2010年03月06日

庭にも朽ちた丸太の山

裏山の様子に唖然とされた方も多いと思うが、庭も手を掛けられない部分は
似たようなもので、見るたびに何とかしなくてはと思いながら年を経てきた
箇所がある。

先の記事の一番下の画像で隣地境界の矢印があった所は、今こんな具合に
なっている。
ミニログが何棟も建つぐらいの広さに、積み上げられている朽ちた丸太の山。
そういえば、此処を整理すればまだ沢山植えられる。(笑)
隣地境界部分

HPの時代から見てくださっている方はもうご存知だが、ブログからのお付き
合いの方たちに経緯を簡単に説明すると...。

開拓当初に伐採した杉は、ログハウスを何棟も作れるほどの量だった。
それも太い杉ばかりだったが、当時はログなどというものは知識の無いもの
には作れないと思っていたし、在来工法で田舎風の民家を建てようぐらいに
しか考えていなかったのだ。
道路際まで植林されていたので、とにかく土地を切り開かなければならず、
伐り始めたはいいがその処置に困った。
知己も無いのでしかるべき紹介を得ようと相談したのだが、教えられた近隣の
村の材木屋さんときたら、材木を無料で差し上げて、なおかつ処理代として
100万円をと宣うた。
そのあこぎさに唖然としてこの話はパス。

その話をずっと後に知った村の林業関係者が言った。
「こんなに太い木で、しかも道路付けがいいのにどうして??その頃聞いて
いたら全部貰ったのに、残念だったなぁ」
そんな人が村内に居るのに、他村を紹介したのは何故かと未だに解せないが。

伐り開くだけで丸3年掛かり、傷んでいく木を見てはつらい思いをしていたが、
やがてkiiさんが決心した。
「まだ使える部分があるから、いいとこ取りでログを作ってみる!!」
早くに決心していたらよかったのだが、ここに至るまでに三年を要したのだ。
一台のチェーンソーと一冊の本、それだけを頼りに始まったkiiさんのログ
ハウス造りだった。
「開拓農民が森の木を切り倒して、限られた道具で造ったのがログ。みんな
最初は素人で、造りだってアバウトだったはず。だったら私にもきっとできる
に違いない」 これって大胆というか、すごい思い込みよね。
(この間の経緯は初期の「週末開拓民奮戦記」に詳しく)

まぁそんなこんながありまして、いいとこ取りで造ったのが現ログハウス。
その際に出た不用部分や既に傷んでしまっていたものが、こんな風に積み上げ
られたまま放置されてきたのだった。
燃やすにも半端でない時間が掛かる。
二人だけの力では、作業の取捨選択を迫られても仕方がない話。
リビングキッチンが出来ていなかったから、薪オーブンもまだ使えず、薪に
するにも時期尚早だったし、やむを得なかった。

苗木がいろいろ
この朽ちた丸太の山には、何故かいろんな植物が着生する。
コウヤミズキや、まだ判明していない種々の苗木がスクスクと育っている。
いいバークになりかけているのだろう。

枯れたレンゲツツジが十数メートル離れたこの場所に子孫を残し、花が咲いた
のを見たときは驚いた。
レンゲツツジ
丸太山を解体するにも時間が掛かるが、ぼつぼつ始めることにする。
勿論役割分担で当然私の仕事だ。
処理する時間を捻出できないとは、もう言っていられなくなってきた。

ログハウスの裏手もそう。
リビングキッチンに利用した際の、不要な丸太が山積みになっている。
ログの裏手
これらはまだ傷んではいないので、小切って薪に使える。
kiiさんに家造りに専念して貰うためには、これも当然私の仕事になるが、
危なっかしくチェーンソーをブイブイいわせている自分の姿を想像するだけで
冷や汗がでる。
ほんと、大変だわ。
posted by けい at 15:45| 奈良 ☔| Comment(16) | TrackBack(0) | 田舎暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは
めずらしく歩いたのでバテテいます。
そちらは朝から雨でしたか
こちらは午後になって雨になりました。
一瞬晴れたのでつい2回もろまんちっく村の四季の森
まで行ってしまいました。
丸太の山 もったいないですね。
なぜそんなひどい製剤所が紹介されてしまったのでしょう。
善意で事が進めば立派な木材として
利用されたことでしょうに。
でも、kiiさんが大工さん、設計士さん、左官屋さんに
水道屋さん、電気工事屋さんとたまに料理人
万能ぶりを発揮するきっかけになったのですよね。
結果オーライで・・・
まだ沢山の材木あまり無理しないでくださいね。
美味しいパンやピザを焼くエコ燃料です。
少しづつ片づけてください。
近くだったら軽トラで押しかけて
いただいてきて、柵を作るのに
残念です。
丸太や切り株大好きまぁにゃです。
Posted by ねねまぁにゃ at 2010年03月06日 16:30
すごいね〜〜、この丸太が全部腐ったら、もんのすごいバークになるし、
そしたらこの場所はいい土になって、庭にするにはもってこい。
ただ、この丸太が土に帰るまで、あとどのくらいかかるのでしょう?
カブトムシ、いない?
Posted by ann at 2010年03月06日 18:35
☆ねねまぁにゃさん、こんばんは。

