2010年01月15日

土砂崩れのこと

野迫川の隣村である大塔村、現在市町村合併で五條市大塔になっているが、その
野迫川寄りの一角にはよく土砂崩れを起こす場所があり、現在も一ヶ所は危険箇所
である旨の提示がされている。
村の知人から通行止めになっていると話を聞いたのは年始だったが、最近知った
“別ルート”で野迫川入りしているので、まだ現場は見ていなかった。

野迫川に入るルートは何本かあるが、玉川峡ルートが工事中のため、大きな
二本が現在閉ざされていることになる。
そのせいか、私たちと同じルートを利用するのであろう、前面の県道を通行する
見かけない車が多い気がする。

たまたま所用で出かけた折り、崩落現場まで足を延ばしてみた。
てっきりそうだと思い込んでいたら、危険箇所表示がされている場所ではなかった。

なんと、なんと...。
此処はしょっちゅう崩壊事故を起こし、頻繁に工事している所ではないか。
崩落現場
ものものしい通行止めにギョッとさせられる。

恐々近づいてみる。
土砂崩れ1
野迫川に通い出してから、何度この場所の崩落を目にしたことだろう。
つい先頃(昨年だったか・・・?)も、長期間に渡り大掛かりな工事をして
いたはず。
それがどうだろう...。

土砂崩れの規模は以前よりも相当に拡大している。
土砂崩れ2

土砂崩れ3
パノラマにすると規模の大きさがわかるのだが...。
この二枚、上の画像が右部分。
二枚目の左部分の奥まで崩壊は広がっている。
(今回は右から左へとパノラマ画像を撮ったが、それでは合成できないことが
判明。左から右へ撮ってみると上手くいくのだから、説明書にはその旨明記
しておいて欲しいものだ。)

最近降る重くて湿った雪が原因なのか、そんな雪にさえ弱いのか、そこまで
土壌が緩くなっているのなら、根本的なしかるべき処置を早急に取っていただき
たいものである。
この道は、設備の整った医療機関へ怪我人や急病人を運ぶための、大切なルート。
kiiさんが怪我をしたときも、この道が必須だった。
大回りで所要時間が大幅に掛かれば助かるものも助からない、そんな緊急事態
にはどう対処したらいいのだろう。

しかしである...。
市町村合併後、弱い立場の者たちはますます捨て置かれている、そんな危機感を
抱いているのは私たちだけだろうか。
posted by けい at 10:30| 奈良 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
けいさん、こんにちは!
ホントにすごい土砂崩れですね!
これはひどい!
山里に住んでいると、道路というのは生命線ですよね!
この道はきっともっと抜本的な整備が必要なのでしょうね。
必要ない高速道路を作るよりも、今現在使われている生活道路を優先的に整備すべきなのは誰の目にも明らかなのに・・・。
早く対処してほしいものですね!
Posted by みる at 2010年01月15日 13:47
見たところ かなり急峻ですね

2枚目と4枚目の画像 奥の針葉樹(杉?桧?)も傾いています。
落葉樹も多少見えますが、崩落現場に樹木が見当たりません。
ここは植林地だったのでしょうか?
もしくは、既に過去に崩落を起こしていたのでしょうか?

どちらにせよ、惨状から察するところ 保安林や砂防指定地ではないですね
間伐など 手入れの行き届いていない植林地  自然災害ではなく人的災害  かと言って地権者を責める訳にもいかないし...

昨年の18号台風ですが、地元では自ら植えた桧の手入れを怠った為 桧が倒れ自分の家を失った方が数人おられます。
皮肉なものですね

さて こちらは、風力発電反対に必死で頑張っています。
“見捨てられた山村”にならないように!

Posted by Nao at 2010年01月15日 17:58
なんともドラマチックというか
問題山積みというか
自然の中で暮らすということは
そういうことなのでしょうか
まだ伐採後の雑木が育っていなくて
根張りが不十分なのでしょうね。
ずいぶん広範囲の土砂崩れのようですね。
下敷きになった車はなかったのでしょうか
生活道路の安全は守ってほしいですね。
高速料金はしっかりとって無駄遣いしないで
生活道路の保全にも努めてほしいですね。
Posted by ねねまぁにゃ at 2010年01月15日 20:47
お早うございます
寒い日が続いていますね。
すごく広範囲な土砂崩れですね。
車で出かけたとき「落石注意」などの看板を
見かけたら怖いな〜と思って通っています。
丁度通行中に土砂崩れなどあったらと思うと
怖いですね。
これは寒さで土が凍結して起こったのでしょうか

