2011年02月09日

カレル・チャペック展

カレル・チャペックとヨゼフ・チャペック〜その生涯と多彩な作品〜
そんな催しが奈良県立図書情報館であると公報で知り、行ってみたいなと
呟いたのは少し前。
「急に奈良方面へ行かなきゃならなくなった。たまたまあの図書館の近くだし、
すぐに用意できるなら乗せていってあげるよ。1時間ぐらいしか居れないけど」
出先からkiiさんの急な電話。
「用意も慌しいし、たった1時間ではその極めて近くに住んでいる友人宅にも
寄れないし、今回はパスするわ」というのに「まぁ、いいじゃない」
それで短時間だが奈良県立図書情報館に行ってきた。
(田中さん、立ち寄れなくてごめんなさい!!)

ゆったりした敷地に大きな建物。
奈良県立図書情報館
蔵書は60万冊だと、どこぞで読んだことがある。
奈良県立図書情報館
内部は広々としており、図書情報館というだけあって機器もかなり充実して
いる様子。
たくさんあるパソコンも全部埋まっていた。
図書閲覧用の椅子なども、町の小さな図書館とは比較にならないほどゆったり
している。

野迫川から図書館を利用する方法などを調べる、それもこの図書情報館に行きた
い理由の一つだった。
何しろ村には図書館がない。
新しい本を読みたいと思えば、我々にできることは購入するか、或いは県立
図書情報館を利用する以外に方法がないのだ。

結局、過疎の村は文化とは隔絶することを余儀なくされているのだと痛感する。
村経由で借り出しと返却が出来るそうだが、その受け渡しはどうなるのか。
役場まで引き取りに行きまた返却に行くのなら、足がない状態では共に一日
仕事になる。
そういうことへの対処は、各村単位で決めているとのこと。
その際の借り出し期間は二週間で、前後一週間は貸し出しと回収に充てるので、
延長は出来ないとか、再借り出しは本館での借り出しに限り一回のみ有効だ
とか、いろいろ複雑。村民がどうやって本館に行けるのよね。。。
どちらにしても村の意識次第なのだろうが。
諸々の疑問点は村への質問事項として手元のノートに記録する。


子どもの利用者がほとんど見えないのも気になり、絵本や児童書の書架は
どこかと尋ねて吃驚した。
数冊の冊子を出されて、そこには絵本の表紙と内容説明らしきものが記載され、
「子どもの本は全部書庫ですので、此処から選んでいただきます」
「え〜っ。。。そんなのあり?それに、これで全部?」と思わず絶句。
児童向けの図書のなんという少なさ。
絵本をリストから選ぶなんて、まったく考えられない話。

本って内容説明や書評だけで選ぶものもあるけれど、それだけではないで
しょう?
手にとって内容を見て、読んでみようと思うものもあるのではないかしら?
有名作家の本だからといって期待はずれということもあるし、その逆で知ら
なかった作家を見つけ出す喜びもある。
最初はどうかと思ったけれど読みすすむうちにどんどん引き込まれたり、
面白いと思ったけれど意外とつまらなかったとか。。。
手に取らないと判らないことって意外と多いのじゃないかな。

ということはですよ、蔵書数の割に並んでいる本が少なく見えるのは、大
書庫から出してもらうシステムになっているからということなのね。
書架がゆったりしすぎているのも、本好きにとってはかなり気になること。
ウ〜〜ン、大きい図書館も利用法は限られるものだと考え込む。

自分の保有する本が限界を超えているので、幾らか処分しようと考えていた。
そして図書館利用に切り替えるつもりでいたのだ。
「こういうシステムだと知ったら、もう処分できないね!」とkiiさんは笑う。
ということはですよ、山暮らしには書庫が絶対に必要だということに繋がるん
ですけどね。

肝心のカレル・チャペック展だが、パネル展示があっただけでガックリ。
奈良県立図書情報館入口
こんな風に。。。
(館内撮影禁止なので、表から慌てて撮ったため暗い。)

「このパネル、ネットでも調べられることばかりだし、来なくてもよかったね」
「此処には彼らの本も置いてないじゃないの。なんだか温かみに欠けるよね」
直筆の原稿とか絵などが展示されているのだと思ったんだもの。
甘かった。

多彩な作品。。。
このリストに箇条書きで記載されている作品は、蔵書なので借りられるそう
だが。。。
だからその点が如何かと思うのだ。
手にとって初めてよさがわかるもので、リストだけで読む気を起こさせる
ことはなかなかに難しいはずだから。
posted by けい at 18:30| 奈良 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆本や映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
けいさん すごい
やっぱり行動力ある〜。
まぁにゃね、けいさんに教えてもらって
すっかりいせひでこさんファンになって・・・
世田谷文学館で20日にトークショウがあると知って
出かけたいと思ったのに・・・
日ごろの出無精で、さあどうしたらと思っているうちに
応募期間が過ぎてしまいました。
出かけ慣れないとちょっとしたお出かけも
大げさに考えてしまってますます
出無精になります。

奈良県立図書情報館ていかにも箱モノって
感じで、温かみがないようですね。

カレル・チャペック喫茶店て知っていますか?
Posted by ねねまぁにゃ at 2011年02月09日 20:00
☆まぁにゃさん、おはようございます。

行動範囲、いつもすご〜く限られてますよ。(笑)
でも絵本関係なら重い腰を上げようという気になります。
伊勢英子さんのトークショウならぜったいに行きたいわ!!

奈良県立図書情報館。。。
蔵書は多くて内部もゆったりしているけれど、それと好きか嫌いか、
利用しやすいかし難いかという点は別でしょうね。
児童関連の本の少なさでは相当にガックリきてます。

カレル・チャペック喫茶店、赤と白の可愛い喫茶店でしょう?
カレル・チャペックで検索を掛けているときに出てきたので、
吃驚しました。
Posted by けい at 2011年02月10日 06:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック