2019年02月26日

塩味饅頭のこと

私が大好きなものに塩味饅頭がある。
「ひとつ鍋」と並んで出生地・北海道帯広の某店の銘菓の一つだった「塩釜」
に、味わいはとても似ている。
塩釜は白い落雁で餡をロール状に巻いたもの。
赤穂の名産品「塩味饅頭」を初めて口にしたときは、涙がこぼれそうな思い
がしたものだ。


関西に住いを移してから「塩釜」は遠い憧れのものになっていたが、もうウ
ン十年前に北海道物産展でそれを見つけたときは狂喜した。
宅急便もインターネットも、通販でお取り寄せなどというシステムも無かっ
た頃の話だ。
それもたった数回だけのことで、いつの間にかその店は今は有名な銘菓店に
名を変え、洋風の菓子がメインになってしまった。(らしい)
「北海道に行ったらお土産にはこれでしょ!!」
渡された北海道を代表する銘菓といわれるそれを見ながら、昔を知る私はい
つも複雑な心境になる。
その店に電話で塩釜のことを尋ねたことも有ったが、そのような商品は扱っ
ておりませんとの回答で、すっかり諦めていたところに知ったのが塩味饅頭
だったのだ。

前置きが長くなったが。。。

kiiさんが日帰り出張で姫路まで行くという。
車での早朝の出発なので、眠気覚ましのおしゃべりをしてあげようと同伴する
ことにした。
私ってすごく優しい!!
というのは表面上で、ほんとうの目的は、kiiさんが仕事をしている間に、
山陽百貨店に入っているという「本家播磨屋」の塩味饅頭を買いに行くこと。
電話をしてみると店舗は赤穂だそうで、今回は購入は無理だと諦めたが、姫
路市内の山陽百貨店にも入っていると教えられたのだ。
とても丁寧な対応だった。
大坂でも塩味饅頭は買えるが、播磨屋のものはまだ口にしたことが無かった
から、何とか手に入れたい。。。


山陽百貨店の始業までには時間があるので、その間に姫路城周辺を一巡り。

正面から。
姫路城1
昔々に来たことが有ったが、こんなに広くスッキリしていなかったような気が
する。
再開発されたのだろうか。。。
早朝から多くの人たちが清掃に努めていて、何処にもチリ一つ落ちていない。

姫路城2
改修された姫路城は初めて見たがほんとうに美しい。

これは裏面だが、流石、「白鷺城」の別名を持つほどに何処から眺めても絵に
なる。
姫路城3

堀さえも整然としている。
姫路城4

レンガ造りの姫路市立美術館が傍らに建てられていたが、美しい建物だった。
感嘆詞を連発しながら巡る私である。
姫路市立美術館1
裏門付近もいい雰囲気である。
姫路市立美術館2
今回は時間もなく、しかも目的は別なところにあるので、いずれゆっくり来
てみたい。

姫路市内は高層ビルが林立している大阪と異なり、空が広くて気持ちがいい。
道路が広いのでなおのことそう感じるのだろうが、計画的な街づくりをされ
ているのだろう。

残念だったのは名物の「姫路おでん」を食べそびれたこと。
姫路城の前で看板を見つけたが、まだ始業前だった。

西宮名塩SA
帰路、休憩で寄った西宮名塩SA。

今やSAは地元の特産品がメインではないのが不思議だった。
高速の山陽道や中国道で「伊勢の赤福」「吉野天川の柿の葉寿司」「福井の
鯖寿司」「京の生八つ橋」にお目にかかるとは思わなかった。
ここまでするなら「全国のうまいもの大集合」「○○県の特産品展」などと
いう企画をSAでするのも面白いと思うが。。。

買ってきましたよ、塩味饅頭!!
食い意地の張った私。。。
塩味饅頭1
左が山陽百貨店で買った「播磨屋」のもの。
右は西宮名塩SAで買った「宮崎蜜月堂」のもの。
今まで馴染んでいたのはこの包装紙の宮崎蜜月堂のほうだった。

