2011年04月21日

思うこと、いろいろ(2)

思うこと、いろいろ。。。を書いたのは3月16日だった。

震災の凄まじさに息を呑み、悲惨さに慟哭し、そして原発に憤り。。。

楽観視する学者たちの中で、危惧する友のコメントを見たのは3月30日
だった。
朝日新聞朝刊第二面に掲載されたその記事には慄いたのだ。
彼はそのとき既に、今を予見していたのだから。

その後ようやく、楽観視出来ない事態を認めはじめたのか、当初マスコミを
賑わしていた、訳の判らない、小難しいことばかりのたまう学者たちの姿が
TVから消えはじめた。
某国営放送の水野解説員や山崎記者の解説のほうが、よほど理解しやすいと
思ったのは、私だけではないのじゃないか。。


想定外の災害であっても、原発事故だけは想定外であってはいけないと思う。
どんな未曾有の災害が起きても対処できる術を、幾重にも廻らしていなければ
ならないはずだ。
それほど危険なものを扱っているはずなのに、東電の認識の甘さ。
想定外などという言葉を口にして欲しくない!!


そして今週月曜日に発刊された“AERA”(アエラ)4月25日号に再び
友を見た。
アエラ・4月25日号
原発推進派vs反対派の6ページにわたるその記事を読みながら、胸にズシリと
きている。
現実であって欲しくないと何度思ったことか。
これを危惧するからこそ彼はずっと原発には反対してきたのだ。
(AERAのチラ見はこちらで。。。http://www.fujisan.co.jp/magazine/1281691496
今号のAERAを是非手にとって読んでいただきたい。
いかに国民が原発行政の中で眩惑され捨ておかれてきたかがよく判るだろう。

こんな状況の中で記事の中に友の顔を見ることのつらさ。
野迫川の桜を愛でながら酒を酌み交わしたあの日々が懐かしい。
収束して、いつかまた笑顔で出会える、そんな日が早く訪れて欲しいと祈る。

原発には言いたいことが多々あるが、それは誰しも同じ思いだろう。
そして厭言をもうひとつ。

現政権にもいろいろ問題点はあるのだろうが、この大震災に対してはそれなり
に頑張ってきたと思う。
どの党であってもすんなり事を進められたかどうか、それほど大きな被災であった
のだから。
それをどうだろう。。。
まるで重箱の隅を突っつくような、揚げ足取りや引き摺り下ろしを画策するなど、
今はそんなことをしている場合ではないと思うのだが。
それにである、原子力エネルギーを推進してきたのは旧政権のはずだと
声を大にして言いたい。
現政権を責める声は聞こえても自分たちの責任には口を閉ざしている、そんな
様子を見るにつけ、嘆かわしいと憤らざるを得ない。
こんな危急存亡のときまで自党が有利になるようにとそればかり考えていると、
どういうことになるか。
国民だっていつまでも馬鹿じゃない。

原子力は夢のエネルギーで火力発電よりもクリーンだと聞かされてきたが、私たちは
ずっとそれには否定的だった。
目に見えないけれどその恐怖は計り知れない。
いったん事が起こると、遠い先の世代にまでそれは大きな負の遺産を残すことになる。
危機感があったからこそ、オール電化は考えたこともなかった。
むしろ、暑さ寒さに強い身体づくりを心がけるなどして、電気は出来るだけ使わない
主義を貫いてきた。
命と引き換えにしてまで必要な電力(便利さ)はあるでしょうか?

「何がエコや。。。」と吐き捨てるように言った私にkiiさんの言葉。
「濁点がつくんですわ。。。」 「エッ??」と聞き返す。
「判りませんか、エコでなくエゴなんだよ」 しかし、これは笑えない落ち。。。

山の夜は早く訪れ、しかも長い。。。
人は漆黒の闇に慣れると感覚が鋭くなるというが、それを実感している。
街は明るすぎる。
明るすぎるのはよくない。
便利すぎることも然り。
人から考える術を奪う・・・ような気がする。
季節を感じ明かりを少し落として、時には立ち止まり思索することも必要な
ことではないだろうか。
posted by けい at 19:45| 奈良 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
憤っていますね。
まぁにゃは危険な仕事に従事している人たちが
東電の社員でなく協力企業の人たちというのが
気になっています。
下請けのまた下請けといった人たちが
将来の保証もなく働かされているわけで
せめて家族の生活まで補償される
公務員さんか大企業待遇の人たちが
一番危険な個所でがんばってほしいものです。
こんなことが許されるから安全だと公言し
安全対策を怠ってきたわけで・・・
国会放送を聞いていましたが上げ足ばかりで
今何をするべきという意見が野党から
出ませんでしたね。
まず現地に行って何が大切かよく見て
力を合わせて復興に努めてほしいですね。
4月はお金もかかる月です。
一日も早く義捐金を渡してあげてほしいですね。
子育て時代4月5月の遣り繰りに四苦八苦していた
まぁにゃはそんなことを心配しています。
Posted by ねねまぁにゃ at 2011年04月21日 21:51
そうですね。同感です。
そうだ!そうだ!と言いながら読んでいました。
でも・・・・・
最後で「しゅん」です。
これからは年寄りの一人暮らし、「しつこく生きたるで〜」と
バリヤフリーに、その時、オール電化にも。
ガスの火がセーターの袖に燃え移って、死亡した記事など読んで、
安全な?方を選んだのですが・・・・。
石油ストーブも躓くと危ないと「エアコンと床暖に」
節電のため、家の中でセーター2枚重ね着してマフラーして・・・・。
あほなsakkoです。

↓のアマナの記事にコメントを書いたのですが
送信してちょっと変?だったのですが、
何回も押して何通も行っては思っていたら1通も行ってなかったです。

アマナの花って可愛いですね。
葉は一枚出て、蕾がつくのですか
頂いたアマナ、葉がずっと前から出ているのですが、と蕾がみえてきません
来年待ちでしょうか
Posted by sakko at 2011年04月22日 01:48
☆まぁにゃさん、こんばんは。

ストレス過多になるほど、ずっと憤っています。
いろいろ書きたいことはあるけれど、過激になりすぎてもいけない
と、これでもかなり抑えてまして。。。

危険でつらい仕事はみんな下請けか孫受けと相場は決まってます。
上にいるものは口を出すだけで高みの見物、そんな現場をいったい
幾つ見てきたことでしょう。。。
間違っていることが多すぎて、その横行を許してきた社会のなんと
いう体たらく。。。
胸が痛いです。
Posted by けい at 2011年04月22日 19:33
☆sakkoさん、こんばんは。

私はバリヤフリーにもオール電化にも懐疑的な生き方をしてきましたが、
それは多分に原子力反対派を貫いた友のお陰。
多くの国民は原子力に関して、知る権利を阻害されてきたわけですから、
クリーンエネルギーだと信じて疑わなかったと思うのです。
反対派は声を大にしては言えなかった。。。
少数派の意見は取り上げてもらえず潰されてきたのですものね。

野迫川でのサバイバル生活には100%の自信がありますが、街では
と考えると、相当に不安です。

アマナ、本葉が二枚になると安定して花が咲くようです。
根を動かすとやはりいっとき弱るのかも。
土壌がいいsakkoさんのお庭では、すぐに花が咲くようになると
思いますよ。
Posted by けい at 2011年04月22日 19:44
初めまして。こちらのブログはたまに拝見していましたが、AERAの記事を目にして、思わず飛び出してきました。
AERAは、読めば読むほどに恐ろしい内容でした。原発で夜間に余った電力のはけ口がオール電化であったことや、ベント弁を東電側がいやいや取り付けた事などや。
そして事故が起きないと広く伝えてもらえない反対派の方々の意見。
結局メディアもスポンサーあってこそ。だから自分たちに都合の良い情報で固めてしまう事は容易にできるのでしょうね。
知りたい真実は自分で探さなくてはいけませんね。

お邪魔いたしました。
Posted by 夏椿 at 2011年04月25日 22:05
☆夏椿さん、はじめまして!!

書き込みありがとうございます!

今回のAERAの記事は重かったですね。
でも読まないということは、知る権利を放棄しているのと同じだと、
それが恐かったです。
仮にこれが友人の記事でなくても強くそう感じました。
AERAを読みながら、知らされなかった事柄の多さにも震撼と
しました。

確かにそうです。
アンテナを張り巡らせなければ知りたい、或いは知らなければならない
ことをキャッチできません。
“知りたい真実は自分で探さなくては”という言葉に大きく頷いています。
ずっと言ってきたことですが、孫・子の代まで「負の遺産を残さない」
生き方を大人たちはしなくてはいけないと。

ところで「夏椿」って素敵なハンドルネームですね。
私も連れ合いのkiiさんも夏椿が大好きなのです。

花の庭も時々覗いてくださいね♪
Posted by けい at 2011年04月26日 07:42
けいさん、同感、同感、私も同感です。
民主党はやはり1年生に過ぎないかしれませんが、それなりにやってると思います。
今だけは野党と一致団結と呼びかけてるのに、政権を取られた悔しさにしか見えない、駄々っ子ぶりにはあきれます。
言葉は悪いけどケツの穴の小さい奴ばかりです。
1年生さん大変だろう、手を・知恵を貸してやろうとなんで言えないんでしょうかね?!
思想・政局とかは違っても、今の危機を乗り越えるのはそんなの関係ないと思います。
テレビを見ても右へ倣えとばかり、現政権を批判をするコメンテータの多いこと。
この国、政治家たちはおかしいですよね。
本当に最大の危機なんだから、党利・党略を超越した国会議員の誇りを持って向き合ってほしいものです。
ホント、腹が立ってしようがないです。
Posted by マツ at 2011年04月26日 12:35
☆マツさん、こんばんは。

マツさんもご存知のとおりに私は過激なほうだとは思うのですが、
それでも今回はずいぶん抑えているでしょ?


未曾有の大震災や原発事故を、政争の具にはしてほしくないですし、
そういう政党を軽蔑します!!
この災害に対して旧政権だったら完璧だったのか?
ノンノンだわ。。。
現状で首相下ろしなんて。。。海外からも笑われるよ。

ケツの穴が小さすぎるって言葉は悪くないです!!
私はかなり怒ってますもん。
団結して協力したらさすが大物だと評価するけれど、現状では
ケツの穴が小さい奴らだと吐き捨てるような評価しかできません。
そういう時じゃないでしょ!!
自覚せよと言いたいわね。

チェルノブイリの現状を見てなんとも思わないのか、原発賛成派が
未だに多いのですってね。
良識を疑います。
放射能の恐さがまだわかっていない!!
哀しいけれど、日本国民って馬鹿だね。。。
Posted by けい at 2011年04月26日 19:13
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