2023年12月30日

ひとり鍋が続く&おつまみの本や

窓の外を見やるとサザンカが真っ盛りだ。
街では今頃が旬なのだ。
サザンカ
山の家との気候の違いは、まるで寒冷地と暖地のようだといつも思
う。

今日のkiiさんへの差し入れは
今日の差し入れ
病院の食事はきちんとカロリー計算されているのだろうが、淡色系
や緑系の野菜が少ないので、野菜好きのkiiさんは辛いらしい。
なるべくたんぱく質は入れないようにして、ときどきだが差し入れ
を運んでいる。
内臓の病気じゃないし膝だしね。

手抜きの鍋焼きうどん
鍋焼きうどん
鶏肉と油揚げ、買ってきたかき揚げ、そこらにあるものをちょいと
入れて、、、
よそう時になって、あれま、卵を入れ忘れていた。

最近の調理は手抜きが多い(^^;)
鶏ガラスープにちょこちょことアレンジして、オイスターソース
とめんつゆで味を付け、きのこをたくさん入れて。。。
ぎょうざは冷凍を利用したぎょうざ鍋。
ぎょうざ鍋1 ぎょうざ鍋2

残り物のセロリも入れてみた。
ぎょうざ鍋3
美味しいのだけれどどちらかというと若者向きかな。

焼肉が苦手になり揚げ物も苦手になって、さっぱりしたものがます
ます好きになったのはここ6〜7年のことだろうか。
食べたいという意欲はあるのだが、いざ目の前にするとやっぱり
海鮮類や野菜がいいとなる。

ところで現在の課題は
山の夏場の昼ごはんは疲れ果てているので、その際に利用しようと
思って買ってあった、手抜き用のつゆいろいろを消費すること。
つゆいろいろ
これをkiiさんのいない間に利用しようというのだ。
何しろ、「甘すぎる」と言ってこういう系を嫌う人なのです。
「出来合いのつゆでいい??」と聞くと「いいけど。。。」とは
言うが、喜んでいないのはしっかりわかる。
確かに出来合いのものって甘いものね。
私もそういうのは苦手なので、ちょっとずつしか減らないのだけれ
ど。

先日の料理本の関連から
おつまみの本
いかにも呑兵衛みたいだけれど、おつまみ系の本が多い。
でも、我が家は「適量をキープ」がお約束、せいぜいほろ酔い程度
までしか呑みません。

堤人美さんの本も多い。
堤人美2

煮込みやオーブン料理などによく利用している。
堤人美1
こうして見ていると、好きな料理家さんってどうしても偏りがちだ
なと思う。


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posted by けい at 09:15| 奈良 | Comment(4) | TrackBack(0) | 食のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月28日

鍋料理の本&またまたミズナのつみれ鍋

昨夜の月は大きくて少し赤っぽく見えた。
コールドムーン
12月の満月はアメリカの農事歴によると「コールドムーン」と
呼ばれるのだとか。

後4日で今年も終わりだと思うと、し残したことが沢山で気が滅入
る。
そんなときは寒さを言い訳にする。


今日は何の鍋を作ろうかな。。。と鍋の本を捲る。
鍋の本
先日sakkoさんの所で、小林まさみさんの鍋の本を話題にされ
ていたが、我が家にも同じものが。。。

小林さんの料理本は調理が簡単で分かりやすいのがいい。
小林まさみの本
目についた小林さんの本を出して来たらこれだけあった。

私は早くに母を亡くしているし、料理関係の教えを受けたこともな
いので料理本が先生だった。
手ほどきを受けていない弊害か、理解するのには時間が掛かるのが
難なのだが。
料理関連本の棚
眺めているだけでも楽しいので、いつの間にかこんなに溜まってし
まった料理関連本。
その代り雑誌の類にはあまり興味がなく、買ったことがない。
そろそろ減らして少なくしなくては、とは痛切に思っているのだが、
いざとなると気持ちが鈍る。
何とかしなくちゃね!

鍋の本を眺めていたくせに、何を作ったかというとまたまたミズナ
の摘み入れ鍋。(笑)
鶏ムネのミンチ、豆腐、油揚げ、ミズナときたらミズナの鍋で頭が
いっぱいになった。

つみれやつくねは店頭で売っているし冷凍でもあるけれど、自分で
作るのが一番美味しい。
簡単だし安価でたくさんできる。

kiiさんがいないので大量のつみれは不用、でも卵が勿体ないの
で一個分を入れたら柔らかめ、売りものじゃないしいいか。
つみれを鍋に入れる竹の道具は山にしかないので、スプーンで入れ
るとしよう。
ミズナの摘み入鍋1 ミズナの摘み入鍋2
結局また豆腐を食べている。(笑)

某生協で緊急用としてタラと赤魚の冷凍の切り身を二種購入したの
だが、試しに先週の鍋にタラのほうを使ってみたら、それが非常に
不味かった。
タラの身は焼けたような色と味、もそもそして出汁にもならないよ
うな。。。
結構高かったのにこれではねと思いつつ、今回は赤魚のほうを使っ
てみた。
食べられないことはないけれど、この値段を出して強いて買おうと
いうものでもない。
二度と買わないぞと固く決意したのだった。
消費者は馬鹿じゃないからね。。。

ミズナの芯を入れてクツクツ火を通す。
これからもいい出汁が出る。

鍋つゆは手抜きのすき出汁。
昆布と出汁の素、酒、みりん、塩、薄口しょうゆのみ。
ミズナの摘み入鍋3
すき出汁の時の鍋は焼いた油揚げがいい仕事をしてくれる。
後は鍋任せだ。

そうそう、我が家の鍋には柚子胡椒が必須。
柚子胡椒
冬場はかなり多用する。
もうそろそろ切れかけだから、買ってこなくては。


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posted by けい at 10:04| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆本や映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月26日

ひとりご飯のお供は。。。

北海道からニシン漬けを戴いてから、郷愁を呼び覚まされたのか、
ニシン漬けばかり作っている。
もっとも私のニシン漬けは自己流のいい加減なものなので、ニシン
漬けもどきとでも言うべきなのだろう。
ニシン漬け1

ニシン漬けと高野豆腐の炊いたん
ニシン漬けと高野の煮つけ
自家製シイタケを山の家に忘れてきたのでシイタケ抜きだが、これ
はこれで美味しい。

ハリハリ漬け用の大根を干している。
大根を干す

入院中のkiiさんに届けたので、半量になっている。
ハリハリ漬け

何気に料理本を捲っていたら、大根の柚子甘酢漬けというのが載っ
ていた。
そういえばsakkoさんも作っていたな、美味しそうだったなと
早速。。。
大根の柚子漬け
甘めなのは苦手なので適当に砂糖は加減する。
kiiさんへの差し入れでも、「柚子が効いてるね」と気に入って
くれたようだ。

これらにヒジキの炊いたんや鶏の五目煮などが加わり、毎度変わら
ぬ私のひとりご飯のお供たちだ。

タラは大好き。
タラチリや湯豆腐などに利用するが、一番好きなのはフリッターだ。
果汁を多めに垂らした醤油(果汁に醤油を垂らすぐらいのほうが私
は好みだ)に浸けて揚げたてを戴くのだが、幾つも食べられるので
困ってしまう。
タラのフリッター
お供はやはりニシン漬けと、この日はシイタケのシーチキン焼き。

昨夜はブリで粕汁にした。
粕汁もkiiさんは「いいけど。。。」の人で、進んで食べたい
ものではないらしい。
粕汁を食べるよりも豚汁やさつま汁のほうがいいのだそうな。。。
留守の間に好きなものを食べておこうという訳。
粕汁
相方はまたまたニシン漬けと、これまたkiiさんが苦手とする
エイの煮付けだ。
煮こごりも美味しいのだけどね、「一口ぐらいなら食べてもいいけ
ど」とくるから「無理して食べなくてもいいよ」と返してしまう。

デザートは熟した柿。
柿
ヘタを取ってスプーンで戴く。
これがまた格別の美味しさ、なのだ♪


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posted by けい at 10:39| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 保存食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月24日

ひとりご飯は鍋ばかり

寒いので鍋ばかり食べている。
用意は簡単だし、体の芯から温もるのでいうことがない。
売りものじゃあるまいし、映えなんて関係なく、あるもので。。。
美味しければいいのだ。(笑)

町の仮住まいは坂道が多く買い物難民の地域なので、たんぱく質類
は冷凍庫の中にしっかり保存してある。
タラが5回分、ツバスが一尾分、他に豚肉、鶏のモモ、ムネ、ミン
チ、ベーコンやチリメンジャコや。。。
野菜と豆腐類を買い足すぐらいで、当分困らないぞとゆったり気分。

しかし、、、上記の買い出しでスーパーを数店回ったのだが、そこ
で目を剝いた。
昨年よりも売り場面積を広げて、一面の鍋だし、鍋つゆのその圧巻
なこと。
それがまたよく売れているのだからビックリする。
手に取ってはみたものの、裏面を見て売り場に戻してしまう私です。

鍋つゆや出汁を適当に用意して具材を入れる。
野菜からもいい味わいが出る。

ミズナと摘み入れの鍋
ミズナの鍋

タラチリ
タラチリ

キムチ鍋
キムチ鍋

豆乳鍋を煮ているところ。
豆乳鍋
豆乳を入れすぎてしまい、この後減らした(^^;)

しかし、如何に好きとはいえ、連日豆腐を食しているのには呆れる。
kiiさんが豆腐に関しては「たまにはいいけれど、、、」の人だ
から、一気に反動が来たのかも。

六日間の鍋続きは、流石にちょっと飽きてきたかな。
今夜は少しボリューミーにしてみようか。


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posted by けい at 09:33| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 食のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月21日

シモバシラの霜柱

今冬はkiiさんの入院のために山を空けるので、シモバシラの
霜柱を見ることは叶わないかなと諦めていたのだが、一日だけその
姿を見せてくれた。
シモバシラ1

霜柱を作る植物は他にもあるが、我が家ではシモバシラが一番見事
になる。
シモバシラ2
真っ白で美しい。
思わず口に入れたくなるほど。。。

陽だまりでミニバラが咲いていた。
ミニバラ
寒いのにね。

八重咲のモナルダも。。。
八重咲のモナルダ

庭奥のクマザサはあまりにも繁茂しすぎたので一掃したのだが、
ボツボツと復活してきた。
クマザサ1
来年はお茶は勿論のこと、しっかり利用することにする。
クマザサ2
柔らかくて美味しそうだ♪

コブシは今年はよく咲いたが、来年は裏年になるのか花芽が少な
い。
これは白花のシデコブシ(姫コブシ)
姫コブシの花芽
ピンクの姫コブシはいつも花芽が少なめだが、この白花はどっさり
の花芽を付ける頼もしさ。
来年の開花が楽しみだ。

***************************************
kiiさんの手術は無事に終わり、時期を見て始まるリハビリが肝
なのだと思う。
頑張り屋さんだから大丈夫でしょう。。。

山を留守にしている間の始末はいろいろしてきたが、水が心配だ。
鹿やカモシカもこの際とばかりに侵入を図るのだろうなぁ。
持ち帰り忘れも多々あり、特にシイタケは残念。
少しだけでもと思い買いに行ったが、あまりの高さに買わずに帰って
きた。


posted by けい at 09:40| 奈良 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 2023年の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月19日

柿プリンと最後の柿チップス

知り合いから柿を利用したプリンをいただいた。
柿プリン

生食か柿チップスかシャーベットにするか、それ以外に能がない私
は圧倒されてただ眺める。
これが、甘ったるくなくて素材の持ち味を生かした、我が家の好み
の味なのだ。

柿プリン
雪ウサギを模しているのかな、このお菓子も好みの味わいで美味し
かった。


さて最後の柿チップスは、大量に刻んだので手間がかかった。
柿チップス1

柿チップス2
晴れたら外に出して天日で干し、夜間は薪オーブンの送風を利用して
数日。

最後の仕上げをしている。
柿チップス3
甘くて美味しい柿チップスが出来上がった。

今年は冬野菜の準備を放棄したので、早や気持ちは来年の秋冬に
向いている。
その前に春夏野菜でしょとkiiさんが笑う。
耕運機も出番を待っているしね。

この個性的な姿がこぶ高菜。
こぶ高菜
大好きなこぶ高菜や蕪をはじめとして、大根、ミズナに小松菜、好き
な野菜をたくさん育てたい!!


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posted by けい at 16:56| 奈良 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 保存食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月14日

冬になると鍋が美味しいね

12月に入ってから、夕食には鍋ということが多い。
つい作りすぎてしまって、翌日も残りを食しているということが多
いのが難だ。

一見すき焼きのようだが、我が家のそれは肉豆腐もどき。
糸こんにゃく、豆腐はかなり多め。
絶対に外せないのが豆もやしというのが我が家流。
それも大量に後から後から追加する。(笑)
肉豆腐1

肉を食べるというよりはどちらかというと野菜が主だから、牛肉は
切り落としで充分味が出る。
肉豆腐2


ミズナ鍋はミズナに焼いた油揚げと豚肉、或いは鶏のつみれが入る。
ミズナ鍋1
作り始めた40年ほど前にはミズナと油揚げだけだったが、いつの
間にか豚肉や鶏ムネの摘み入れが定番になった。
豚肉よりも摘み入れのほうが私は好き!
柚子胡椒があるとなお美味しい。

今日はミズナ鍋の相方に高野豆腐の炊き合わせ。
ミズナ鍋2


鍋焼きうどんをしようかと言いながら、うどんすきもどきになった。
大阪で有名な「美々卯」のうどんすきは、ハマグリやアナゴなども
入っていた気がするが、それはカットする。
無理に揃えなくてもサワラ、鶏モモ、卵、エビ天、ニンジンとごぼ
うのかき揚げ入りで充分の味が出る。
うどんすきもどき
焼いた油揚げも多めに。。。
白菜は茹でてびっくりするほどたくさん用意する。
白ネギや大葉の菊菜が美味しかった。

さて、今夜は何の鍋にしようかな?


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posted by けい at 07:37| 奈良 | Comment(6) | TrackBack(0) | 食のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月09日

柿チップスもハリハリ漬けも上出来

山の家は日の出が遅く暮れるのが早いので、干し物には不適な地だ。
日が照る場所を求めて、日に何度も干し場所を移動させる。

七分ぐらい乾いたら後は薪オーブンの送風口にお任せ。
以前に、送風口よりは天板の上方に置いたら乾きが早いかもと試し
てみたら残念な結果になり(天板上は熱が強いせいか、乾くより先
にネトネトなった)、再び送風口を利用している。

柿チップス1
これぐらいで仕上がりかな。
乾かしながら、「美味しいね!」とつい口に運ぶのでかなり減って
しまった。

ハリハリ漬け用の大根も、いい干し加減になった。
ハリハリ漬け1
齧ってみる。
うん、素朴な甘さが何とも言えない!!

漬け込んで「美味しくなぁれ!!
ハリハリ漬け2


「鶏の五目煮が無くなって寂しいね」とkiiさんがいうので、
再び作らせていただきました。
今度はかなり多めに作ったので刻むのが結構手間だった。
鶏の五目煮1
汁気がなくなるまで炒め煮する。
そろそろ出来上がりかな。
鶏の五目煮2
小分けして冷凍庫に入れる。
鶏の五目煮3

大根の醤油漬けも作った。
大根のシャキシャキ感が何ともいえず、多めの柚子も美味しくて、
私のお気に入りなのだ。
大根の醬油漬け
保存できるものが幾つかあると気持ちが豊かになる。

道の駅でこぶ高菜を見つけたので今日はそれを漬けよう。


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posted by けい at 06:57| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 保存食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月05日

大根や柿を干す&クコの実

目を剝くほど高価だった野菜が少し手頃な価格になってきた。
白菜、大根、キャベツ、葉物などがちょこちょこ食卓に上るように
なり、献立に野菜を多く利用できるようになったのは、野菜が主体
になってきた老齢家庭の我が家にとって、何よりもありがたい。
正月直前になるとまた高騰するのだろうが、暫しは、気持ち安らか
に過ごせるのが嬉しい。

スーパーにて。
「嬉しいなぁ、やっと鍋ができるやん。。。」
「いやぁ、今まで高すぎて買えんかったもんね。」
「それにしても、白ネギはまだ吃驚するぐらい高いね」
食卓を預かる主婦たちの会話を傍らで聞きながら、頷いている。

ハリハリ漬け用の大根を干している。
高すぎるので今年はもう作られないかもね、などと話していたのが
ウソのようだ。
大根を干す

先日買ってきた晩生の富有柿も柿チップス用に干している。
柿を干す
七分ぐらい干せたら薪オーブンの送風を利用して乾かそう。
天気が持ってくれたらいいのだけれど。。。

北海道からニシン漬けが届いた。
ニシン漬け1
ニシン漬けは冬の北海道の貴重な保存食。
奥様手作りのニシン漬けはとても美味しい本場の味わいだ。

添えてくださったいかめしや六花亭のお菓子が嬉しい。
ニシン漬け2
ありがとうございました♪

ところで、北海道出身の渡辺淳一著の「これを食べなきゃ」に、
懐かしい食材がいろいろ登場するので時々眺めているのだが、その
中に「冷んやりと歯にしみるニシン漬け」というのがある。
これを食べなきゃ

亡母のニシン漬けは大きな瓶に漬けられていた。
納屋の中には幾つもの樽や瓶が置かれていて、足の踏み場がないほ
どだったのを思い出す。
ところがニシン漬けを食べた記憶は確かにあるのに、詳しく思い出
そうとするとほどけるように消えてしまうのだ。
それはきっとキムチ漬けのせいだろうと、最近になって頷けるよう
になった。

亡母のキムチ漬けはご馳走キムチと呼ばれるほどの具沢山で、それ
は美味しくて評判だった。
キムチを納屋に取り出しに行くお役が回ってくると、何をおいても
喜び勇んで飛び出していく私だった。
キムチの中には棒鱈やスルメ、身欠きにしんなどがたくさん入れら
れていて、シャリシャリと凍った中からそれをつまみ食いするのが
また格別。
それが大きく記憶に残っているせいで、ニシン漬けの印象が弱く
なっているのかもしれない。
だから私にとっては「冷んやりと歯にしみるキムチ漬け」なのだ。

キムチ漬けをはじめとして、いろいろの漬物も上手な人だった。
若くして亡くならなければ、多々教えてもらえただろうにと、料理
下手な私はそれが残念でならない。

小さな赤い実を見つけた。
クコの実
たった一個だけれどクコの実が。。。


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posted by けい at 08:36| 奈良 | Comment(2) | TrackBack(0) | 食のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする