2010年11月09日

カレル・チャペック

カレル・チャペック著「園芸家12カ月」を先の記事に書いたが、じつは
カレル・チャペックという文字を見ただけで、そこから動けなくなるほど
好き。

いろいろ揃えたいと思うが、これ以上本には場所を割けないので、大方は
図書館から借りることで我慢している。
私のチャペック氏関連の蔵書はご覧のとおり、後は文庫が少々あるだけ。
数は少ないが、大切にしている。
カレル・チャペックの本

カレル・チャペックの本
「園芸家12カ月」は初代がボロボロになったとお話したが、「ダーシェンカ」
と「ダーシェンカU」の二冊も二代目。
「園芸家・・・」と同じく、心を寛がせたいときは適当にページを開いて
読み始める。
私の癒し系はカレル・チャペックというわけ。

昔、我が家に子犬が来たとき、命名は娘に譲ったけれど内心は本気で「ダー
シャ」と名付けたかった。
まぁ、ダーシャ(ダーシェンカ)とはイメージが違い過ぎたので、うちの子は
「タムタム」でよかったのだが。。。

ダーシェンカは絵本の中に入れられていることも多い。
文字も少なくないし、ジャンルは「大人が読む絵本」になるのだろうか?


カレル・チャペックの著作は純文学、SF、推理、戯曲、評論、旅行記、
エッセイから童話などとじつに幅が広い。
童話では「お医者さんのながいながい話」や「郵便屋さんの話」といえば、
読んでおられる方も多いだろう。
ロボットという言葉も彼が作ったといわれている。(隷属を意味するチェコ語)

ヒトラーとナチズムを痛烈に批判し危険視されていたというが、厳しい状況下
にありながら、「園芸家12カ月」や上記のような犬や猫たちとの関わりに
みられる、おおらかな温かさには胸を打たれる。
どの本のどの章にもユーモアに満ちた優しさが溢れている。。。

挿絵は著者自らの手になるもの、或いは仲の良かった兄(画家)ヨゼフが
書いたものだが実に楽しい!!
そのヨゼフ・チャペックの本が「こいぬとこねこは愉快な仲間」
これもタイトルどおり、ほんとうに愉快な物語である。

posted by けい at 16:30| 奈良 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | ☆本や映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チャペックは以前から「ロボット」で知っていましたが色んな分野で書いて
いるんですね。
園芸の事を書いているなんて想像もつきませんでした。
彼のアイディアは着眼点が面白いのでSF以外でも楽しそうです。
今度読んでみますよ。
Posted by ゼンチ at 2010年11月09日 20:12
☆ゼンチさん、こんばんは。

チャペックは「園芸家12カ月」から入りましたが、それ以後、
行きたくてチェコの本を買い漁っていた時期もありました。
夢は果たせていませんが。。。

「園芸家・・・」はガーデナーではなくても、人を楽しむだけでも
一読の価値がある本だと思います。お薦めですよ。
私は。。。ところどころで自分自身に出会っているようで、呆れたり
冷や汗をかいたりしながら読んでます。
今回の犬猫関連の4冊もじつに楽しい本です♪

カレル・チャペックは大好きなのですが、この大好きが多すぎて
溢れる本になってます。(笑)
Posted by けい at 2010年11月09日 21:24
こんばんは
けいさんとカレル・チャペックとの付き合いの長さが
お話の中でわかりました。
図書館て未知の本に出会うには最高の場所なのでしょうね。
1冊の本との出会い。そこから始まるのでしょうね。
けいさんのおかげでこの夏からずいぶん本を読んだような気がしています。
まだ気がしているだけなんですけど。
とりあえず、園芸家12カ月と園芸家の1年から入ってみます。

Posted by ねねまぁにゃ at 2010年11月09日 22:05
☆まぁにゃさん、こんばんは。

この犬や猫の本も、好きで読み出して長いです。
私の中ではロングラン。(笑)

「園芸家12カ月」と「園芸家の1年」は、同じ本が異なる翻訳に
よってどう表現をされるかという面白さ・・・でしょうか。
赤毛のアンもいろいろ翻訳されていますが、そういうところが
楽しいのですよね。

