2014年12月23日

富田林・寺内町探訪(1)

街住まいだった日曜日、所要を済ませた後に空いた半日をどうするか。。。
山行き以外にはなかなか重い腰を上げないKiiさんが、珍しく行きたい場所
があると挙げたのが富田林市の寺内町(じないまち)

先の記事の乃南アサ氏の著書の中に「行きつ戻りつ」というのがあり、その中に
富田林の寺内町が出てくるらしい。
らしいというのは、、、じつは買い求めたままで私は未読なのである。
行きつ戻りつ
旅をモチーフにした短編集で、中には越前・高知・熊野や斜里町も出てくるそうな。
いつも怖いほどに心の内奥を見つめ抉る人が、この本ではひたすら優しくて筆致
も柔らかいのだとか。
解説によると初出が月刊「ミセス」への一年間の連載だったそうで、読者が主婦層
ということもあるのかもとKiiさん。
ヘェ〜〜ッ、解説まで読んでいるんだ。。。

「とにかく行ってみようよ。近いんだし」
「こんなに寒いのに行きたくないよ、それに長く歩くと右足が痛いんだ。。。」
「時々ちゃんと休むからさ」
そんなこんなのやりとりがありまして、仕方がない、付き合いますか。

富田林寺内町辺りは我が家から車で20分ぐらいの位置にある。
以前から行ってみたい場所のひとつでもあり、山の家への行き帰りには必ず
その横を通らなければならないのだから、わざわざこんな時期に行かなくても
いいじゃないの。
でもまぁ、いつでも行ける場所というのはつい行かず終いになる可能性も大きい
とはいえる。

富田林・寺内町は寺院の境内に接して形成された都市集落。
江戸時代中期以降に建てられた民家(商家、町家)が約40軒、往時の姿そのままに
保存・継承されているのだそうである。
(奈良橿原市の今井町や大阪府の堺などにも寺内町の面影をとどめる町並みが
保存されていると聞く)

最初に出合った建物がこれ。
町並み1
“富田林寺内町探訪”を拝見すると越井家住宅の米蔵とのことだが、その大きさに
驚いた。
停車中の車が手前にあり、撮るのが躊躇われたためこれは全体の写真ではないが、
如何に大きいか想像はできるだろう。

煉瓦塀。
煉瓦塀
煉瓦は古くなるほど落ち着いたいい色合いになるから好き。

山の家は、最初は煉瓦のつもりだった。
2万個ぐらいの煉瓦を発注するにはまず、伐採した杉丸太を処理しなければ置く
場所が無く、だからといって丸太を燃やして処分するのも忍びなく、たまたま
造ったズブの素人のログハウスが気に入り、終の棲家になったのだった。
そんなことを思いだしながら散策する。。。

立派な門扉の住まいがありぐるりと角を曲がっても先が見えず。
杉田家住宅

またその先の角を曲がったところに杉田家の銘板が貼られていた。
杉田家住宅

商いの店もあるのだが、どの店も町並みの雰囲気を壊さずしっくりと融け込ん
でいる。
町並み2

町並み3

園庭に置かれた遊具を見ると、これは幼稚園か保育所?
幼稚園?

街燈はさりげなく足元を照らすもの。
町並み4
この貴重な町並みを大切にされているのがとてもよく判る。

屋根や屋根瓦、虫籠窓、格子窓など建物の特徴もたくさんあり、興味が尽きない。
忍び返しのなんと趣のあること。
町並み5

散策していると寺内町遊園に行きつき、散策マップが立てられていた。
町並み9 町並み10
「こういう地図が印刷・配布されているのじゃない?やみくもに歩いても訳が
判らないじゃないの。何を商っていた店だったとか、そんなことも判ればより
楽しめるて理解も深まると思うけどなぁ」
とにかくリサーチ不足、毎度行き当たりばったりのKiiさんなのである。

帰宅後、ネットで“富田林寺内町探訪”を見ながらあらら。。。
「富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます」だって。

町並み6

乃南アサ氏の「行きつ戻りつ」に掲載されていた一枚の写真、多分この辺りから
撮ったものなのだろう。
行きつ戻りつ

寺内町探訪はもう少し続く。

ラベル:富田林 寺内町
posted by けい at 10:13| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今井町と似ている❓と見せてもらいました。
今井町にも〇〇家と言うのがたくさん残っていて
中に入って見学もできます。
町並みは富田林の方か道幅も広く建物も大きいと感じました。
寒く無かったですか。
近くの町の散策、探究もいいですね。
奈良県の高取町にも似ているなと思いました
Posted by sakko at 2014年12月24日 23:31
☆sakkoさん、おはようございます。

寺内町を散策しながら、sakkoさんが行かれた今井町を
思い出していました。

古い街並みの保存は住んでいる人たちの並々ならぬ努力の上に
成り立っているのだと思うと、身が引き締まりますよね
内部はいろいろ便利に改良されているのでしょうが。。。
街路にはゴミのひとつも落ちていなかったんですよ。

寒かったです!!
すぐそばを石川が流れていますし、金剛颪というのか、ほんとうに
冷たかったです。
寺内町は目と鼻の先なのに、近い所っていつでも行けると思うから
ついつい行かずじまいになってしまいますね。

「また行こう!!」と言いましたら、Kiiさんは目がテンに
なっていました。(笑)
Posted by けい at 2014年12月25日 10:21
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