こんなとき病人が出たら大変ですね。
けいさんの野迫川行きも随分遠回りになるのでしょうね
Posted by sakko at 2010年01月16日 07:51
☆みるさん、おはようございます。

“田舎には広い道路など必要がない、車なんて滅多に通らないのに”
よくそんな声を聞きますけど、それじゃ緊急の時に過疎の地域の
人間はどうなってもいいというのかと言いたくなります。

自然が大切だという一方で、それを守り維持することや、そこに
住む人間のことはどうでもいいんですものね。
まったく矛盾していると思います。
最低限のものは必要ですよね!!
Posted by けい at 2010年01月16日 08:57
☆Naoさん、おはようございます。

そうです、ここはかなりの急峻で、今までも頻繁に崩落しては
工事していました。
前回の工事からでも、さほど日が経っていない気がします。
前回はかなり大掛かりな修復工事だったはずで、「それなのに
どうして??」と吃驚しました。

倒木は恐いですね。特に植林の杉檜はもろい...。
うちも昨年、雪で4本、うち一本はあわやログを直撃という危機でした。
まだ恐いのが何本かあり、早く伐らなくちゃと思っているのですが。
伐採した木は納屋の柱に利用したいと考えているのですが、まだ
そこまで家造りが完了していなくて、後手後手になってます。
この寒波でどうなっているか、不安です。

“見捨てられた山村”“限界集落”
お互い、負けないで頑張りましょう!!
Posted by けい at 2010年01月16日 09:08
☆ねねまぁにゃさん、おはようございます。

ほんとうに、いろいろあるでしょ。
自然は優しくもあり、脅威でもあり、です。
雑木が太く根を張った山では、こんなことも少ないのでしょうね。
今回の崩落は相当の規模で、今までで一番大きいです。
同じ場所が何度もということは、何か、違うんでしょうね。

うちも裏山に急峻な部分があるんです。
台風で杉が倒れた後に、せっせと雑木を増やしていますが、
崩落までに成長が追いつくかどうか。
Posted by けい at 2010年01月16日 09:17
☆sakkoさん、おはようございます。

毎日冷え込んでますね!!
野迫川の状態が案じられます...。
雪が積もっているでしょうね。

通行中の土砂崩れ、遭遇することは考えたくないですけど、
何があるかわからないのが山道ですよね...。

今回の崩落、大雨が降ったわけではないし、何が原因で・・・
と怪訝です。
解けた雪が凍結したとしても、何度も此処で崩落が起こって
いるのですから、その対応は考えて工事しているはずですよね。
不思議なことばかり...。
Posted by けい at 2010年01月16日 09:26
こんばんは

野迫川村と大塔村を繋ぐ主要路線となると、険道53号線でしょうか。もしかして険道734号線?
写真から推測するに、暮れから年明けにかけて崩れたとなると、写真から推察するに、霜柱と融雪水が原因でしょう。ちょっと雪が被っていて判別し辛いけど、大きな岩が混じってはいない様なので、法面の表層50cm程度が崩れたものと思われます。
この程度の崩落ならば、路盤も落ちていないので、重機で崩土を浚って一丁上がりってところでしょう。
抜本対策が打たれないのは、もしかすると地権者が特定できないからでは無いでしょうか。過疎に悩む中山間地においては、土地の相続手続きが行われず。登記上の持ち主は故人のままで係累の足取りは不明、なんてケースは良く有ります。地権者が特定できないので、道路用地としての買収や工事に関する同意書もとれないことから、抜本対策が打てないって事も考えられますね。
崩落常習地が放置される原因って、地権者が特定できない故ってのがかなり多いんです。工事が出来る(物理的にでは無く、法的に)のであれば、険道げあっても優先的に予算は割り振られますから。

ちなみに、道路標識の「落石注意」は、頭上から落ちて来る石や岩に注意ではなくて、「路上に石や岩が転がってるから注意」って意味です。
Posted by 通りすがり at 2010年01月21日 01:20
☆通りすがりさん、おはようございます。

この道は野迫川に通い出してからもう何度も崩落して
いるのですが、そのたびに規模は拡大しているようです。
前回の工事が終わったばかりですのにね。
抜本的な対策が抜かっていて、表面だけ・・・という
ことはないのでしょうが、穿った見方をしたくなります。

うちは迂回すればいいのですけど、緊急のときは困ります。
また地元の集落の方たちは不便でしょうね。
Posted by けい at 2010年01月21日 09:05
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