帰宅して即、「疲れたから甘いものが欲しいなぁ」とkiiさん。
塩味饅頭2
お初の播磨屋のものを開けてみた。
落雁のような薄い表皮がふんわりと溶けて中のこし餡と混ざり合い、何とも
いえない風味で、塩加減も甘さもとてもバランスがいい。
「お茶は勿論だが、これは紅茶にもコーヒーにも最高だね」
表皮は白と抹茶入りがありどちらも美味しかったが、私は抹茶入りのほうが
好みだ。

馴染みの宮崎蜜月堂はまだ開けていないが、当分「塩味饅頭」を楽しめるの
が嬉しい!!


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posted by けい at 09:40| 奈良 | Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
美味しいお話ですね
けいさんの思い出の美味しいものは「塩釜」なんですね。
今はもう無いのですね
それによく似た塩味饅頭手に入りましたね
播磨屋の塩味饅頭は納得がいく美味しさだったのですね
読んでいて美味しさが伝わってきます
姫路城の写真、綺麗ですね
背景の青空、もう春の色ですね
Posted by sakko at 2019年02月28日 00:21
☆sakkoさん、こんにちは。

久しぶりに雨の肌寒い一日ですね。

塩味饅頭、大好きなんです♪
塩釜は塩味饅頭よりも落雁に部分が多いので好みですが、塩加減が
とてもよくて美味しいです。
残念ながら塩釜はもう夢のまた夢になってしまいましたが。。。

播磨屋の塩味饅頭は、そうです、納得の美味しさでした♪
美味しいものを知ってしまうと困りますね。
高速道路で姫路まで、、、再々は行けませんし。

姫路は美しい街ですね。
巡った範囲は掃除が行き届いていて清潔でした。
流石 世界遺産のある町、人々の思いがこもっているのでしょうね。
Posted by けい at 2019年02月28日 10:51
ようこそ姫路城へ(いやアタシは姫路じゃないけど近隣ということで)ご無沙汰しています

そうなんですか
北海道の銘菓と赤穂の塩味饅頭が似た味なんですね
お好みにあいましたでしょうか?

うちのあたりでは法事など仏前のお供えと言えば塩味饅頭、日持ちのするのも喜ばれたのでしょう
お店も色々あるのですが、かん川じゃなきゃダメだ、いや、潮見堂だと意見は分かれておりました

すごく甘いですよね?
塩味と言っても甘いですよね?歯が痛くなるほど甘くて私は苦手なお菓子でしたが、今は時代も変わって味も違っているのかもしれません(甘すぎとの認識で今はもらっても食べないからわからない)
北海道育ちのけいさんのお口にあうとは思いませんでした意外なところで塩味饅頭のはなしをききました(笑)
Posted by ann at 2019年03月01日 09:36
☆annさん、お久しぶりです。

じつは、、、ブログにはお邪魔しているのですがROMってばかりで
すみませんm(__)m

塩味饅頭もいろいろ店舗があるのですね。
かん川や潮見堂というのはまだ食したことが無くて、これまでは
西宮名塩のSAえ買える宮崎蜜月堂のものだけしか知らなかったのですが、
そちらのほうが播磨屋よりも甘いような気がしました。
kiiさんは播磨屋の程よい塩加減と甘さがお気に入りのようです。
私でも二個は食べられるから、最近は甘さも控えめになっているのかも。。。

昔々に帯広で売っていた塩釜に近いのは播磨屋の方かしら。
表皮と餡の比率が異なりますけど。。。
落雁が苦手な人は塩釜も苦手だったようですよ。

残念なのはannさんのブログでよく拝見して、お馴染みになっていた
姫路おでんを食べられなかったこと。

姫路は綺麗な街ですね。
大坂からは一泊するとずいぶん濃密な観光ができそうですが、それが
野迫川に囚われることが多くてなかなか。。。
でも、姫路はゆっくり旅をしてみたいと思いました♪
Posted by けい at 2019年03月02日 10:32
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