2022年10月24日

モクセイの香り比べ

いい香りが風に乗って漂ってくる。
あぁ、ヒイラギモクセイが咲き始めた。。。

甘いけれど濃厚過ぎないヒイラギモクセイは、kiiさんが贔屓に
している木のひとつ。
香りのある植物が大好きだが、山の庭の秋の代表ともいえる。
毎年kiiさんは「咲いてるよ、知ってた??」と煩いのだが、
今年は道具小屋作りのほうに気持ちが走っているせいか、咲いて
いることにはまったく気付かなかったそうな。
昨年はあまり咲きがよくなかったが、今年はずっと上方の枝にま
で、花、花、花という見事さ。
加減してくれたらいいのに、この調子ならまた来年は裏年かも。
ヒイラギモクセイ1
枝をこまめに落としてはいるのだが切り足りないのか、大きくなり
すぎてしまった。
さて、どうしましょう?
ヒイラギモクセイ2

ギンモクセイは上方にチラッと花を見せたのが一昨年のこと、昨年
はまったく花をつけなかった。
どうせ今年も、、、と諦めていたのだ。
郵便物を取り込みに行った際、微かないい香りに鼻をひくつかせる。
あらぁ、ギンモクセイが結構たくさんの花をつけているではないで
すか。
下の枝にまで花をつけたのは初めてだ。
やっと念願の香り比べができる。
ギンモクセイ

左がヒイラギモクセイ、右がギンモクセイ

ヒイラギモクセイは甘く馥郁とした香り、でもキンモクセイのよう
なむせ返るような濃厚さではない。
ギンモクセイはすっきりした透明感のある香り。
私的にはギンモクセイの香りのほうが好きだが、kiiさんは贔屓
のヒイラギモクセイのほうが好みらしい。
花の美しさに関してはダントツでヒイラギモクセイといえる。

昔は寒すぎて梅も柿もキンモクセイも育たなかったのだとは、今は
亡き長老の話だが、ギンモクセイやヒイラギモクセイの花が咲くほ
どに、温暖化が進んでいるのだろう。

山の庭にはギンモクセイとヒイラギモクセイはあるが、キンモクセ
イは植えこんでいない。

町の住まいの窓辺にあるキンモクセイ。
キンモクセイ
花木の分野で秋の代表といえる。
遠くから漂ってくる分にはいいのだが、すぐ傍にあるときつすぎて
窓を閉めたくなる日もある。


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posted by けい at 17:21| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 2022年の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山は雨が多いですか
里は良いお天気が続いて吊し柿日和です。
ヒイラギモクセイの花は良いですね。
我家にもあったのに台風で倒れて、植え替えたのに枯れてしまいました。
キンモクセイは香りがきつすぎますね。
ギンモクセイは余り見かけませんね。
けいさんちは薪オーブンに火が入り、暖かいでしょうね
私も電気炬燵に入っています。
Posted by sakko at 2022年10月26日 00:05
☆sakkoさん、おはようございます。

曇りや雨の日が結構多いですけど、たまに晴れるとホッとします。
そんな日はフル回転してますから季節を楽しむ余裕がないのですけど。。。

今年も吊し柿が始まりましたね。
うちは柿チップスなんですけど、昨年はいつも買う農家さんの柿の出来が
よくなかったですから、今年はどうなのか気になります。

見た目はヒイラギモクセイ、香りはギンモクセイというのが私は好きです。
確かにギンモクセイってあまり見かけないですね。
キンモクセイは香りがきつすぎますよね。

こたつ、いいなぁ。
Posted by けい at 2022年10月26日 06:01
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