漁師さんには本当に気の毒だと思うが、不景気風をもろに受ける庶民にとっては
ありがたい話。
おまけに私は、毎日秋刀魚をいただいても飽きないという、大の秋刀魚好き。
kiiさんに「また今日も?」と厭な顔をされようが、一人わが道を行くのだ!!
思ひにはふけらないが、独りしみじみと秋刀魚を喰らう。
A新聞の土曜日の朝刊折込の別紙「be」に載っていたのが
「今年も食べたい秋の味覚」
二位を引き離してダントツの一位だったのが秋刀魚で、以下新米、梨、松茸、
栗、柿と続く。
それほどに秋刀魚は、大衆から支持されているということか。
超安値(漁師さんに申し訳ないから価格は表記できない)のときは、どっと
20尾ほどを買い込んで豊かな気分になる。
いじらしくて可愛いと思わない??
スルメイカ、さんま、いわし、あじの類はどんな料理にでも使えるという
バリエーションの豊かさが嬉しい。
家族が少ないからなどという躊躇は馬鹿げた話だ!!
安けりゃまとめ買いは当然でしょう。
後の始末なんて、「へい、へい、へっちゃら〜」鼻歌まで飛び出す。
そう、秋刀魚の話だった。

20尾の内訳は?
もっとも、いかに秋刀魚好きとはいえ、一日で消費したのではないので念のため。
一週間ほど秋刀魚料理を楽しんだ...。
鮮度がいいうちにと2尾は刺身に、5尾は酢漬けにして内1尾はキズシでいただき、
残りは定番のさいら寿司にした。
2尾は焼いて大根おろしや生姜・柚子のたっぷり添え、2尾は三枚に下ろして
氷温室で保存し、白葱や青紫蘇と練り梅を巻いて焼いた。
この秋刀魚の巻き焼きは、おしゃれで粋な一品になる。
アッという間にお腹に納まってしまい、写真を撮り忘れた。
1尾は甘辛く蒲焼風にしてお弁当に入れ、残りはみんな佃煮風に。
以前にようちゃんばあばさんのところで秋刀魚の佃煮を拝見して、我が家風に
アレンジして作ったのがこれ。

kiiさんが殊の外気に入ったようで、すぐになくなってしまったが、そのときの
言葉がこうだった。
「すごく美味しいね!!酒の肴にも弁当のお菜にも最高だよ。だけどさ、私は昆布と
生姜と青唐辛子で我慢するから、けいさんには大好物の秋刀魚を全部あげるよ」
それってどういうことよね??
秋刀魚から出る旨みが昆布と生姜と青唐辛子にしみ込んで、どれほど美味しく
なることか。
それはため息が出るほどなのだが、特に昆布は秀逸なのである。
反対に、秋刀魚は少し味わいが弱くなる気がする。
今回はその昆布と生姜と青唐辛子を、「これでもか!」というぐらいにどっさり
入れた。
↓でヒラタケを乾している横で、大鍋でぐつぐつ煮込んでいたのがこれだった。

それがである。
この量には「参った、もう飽きた!」というかと思ったら、「美味しいね!!」
と飽きずに口にしているkiiさんなのである。
そうそう、秋刀魚の骨ってどうされます?
“捨てる派”が多いかな?
三枚に下ろした時の秋刀魚の骨は、じっくり揚げて骨せんべいに。

今回は醤油下地にちょっとの間漬けたから色が濃いけれど、素揚げにして塩を
パラリでも美味しい。
「骨粗しょう症はあなたには無関係でしょう」というお墨付きを頂いているのは、
昔からこういうのが好きだからかもね。
サンマの佃煮、とっても美味しそうで作ってみたいのだけれど、骨まで柔らかいですか?
サンマの梅煮など、骨が嫌で滅多に作らないのですが、お店で買うものは骨まで食べられますものね。圧力鍋を買わないとダメなのかしら?
それとも、2、3時間煮るものなのかしら?
今まで上手くできた試しががないのです(涙)
骨せんべい、以前にも拝見して美味しそうだなぁと思っているのだけれど、ナカナカいっぺんに三枚おろしすることなくて、機会がなくて残念だワ〜。
これだけのレパートリーをお持ちだったら いくらあっても 飽きずに
食べられますね。尊敬します。
レパートリーに 佃煮を取り入れてくださって どんどん進化して
もう すっかり けいさん家の味になりましたね。
けいさんには時間が何時間あるのでしょう。
いろいろ忙しくしているのに
いつもいろんな料理を工夫して
美味しく食べていますね。
圧力鍋を処分してからさんまの煮ものを
作らなくなってしまいましたが
この佃煮はおいしそうですね。
七輪を出してコトコト煮てみます。
材料はさんま、しょうが、こぶと青トウガラシ(ししとう?)
ですか?
秋刀魚、ほんと好きですね!!
スルメイカ、さんま、いわし、あじは、安ければ
一箱買いしたいぐらいです。
もっと煮ると骨まで柔らかくなるのでしょうが、
それでは秋刀魚の味が抜けそうですし、それに
昆布が最優先なのでそこそこで止めてます。
何しろ佃煮風...。(笑)
うちのは中骨も噛めるかな・・・ぐらい。
でも、そのぐらいがどちらも一番美味しいような
気がします。
サンマは豆板醤やコチュジャンを使って甘辛く煮たり、
梅煮もしますけど、煮たものではこの佃煮風が一番
美味しいかも。
コトコト小さい火で煮るだけだから簡単よ。
私でもできるんだもの♪
秋刀魚の佃煮を、佃煮風に勝手にアレンジして
しまいました。(笑)
昆布がとっても美味しくなって、今では連れ合いの
大好物になりました。
昨夜で切れてしまったのですが、いかにも残念そう。
ありがとうございました!!
佃煮にしてしまうと秋刀魚の味わいが抜けそうで、
昆布どっさり佃煮風なんです。
何しろ秋刀魚好き。(笑)
昆布が絶品なの。
圧力鍋は全然使っていませんし、七輪でコトコトなら
最高ですね。
人様のレシピを勝手にテキトーに我が家風にアレンジ
してしまってね、
でも基本はきちんと守ってますよ。
腹を抜いてぶつ切りにした秋刀魚は薄く塩をして少し置き、
熱湯に酢を加えた中でぐらぐらさせる。
ザルに開けて湯を切り、煮立たせた鍋の中に入れて後、火を弱めて
コトコト...。
調味料は酒、みりん、醤油のみ。
材料はさんまに多めの生姜と昆布、青トウガラシ。
じつはこの青唐辛子はねねまぁにゃさんに戴いたものです。
福耳などの大きめの唐辛子があったでしょ。
冷蔵庫で大事に保存してあったのをここぞばかりに使いました。
福耳が最高に美味しくなりますよ。
見てね!!
けいさんレシピありがとうございます。
塩を振って少し置くのと酢入りの熱湯で湯がくのは
考えていませんでした。
今日さんまを5匹買ってきたので明日さっそく作ってみます。
昨日作られたのですよね?
上手くいきました??
福耳が絶品でしょ!!