うちの市の図書館ね、蔵書がほんとうに少ないんです。
府立などは相当多いのでしょうが、簡単には行けませんし。。。
Posted by けい at 2010年11月10日 00:08
おはようございます。
昨日から急に寒くなりました。
あわてて温室にストーブを入れました。
私は寒くても我慢できますが、ランはそうはいきません。

上の本は読んでいません。何も知らないsakkoです

「園芸家12ヶ月」犬や猫の本も見て見たい

けいさんも昔犬を飼っておられたのですね
「タムタム」可愛い名前ですね

我が家のコロは「孤路」って書いたのです
主人がなくなって10日目に我が家に来た仔犬。
一人で生きていく覚悟を仔犬の名に・・・・。


今は「弧路」に変名しました。
弧を描く路、そう虹の路です。
一人は寂しいと取るか
気楽で良いととるか・・・・


このコロは名のとおり「ちょっと孤独なおじさん犬」で
あまりなついてきませんが、それくらいが良いな。ペットとの距離はと思います

また、関係ないことを書いてしまいました。


Posted by sakko at 2010年11月10日 08:56
☆sakkoさん、こんばんは。

コロちゃんの本名は「孤路」改め「弧路」
深い意味合いのある名前ですね。
今までコロちゃんとして見ていましたが、これから見る目が絶対に
変わりそうです。
べったりの関係よりも「ちょっと孤独なおじさん犬」というのは
いいですね♪

タムタムは太鼓の音らしいです。省略してタムと呼ばれていました。
亡くなったときは娘が号泣してました。

肩を痛めて以来本をよく読むせいか、最近、本ブログみたいになって
ますね。(笑)
Posted by けい at 2010年11月10日 21:25
お久しぶりです。
ほったらかしのサイトに来て下さってありがとうございます。
チャペックは「園芸家12カ月」を友人に勧められて読んでから
しっかりと愛読書になって久しいです。
SF作家として若い時に読んでいたので違う顔がみられて
実に楽しかったです。
日本に帰ったら他の本も早速読みたいですね〜。
暫くはまるで土遊びできないところに住むので
本が一番の楽しみになるでしょうか。
Posted by アップル at 2010年11月11日 22:13
☆アップルさん、お久しぶりです。

帰国準備でいろいろ大変そうですね。
帰国されてからのブログも楽しみです♪

「園芸家12カ月」
何度読んでもいつ読んでも、楽しい本ですよね。
読んだ人は愛読書にしてしまうという不思議な本でもある。。。(笑)
迷ガーデナーぶりは自分と似ている感じがして、そこに惹かれる
のでしょうか。
Posted by けい at 2010年11月12日 07:32
小学生の頃、例の「お医者さんの話」と「郵便屋さんの話」を何度も読み返して、
大人になってからは「ロボット」や「園芸家」や「ダーシェンカ」を読み・・・。
考えてみたら、こんなに長く付き合った作家って
私にはチャペックが唯一無二かもしれません。
漫画の世界だとねぇ、子供の頃読んで、大人になっても読んでという作家は
いくらでもいるのですが。(大島弓子さんとか)
ただ、悲しいかな
「お医者さん」や「郵便屋さん」は、克明に内容を覚えているのですが
大人になってから読んだ「ロボット」なんて、
「は?どんな内容だったっけ?」
ですよ・・・。もう、トホホです。
ダーシェンカに「U」があるのは、今、初めて知りました。
今度図書館で探してみますね。
Posted by ちほあるいははるの at 2010年11月12日 20:44
☆ちほあるいははるのさん、おはようございます。

深く読みこんではいないけれど、いつも傍らにある。。。というのが
私とチャペック本との付き合い方なのですが、そういう本ってそうそう
はないので、そういうのも悪くないなと思ってます。

ちほさんもチャペック氏とはなが〜いお付き合いなんですね♪
「お医者さんの話」と「郵便屋さんの話」は絵本にもなっています。
絵本もまたいいものですね。
「ロボット」は文庫で持っていたはずなんですけど、何処に入っているものか。
私も「ロボット」という言葉以外は忘れているんです。(汗
いつかまた読み返してみたいです。

「園芸家・・・」は文庫の新版が出ているそうで、文字が大きく行間が広く
なっての再販なら手に入れたいなと思っています。
Posted by けい at 2010年11月13日 06:43
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック