山椒狂いと言われる我が家は、粉山椒の使用量も半端ではない。
何にでも山椒、カレーにだってドバドバ使う。
粉山椒って結構高価なのよね。
実生苗をどんどん増やしたいので、今までは山椒の青い実を摘むの
は必要な分だけ。
完熟した秋の赤い実を摘んで、表皮は粉末にし種はバラまいてきた。
その赤い表皮は辛みがほどよく抜けているので、孫のゆうちゃんの
好物。
「でもまぁ、少しは本来の粉山椒も作ってみますか」などと思った
のが大間違いだった。。。
まずは山椒の実を摘む。

ゴミや果軸を取り除き

いい香りに包まれて「幸せだなぁ」などと独り言ち、時折口に入れ
ては「おぉ。辛い。でも美味しい!!」
ここまではよかったのだ。
日に干す

実が弾けて黒い種が見えてきたのだが

全部が綺麗に弾けてくれるわけではないから、この、種と表皮を
取り分ける作業が大仕事だった。
手作業でコツコツ、意地と根性の二人連れだ!
完熟の実の場合はもう少し簡単に剝がれたから、甘く考えていた
のだ。
幾日かかっただろう。
指先に根を詰める作業は終いには痛みと痺れを伴い

工場生産品は工夫を凝らしたオートメーションなのだろうが、家内
の作業は適した工法も道具も無く、わが指だけが頼りなのだ。
計量してみると68グラムあった。

手間暇かけて割が合わないけれど、自家製だという自己満足は
100%だ。
来年もまた作ろうという気力は、さて起きるだろうか。
指に力は入らず、爪先の痛みだけがいつまでもきつかったのだもの、
来年のことは考えずにおこう。
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山椒に実、たくさんとれましたね。
黒い種は如何するのですか
皮の部分だけが要るのですね。
頑張って68g、でも貴重品ですね
お疲れ様でした
山椒の実には参りました。
こんなに手間暇が掛かるものなのかと。。。
赤くなった実は完熟しているせいか、これほど手古摺らなかったような。
どちらにしても小さい実の大仕事ですけど。(笑)
黒い種はこの時期は未成熟なので処分しました。