2009年04月29日

帰ってきたオオルリ

先日から美声で囀りはじめたオオルリに、今年も帰ってきてくれたと大きな喜びを
感じていた。
作業の手を休めて、つい聴き入っている二人である。

この日も「ほんとうにいい声だね」と惚れ惚れしながら耳を傾けていたそのとき、
「けいさん、カメラ、早く!!」とkiiさんが気ぜわしげに小さく叫ぶ。
指差す先、ケヤキのてっぺんにオオルリの姿が...。
慌ててカメラを取り、スイッチオンももどかしく構えるが遠い。
オオルリ

オオルリ
いっぱいに引いてこれぐらい。
左右を見ながら警戒中なのか...。

オオルリが建築中のリビングキッチンに巣を作ってしまったのは三年前のことだった。
それ以後も毎年この季節になると帰ってくるが、あの時に驚かせてしまったのか、
もうコリゴリだと思われたのか、声はすれども姿は見せず。
今年、雌はシラカバに瞬時止まっているのを見かけたが、雄はあれ以来初めての
御目文字だった。
遠くからでもその美しい青が目に鮮やかである。

2006年6月
【オオルリ夫婦の子育て】


感激の二人はかなり興奮気味で、気になって気になって、作業が手に付かない有様。(笑)
じつに困ったものだ。
お茶をしながらも、ついキョロキョロ見回してしまう。
決して他の鳥たちを忘れたわけではないのだが、あの子育てを間近でつぶさに見、
そして雛たちの初めての飛翔を傍らで応援して以来、彼らは私たちにとって格別の
存在なのである。

それが、である。
丸二年も声のみだった彼らが、今春は妙に庭を巡り出している。
木々を巡るそれが、あの年と同じパターンなのだ。
紅玉を渡り飛び、桜へ、桜からケヤキにとあの年もそうだった。
そして巣を作った。
オオルリ
「きた!!」
一番近いリンゴの木に姿を見せるのも同じ。

早朝にはログの傍らで雌の鳴き声もする。
鳴き方は雄よりも短いが、美しく優しい声はあの子育てのとき耳にして、リズムまでも
忘れられるものではない。

期待感を抱かせるような彼らの行動に、胸がわくわくしている。
前回に巣作りした棚は工事の進行に伴い外してしまったので、翌年kiiさんは
ロフトのベランダの上に棚を作った。(↓青い矢印の所)
使ってくれるかな
不細工なものを...と私からはかなりブーイングを受けていたのだが、期待も
虚しく、一昨年も昨年も利用してもらえる気配はなかった。
ひょっとして今年は??
でも、巣を作ってくれなくても、庭を餌場にして姿を見せてくれるだけでいい。

オオルリを目にして、ますます落ち着かなくなってきた二人である。
posted by けい at 21:00| 奈良 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 生きものたち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
オオルリ 感激です。
里帰りですね。
また子育ての様子がみえたら
こちらまで、万々歳です。
身近にたくさんの小鳥がいて
それだけで心豊かになりますね。
けいさんのところはプラス要因が
たくさんで、ハートがパンパンに
膨れ上がっていそうですが・・・
ヤマガラさんもヒガラさんも
オオルリさんも元気に子育て
出来ますように・・・
これからもますます楽しみです。
Posted by ねねまぁにゃ at 2009年04月30日 06:35
お早うございます
↓昨日の朝は寒かったですね。
さすが、野迫川村・・・霜が降りましたね。
連休まで待てばよかった夏野菜の植え付けです。
毎朝はらはらしています。

オオルリ、帰って来たのですね。
06,6月「オオルリ夫婦の子育て」読みました。
巣立つのはある日突然ではなくて練習をしてからなんですね。
読みながら「我が家のキバちゃんの巣立ち」を思い出していました。
一人っ子になったキバちゃん、
ぽつんと1羽とまっているキジバトを見たら「キバちゃん?」と声をかけています
今年はあの青い矢印の棚に巣を作ってくれるといいですね。
Posted by sakko at 2009年04月30日 07:06
☆ねねまぁにゃさん、おはようございます。

オオルリ、毎年帰ってきていたのは鳴き声で判っていたのですが、
あれ以来容易に姿を見せてくれず、ガッカリを繰り返していました。
姿を見せてくれたのは久々で、大感激でした♪
お陰で、二人とも仕事が手に付かないの...。(笑)

困った、困ったといいながら、表情はつい笑っているものね。
でもねその代わり、早朝5時半から作業に掛かってますよ。
走るときは突っ走っています。
そんなことをするから、肩が痛い、歯が浮く、おまけに
おばぁさん歩きになってますけど、そこのところは想像しないでね。
Posted by けい at 2009年04月30日 08:30
☆sakkoさん、おはようございます。

今頃0℃ですものね。
氷も張っていましたよ。
サクランボもダメかも...。
植付けをしていなくて気が焦っていたのですが、よかった
と言っていいのでしょうか...。

オオルリ、庭の中を飛びまわっていますよ。
あっちへチョン、こっちへチョン、あっ通路に降り立った...。
眺めていてこれほど飽きない鳥って、まぁないと思います。
姿が飛びっきりいいですし、鳴き声も最高に美しいです。
オオルリが囀りはじめると、あのウグイスやミソサザイさえ
陰が薄くなる気がします。
翻弄されている気分ですよ。(笑)
Posted by けい at 2009年04月30日 08:39
オオルリ、鮮やかなブルーが美しい上に、そんな声が素晴らしいなんて、素敵。
ちゃんと戻ってきてくれるのは、感激ですね!
子供も育ってまた戻ってきてくれているんでしょうね。

さっき、東京に戻りました。
最後の日は、エゾエンコグサとカタクリの群生を見ました!
それに、ショウジョウバカマも、けいさんのところで見ていたので、すぐわかりました。
アマナも見ました!
花が思ったより小さいのですね。
実際に見ると、可愛くて確かに食べる気にならない(笑)
Posted by モモカナール at 2009年04月30日 13:43
☆モモカナールさん、お帰りなさい!!

嵐を呼ぶ女、いや春の雪と共に訪れたモモカナールさん。(笑)
さぞ、吃驚したことでしょうね。
別天地の感があるでしょう?
それも道東巡りは一番北海道らしいかもよ。
帯広出身だからというわけではないのですが、やわでない北海道が
好きです!

エゾエンコグサとカタクリの群生、心に焼きつくでしょ。
アマナ、
誰? 食べてみることを勧めていたのは...。(笑)
食べたいなんていう人には「オニ!!」と言いたくなるでしょう??

オオルリね、姿がいいでしょ。
幸せの青い鳥かも♪
Posted by けい at 2009年04月30日 18:07
けいさん、オオルリがやって来たんですね!
すごいすごい・・・本でしか見たことない鳥が庭にやってくるなんてけいさんの庭はほんと野鳥の住みやすい環境なんですね。
3年前の記事も読ませていただきました、感動です。
巣作りから巣立ちまでけいさんたちがどんなに神経を使って過ごされたのか想像もつきませんが鳥たちは安全な場所だということが伝わったのでしょうね。

鳴き声を検索して聞いてみましたがほんと鈴をころがすような良い声ですね。いつかは聞いてみたいけど東北にもいるのかな。
また様子を教えてくださいね。
青い鳥、姿を見せてくれてがんばっているけいさんたちに良い事がありそうな・・・。

それにしてもご自宅から10年以上も通われている山の家、距離はどれくらいなんでしょう・・・すごすぎ。
Posted by ミント at 2009年05月01日 06:15
けいさん!大興奮ですね!
いいなあ〜、「鳥に邪魔されて、忙しいのに仕事がはかどらない」なんて、嘆いている振りをしながら、実はうれしいんですね。
私もミントさん同様、三年前の記事を読んで、オオルリのさえずりを検索して聞きました。
私もおじいさんの家に行くと山の中なので、鳥の声がシャワーのように降り注ぎます。
その中で聞き分けられるのはウグイスやホトトギス、キジなど、数種類だけなんです。
オオルリの声も聞き分けられない鳥の声の中に入っているのかなあ。
姿が見えないのでわかりようもないです。
ミントさんの庭も自然の豊かなところのようですし、庭に来る鳥の中にオオルリもいるかもしれないですね。
いいなあ。
うちにいる鳥で、私が見分けられるのは、セキレイかヒバリかモズかケリか・・・・。
彼らだってそれなりにかわいいし、ユニークなんだけど、鳥を撮影できるズームのカメラが欲しいわ。
Posted by ann at 2009年05月01日 06:53
☆ミントさん、おはようございます。

オオルリの鳴き声って素晴らしいでしょう?
通常の鳴き方も勿論ステキですが、オオルリはとても賢い鳥でね、
鳴き真似もとても上手なんですよ。
本物よりも美しい声だからすぐに判ってしまいます。(笑)
コジュケイヤミソサザイの鳴き真似など最高に笑えます。

北海道や東北地方にも渡ると聞いていますから、ひょっとして
ミントさんも声は聞いているかもですよ。
ウグイス・コマドリと共に日本の三鳴鳥と言われていますが、
三鳴鳥の中では姿は一番かもですね。

お尋ねの件、
山の家は大阪からは車で二時間弱です。
逆に言えば、二時間弱しか離れていないのに、気候は全く異なる
地域なんです。
不思議でしょう?
大阪は猛暑酷暑の熱帯夜でも、野迫川村は朝晩、エアコン、扇風機
不要の別天地なんですよ。
Posted by けい at 2009年05月01日 07:23
☆annさん、おはようございます。

イヤァ、しっかり読まれてますね。
そうなの。
嘆いている振りをしているけれど、すご〜く嬉しいわ。(笑)

私もね三年前の子育てを傍らで見るまでは、「オオルリだと思う
鳴き声」ぐらいにしか判らなかったんです。
あの時にいろんな鳴き方を聞いて、いくら真似をされても判るように
なりました。
annさんもそうとは知らずに、聞いている可能性大じゃないかしら?

今ねツツドリが来ています。
カッコウが来て、ホトトギスが訪れるようになると脅威なんです。
彼らのことは「託卵三姉妹」と呼んでいるんですよ。
オオルリの巣にも託卵するそうだから、気になって仕方がありません。
でもね、カッコウは原風景の中にあってやっぱり好きだし、困るなぁ。

野鳥が増えて気付いたことがあります。
最近、蝶が減っている。
どちらも欲しい...。(笑)
Posted by けい at 2009年05月01日 07:35
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