>歩いたのでバテテ
>二回もろまんちっく村の四季の森まで

ねねまぁにゃさん、ひょっとしてろまんちっく村へ歩いて??
隔日一万歩歩いてバテ気味です。
風邪は相変わらず咳がひどいですけど、負けてはいられません。(笑)

丸太・・・、そうなんです。
ほんと、近ければねねまぁにゃさんのお宅に運びたいです。
活かせるところがあれば資源を粗末にしなくても済むのですが、
それが一番心にかかっていました。
万能kiiさんと言っていただけて、本人は気を良くしていますから、
そこに便乗して、次回の山の料理は一品を所望しました。(笑)
鶏玉...。
私が作るとクレームがドッサリなので投げ出しました。
美味しく作ってよね・・・です。
Posted by けい at 2010年03月06日 20:06
☆annさん、こんばんは。

すごいというか、一見悲惨な光景でしょ。(笑)
いいバークになりかけているようですね。
こうなったら酸性質の杉も利用価値が大きくなるのかな。
ツルハシで砕いてこなすのが一番早いかなと思うけれど、
重労働ですよね。
また腕が太くなるわ。

カブトムシもカミキリムシもたくさん居ますよ。
Posted by けい at 2010年03月06日 20:11
けいさん、こんにちは!
確かに切り倒したままの朽木は処置に困りますね。
ウチもカラマツの伐採跡地ですから、ありますよー、朽木(笑)。
丸太の部分はもちろん運び出されていますけれど、けっこう太い枝などがそこここに積みあがって山のようになっています。
少しずつでも運んで薪にしようと思っているうちに、草に巻かれて悲惨な状態に・・・(笑)。
私はもう、このまま自然に朽ちるのを待とうと思っています(笑)。
カラマツの切り株なども、切って10年くらい経つのでだいぶ朽ちてきました。
いろんな虫さんたちのお家になっているみたいです(汗)。
Posted by みる at 2010年03月06日 21:44
ほんとにすごいことになっていますね。。
クマが、、ってのもオーバーじゃないですね!
チェーンソー、さわったこともないです。
Posted by ふくやぎ at 2010年03月06日 23:21
丸太の山
けいさんの大好きな薪割り、幾らでもできますね。

丸太の山、勿体無いですね。
朽ちて土に帰るまでには何年かかるのでしょう

私も痛んだ桃や柿の枝を切り落としましたが
その処理に困っています。
最近は野焼きも罰せられますから、無闇に燃やすことも出来ませんし
空いたところに集めて自然に朽ちていくのをまとうと思っています。
以前は焼き芋をしょうといったら
皆で来て枝を集めて枯れ草も集めて楽しい炊き芋大会になったのですが
aki君たちも、もう来なくなりましたし・・・

チエーンソーをブイブイ言わせているけいさんの姿
想像しています。かっこいいですよ。
けいさんって背がお高いのですか。


Posted by sakko at 2010年03月07日 00:29
☆みるさん、おはようございます。

20メートルからの高さの木って、枝の太さも半端ではないです。
あちこちに落ちて散らばっている枝を、集めてホッとしたのも束の間、
また冬の間にどっさり落ちてます。(笑)
追いつきませんね。

朽木丸太ではバークの山が出来そうです。
土壌改良に役立つかもと思うと、積み上げて燃やすのも憚られて。
資源はとことん生かしたいですものね。
Posted by けい at 2010年03月07日 07:25
☆ふくやぎさん、おはようございます。

ちょっと見られない光景でしょう?(笑)

熊・・・何しろ人口600人の山奥の過疎の村です。
いたるところ獣道だらけですよ。

kiiさんのチェーンソーは重くて、腱鞘炎になりそうです。
軽いのが欲しいなぁと思ってます。
Posted by けい at 2010年03月07日 07:28
☆sakkoさん、おはようございます。

