気温は低く風は冷たいけれど、陽射しが少し明るさを増してきたような気が
する。
ログ脇の陽だまりに一輪、オオイヌノフグリが咲いていた。

中部地方以西に広く分布していたイヌノフグリは、オオイヌノフグリが日本に入って
きてから少なくなり、いまや山間部に行かないと見られない珍品になってしまったそうな。
右サイドバーで紹介している「野に咲く花」にはそう記載されているが、山間部の我が家
ではこの青いオオイヌノフグリ以外にまだ見たことがない。
イヌノフグリにぜひ出合いたいものだ。
ログ前の西洋ヒメコブシ・ロイヤルは今年もどっさりの蕾。

晴れた日は銀の産毛がキラキラと眩しい。
早朝や夜は薪オーブンの天板を利用して保存食作り。
出汁をとった昆布をため置き、佃煮に再生する。
これがお弁当や酒の肴にけっこういけるのだ。

無料の熱源があるときは、つい鍋を掛けたくなる。
そうそう、銀杏。
先日、また買いに行ったら、入荷はこれで終わりとのこと。
思い切って買い込んできた。

kiiさんはこの量を見て絶句した。
普通は2.5キロも一度に買わないでしょ!とうんざりした顔。
ぎんなん割りで殻を割るのはkiiさん、剥くのは共同作業。

kiiさんはいつの間にか逃げ出して薪作りに。。。

私だってほんとうはこっちが好きなんだけれどね。
熱湯で湯がく際にお玉の底でゴリゴリすると薄皮が捲れやすいと訊いたが、
あまり上手くいかないので私はポテトマッシャーを利用。


ザルにあけて、この時点で半量は綺麗に剥けているのだが。。。

さて残りはどうするか。
布巾を使ってみたら意外と簡単にスルッと剥けたので吃驚した。
上手く剥けるのはいいのだが、数が半端じゃない。
半ばからは投げ出したくなるが自己責任だものね。
たくさん冷凍できて嬉しい。
でもね、くれぐれも2.5キロも一度に始末しようなどという気は起こされません
ように。
銀杏など当分見たくない!!という気持ちにさせてくれることは間違いない。
(こういうアホなことをする人は他には居ないと思うよとはkiiさんの弁)
posted by けい at 17:00| 奈良 ☔|
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保存食
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