおっちゃんたちが大勢いて、今では見なくなったのかもしれないけど、
遠くの山からトラックを止められる道路まで、空中高く張られたワイヤーに木の束がくくりつけられて、びよ〜〜んと空を渡っていたよ。
あれに乗って空を渡れたら、気持ちいいな〜って思ったわ。
椎茸、今植えたのは、秋から生えるの?
労働の代価はうまい椎茸なんだね〜。
Posted by ann at 2009年04月17日 06:49
☆モモカナールさん、おはようございます。

kiiさんも少ない道具の活用で、いろいろ考えるものでしょ。
村の人も、「物を上げるのにこの方式はいいなぁ、真似しよう」
ですって...。
ウィンチは手動も電動も、我が家では大活躍です。

ようやく桜ですけど、今回はホダ木の移動があり、ゆっくり
楽しめなかったです。
本番の桜たちは第二陣なんですけどね。
週末が休めるかどうか、微妙なんですって。
宴会だよ、宴会!!
Posted by けい at 2009年04月17日 07:00
☆annさん、おはようございます。

そういえばと、作業を見ながら思い出してました。
高い山に架線されてなにやら移動していたっけ...。
その超ミニチュア版ですね。
ウィンチを二台使って、思ったより意外とスムーズに
いきました。

椎茸ね、この秋は無理じゃないかしら。
来春には顔を拝めるかも...。
うまくいったら、嬉しいなぁ。
Posted by けい at 2009年04月17日 07:12
ほだ木・・・すごく太い!
こういう太いほだ木からは、大きな椎茸が取れるって聞いたことがありますから、楽しみですね!
私は十勝に移住する前に3年ほど九州の大分県に住んでいました。
大分は原木椎茸の産地ですから、山の杉林の中に、こんなふうにたくさんほだ木が並んでいて、とてもきれいだったのを思い出します。
それにしてもかなりの斜面。
運び上げるの、大変でしたね。
ウィンチとか、いろんな工夫をなさって、それってすごく大切なことだと思います。
山の花たちもとってもきれい。
十勝にオオルリさんが来るのはまだ、もう少し先ですね。
Posted by みる at 2009年04月17日 16:45
☆みるさん、こんばんは。

太いホダ木は少し永く出ると聞いていますが、大きいのも出るの??
それは嬉しいです。
期待しておこう...。♪
でもまだ椎茸はないので、出盛りの安いのを買ってきて、干し椎茸に
しています。
来年は自家製だぞと思いながら、でも、そう上手くいくかな?(笑)

ホダ木置き場、みるさんのお宅の冷蔵庫までの斜面ぐらいはあります??
足るを知る生活、再び肝に銘じて頑張ります。

オオルリってどんなに汚い(?)声で鳴いても、「アッ、オオルリッ」と
判るんですよね。
今はウグイスの美声も霞みがちですよ。
Posted by けい at 2009年04月17日 19:52
こんばんは
みなさんのコメントを読んでいて
私も高い山からワイヤーで丸太が吊るされてくる
光景を思い出していました。
育ったところは高い山はなかったのですが
出先で出会ったその光景には目を見張るものがありました。
またがんばったのですね。
でも神様はご褒美を用意してくれていましたね。
オオルリ今年もアップしてもらえそうですね。
楽しみです。物まねも上手なのですか?
ほんわか幸せ気分にしてくれる鶯を上回る
美声いって どんな声でしょう。
コゴミ早いですね。地面に近いものは
野迫川が、タラの芽のように木の上は
こちらの方が早いのでしょうか
オオルリも山菜料理もどちらもこれから先が
ますます楽しみです。
Posted by ねねまぁにゃ at 2009年04月17日 21:11
☆ねねまぁにゃさん、おはようございます。

大仕事が終わって、とりあえず一段落。
kiiさんは草刈りと兼業ながらも、家造りに復帰できそうです。

まだ小さな移植が残っていますが、もう暖かくなってしまったから
植え傷みがするでしょうね。
椿が全部残ってしまいましたが、来春まで延ばそうかと思案しています。

るりちゃんね、帰って来ましたよ。
雌がちらりと姿を見せてくれました。
オオルリは他の鳥の鳴き真似をすると、研究観察をされている方に
教えていただいたのですが、ほんとうに真似上手ですよ。
今はね、ミソサザイやコジュケイの真似をするんです。
笑ってしまうのよ。
確かに調子は真似ているけれど、声が良すぎるのよね。(笑)
楽しませてくれます♪
Posted by けい at 2009年04月18日 06:58
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