いっときは小切ってかなりの量を燃やしもしたのですが、側に
ついていなくてはいけないし、結構時間を取られて手間なんです。
朽木丸太の山は、バークになるまでじっと待っていられないので、
強引に潰そうと思ってます。
ツルハシを振り下ろして砕いている姿をご想像ください。(笑)

薪オーブンが稼動し始めたお陰で、薪という活用法が出来たのが
嬉しいですが、放っておいたら使えませんし...。
いろいろ大変です。

背はおちびさんで最近はおまけに豚さんで...。
昔の写真を見たゆうちゃんが、「これはけいちゃんではない!!」
とキッパリ。(笑)
Posted by けい at 2010年03月07日 07:40
凄い伐採した材木も山
去年裏庭をごん太が200本位伐採したとは比べ物になりません
伐採した枝や材木は中古のチップソーを買って
腐葉土や砂利の変わりに通路に引きつめていますぅ
Posted by ごん太 at 2010年03月08日 18:57
そうかぁ、、、木ってこんなに早く朽ちてしまうのですね。
使えたらホントに良かったのですけれどね…。
薪ストーブに利用するにも、チェンソーで切らなくちゃならないし、
冬は雪かきだし、春になれば草は抜かなきゃならないし、
アレもコレもで、週末だけとなるとなかなか手がつけれませんよね。
もう、永住するまで放って置けば…?
木が土に返るのにどの位の時間がかかるか実験しているつもりで鷹揚に構えているのが良いかもしれません^^

美しい花々や快適な薪ストーブの山暮らしの裏にあるたくさんのご苦労、お察し致します。


ところで、福寿草カワイイですね♪
そんな知恵があったなんて、初めて知りました!
Posted by モモカナール at 2010年03月09日 04:23
☆ごん太さん、おはようございます。

この丸太の山を見ると、開拓当初を思い出してしまいます。
道具も無かったし、小切った生木の丸太を二人で担いで運んでね。
今はもうそんなことは出来そうにありません。

チップソーってどんなもの?
うちのぐらいの太さでも、簡単にこなれるんでしょうか?
中古でも高価?
いろいろお聞きしてすみません。
最近、楽なものには心が動きます。
Posted by けい at 2010年03月09日 08:44
☆モモカナールさん、おはようございます。

この丸太、雨ざらしでもう10年以上経ってます。
そういう状態ですと弱いですね。
でも側は崩れてますけど芯の部分はなかなか頑固ですよ。
自然任せの解体なら、あと10年でも無理かも。
側を崩して芯は小切って、ということになるでしょうね。

見苦しいけれど手が回らないし、永住するまで放置になるかもね。
でもね、此処、日照・通風と最高にいい場所なのよね。
たくさん植えられるのに惜しいわ。(笑)
Posted by けい at 2010年03月09日 08:52
杉は朽ちにくいから、困りますよねぇ。
でも、その杉も、徐々に良いバークになりつつある・・・
野迫川倶楽部の歴史を感じますね。
私達の里山の区画も、最初はハチクの竹林で、皆伐したら数百本の竹の山が残りました。落とした枝の量も、はんぱじゃなかったです。
使いようが無いうえに、竹も腐りにくいでしょう?いまだに、小山を作っています。7年経って、やっとパリパリと割れてきましたけど。

それにしても、クリスマスローズだけ避けて通る獣達。
なんででしょうね???
先日、阿蘇山の山麓で放牧される牛の様子をTVで見たのですが
バリバリと雑草を食べ尽くしていく中で、なんとかいう草だけは避けて、食べないのです。苦いんだそう。
クリスマスローズも、なにか、味に特徴があるのかもしれませんね???
Posted by ちほあるいははるの at 2010年03月09日 20:54
☆ちほあるいははるのさん、おはようございます。

竹も根が走って厄介な植物ですね。
筍が欲しいし、竹炭にもできるということで植えたいのですが、
自分たちがいなくなった後のことを考えると躊躇してしまいます。
おまけにイノシシを呼び寄せる元になるといわれては、ますます
手が出せなくなりました。
近かったら戴きに行きたいぐらいですよ。

バークもこれほどあると山になりますよね。(笑)

クリスマスローズは全草が毒なんです。
水仙も鈴蘭も毒性が強いのに、彼らは齧ることがある。
それでもクリスマスローズだけは絶対に食べません。
逆手にとって庭造りを考えたほうがいいかもですね。
Posted by けい at 2010年03月10日 08:21
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