一週間ほど前からミツバチの動きがおかしかった。

画像を添えて師匠にお伺いを立てたのだが、暑いからでしょうとの
こと。
そんなことを気にかけながら、採蜜は7月が適期と聞いていたので
逡巡していたのだが、これ以上は待てないと11日(火)朝から
決行した。
何しろ初体験の採蜜、二人とも緊張してドキドキ。
今回切り取る部分は一番上の戴いた箱の部分なのだが、形状が普通
のものとは異なるのでかなり手こずらされた。

何とか蜜の巣板と巣箱を切り取り。。。
なるべく静かに動いたつもりだが、ビクビクしながらなので緊張感
が伝わったのか、蜂たちが怒りだした(多分)のには慌てた。

いつぞやの分蜂の際のような様相になり慄く。
此処はもう嫌だとばかりに逃げ出すか、それともこれほど蜜源植物
が豊かでしかも身近にある所はないのだからと留まってくれるか。
どちらにしても今は、そっとして収まるのを期するしかない。
巣板から採取した蜜。

分離機などはないし自然頼み、これに相当の時間が掛かった。
長らく使用していなかった大鍋や大ざるをフル稼働させ、右往左往。

ろ過している。

kiiさんのアイデアで作った木枠が大いに役立ち、ろ過は意外と
スンナリいった。
消毒した瓶に詰めて、
百花蜜の完成だ!!
15キロ弱あったのだが、多かったのか少なかったのか。。。
日本ミツバチの蜜は高価で1グラム10〜30円というのが普通、
純度が高いものはもっと高価なのだと書かれていたがどうなのか。
一口舐めてみる。
日本蜂蜜と(紛らわしく)書かれているものと、日本ミツバチの蜂
蜜とはまったく異なるものだと理解する。
採蜜から瓶詰までは火曜から三日間を要し、疲労困憊の二人。
慣れないせいが大きいのだろうが、採蜜作業がこれほどきついもの
だとは。
体の疲労もあるが精神的な疲労が大きかった。
いくら吞んでも酔えない、という体験をしたのは初めてだった。
見守っていた巣箱は三日間はハラハラさせられたが、今日になって
ようやく落ち着いてくれたようで、平常の動きを見せ始めていた。

一枚目の画像の現象は不明だが、蜜の巣板がもう一番下の三段目の
半分近くまで下がっていたことを考えると、たくさんのミツバチた
ちの居場所がなくなって外に溢れてきたものだったという想像は
当たっているのかもと思うが。。。
もしこのまま定着してくれたら、次からの採蜜はkiiさんの手製
の箱ばかりになるので、スムーズにいくと思う。
お願い!!
何処にも行かないでね。。。*****************************
採蜜の際は用心していたのだがその後の気の緩みか、kiiさんは
7ヶ所、私は5ヶ所を刺されてしまった。
kiiさんは腫れても数日で収まるのだが、現在は右手がパンパン。
庭仕事の際にアシナガバチに刺されては、手などグローブのように
紫色に腫れあがっていた私が、そこまでに至らずだったのが不思議。
日本ミツバチの毒性はアシナガバチよりも弱いのだろうか。
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