2025年07月25日

山椒の実を摘む&備蓄米のこと&オニヤンマ君

今年はシマフアブ(地元ではショウギと呼ぶらしい)が異常に多い。
暑さをこらえてジーンズ系の厚手の長袖長ズボンを着用していても
その生地の上から刺してくれるのだ。
搔きむしりたくなる痒みが長く続く。
ウシアブは大きな音を立てて近づくので気づきやすいが、シマフア
ブはひっそりと近づき素早い動きで刺し逃げるので始末に負えない。
アブ対策に効果があるとのことでオニヤンマ君を購入してきた。
オニヤンマ君
効果のほどは「ウ〜〜ン、どうだろうか。。。」
ついでに、もうボロボロになっていた捕虫網も買ってきた。
虫取り網
スズメバチ対策の一環として。

最近のマダニ情報は怖気をふるうほどだ。
庭仕事に出るのもかなり勇気が必要になる。
と、、、草ぼうぼうにしている言い訳です。(^^;)
ほんとうに草だらけ、、、
それも蔓植物が多いので足の踏み場がなく、目を覆いたいほど。

熱中症も怖いので、この時期の作業はなるべく最小限に抑えてい
るけれど、どうしてもその時期を外せないものがある。
意を決して山椒の実を摘みに出た。
庭奥の一株が鈴なりの実をつけていたが、その一株がそれまで摘ん
できた三株よりも多かったから驚いた。
貴重なこの株は我が家のブドウ生りと呼んでもいいかな。
山椒の実
いい香りに体中が包まれている。
掃除をして軽く茹で、冷凍庫へ。

ついでに晩のお菜用にシシトウとドイツ豆も摘んできた。
ドイツ豆とシシトウ

摘んでいる最中に発見。
あら、まぁ、なんでこんな所に??
シオデの苗
シオデの苗が仲良く並んで二つ。

先日買い物に出た折にサンディで古古米の販売に行き合った。
備蓄米の放出のニュースは流れていてもどれも町の話で、僻地の者
はその恩恵を受ける機会は全くないと諦めていたから、即一袋を買
い求めた。
備蓄米1

備蓄米2
一度食してみたいと思っていたのだ。

備蓄米3
水浸時間を少し長めにしてみた。
政治家さんたちの中にはいろいろ余計なことを言う人もいたけれど、
臭みもなかったし美味しかったですよ。


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posted by けい at 11:37| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月19日

山菜いろいろと果樹のこと

シオデが顔を出し始めた。
好き勝手な所に出てくるものを移植してまとめ、シオデ畑にすると
管理が楽だと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
弱ってしまうのだ。
好きな場所を選んで出てくるのだからと作為することは諦めた次第。
シオデ1
食べられるようになるまでに長い年月が掛かるのは、このシオデと
他には行者ニンニクらしい。
なるべく種を採取して蒔いてみようと思うのだが、7〜8年先の
収穫時に私は生存しているかどうかも分らぬので、無駄なことは
止めにするべしかもと揺れている。
シオデ2

シオデ2
シオデ、美味しかったなぁ。。。

変な芽が出ていると思ったら、これノビルですよね。
ノビル
うちのノビル群は大きくならず、細くて小さい芽がどんどん増えて
いるのが不思議。
草かと思って抜こうとしたらノビル、ということが多い。
食べられるほどの大きさのものが少ないのは何故??

ミズが元気だ。
開拓当初は渓の奥に有ったものが、いつの間にか移動して庭奥まで
出てきた。
ミズ
今年は特に元気そうで、太くて大きくなったものが多い。
食べてみよう!!

食べてみたいけれど葉のケバを見るとつい臆するのがユキノシタ。
ユキノシタ
天ぷらが美味しいそうだけれど、我が家ではまだ食料にはまだなっ
ていない。
このユキノシタの生えている所にはセリがたくさん!!
ついでに摘んできてまた簡単パスタにした。
セリでパスタ

ログ上方の敷地に植わっているのが北海道からお嫁入してきたモミ
ジガサ(シドケ)
シドケ1
今まで細々とした成長しか見せていなかったのに急にどうした??
シドケ2
これ、花芽ですよね、吃驚したのなんの。。。
種が落ちる??どんどん増えてほしい。

一緒にお嫁入りしてきたのが北海道のあの大きなフキ。
フキ1
野迫川ではこんな状態になっている。
葉は大きいけれど丈が短い。
穴の開いたふ〜〜きが懐かしかったのだ。
フキ2

赤い茎のフキはアクが強いのだったろうか?
もう少し増えたら食べてみよう!!

山のフキは穴が開いていない。
山フキ
我が家は濃い味が苦手なのでキャラブキにはしません。
鰹の粉を入れて佃煮にするのが好き。


さて季節が遅い野迫川村の果樹は今まだこんな状態。
キウィは昨年ブツブツに切られてしまったのだが、それでもいい調子
で花芽をつけている。
キウィの花
大きな枝を切ってしまっているので収量としては少ないかもしれない
が、そこそこは期待したいなぁ。

ジュンベリー、今年こそは鳥に先んじたいと思う。
ジュンベリー

ミニ菜園用の苗。
天候の加減かイマイチ成長が良くない。
苗
アカモーウィ、頑張れ!!


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posted by けい at 14:20| 奈良 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月11日

美味しい春の一番は花山椒鍋

ここ数年適期を失しては食べそびれていた花山椒の鍋だが、今年は
季節があまり進んでいなかったおかげで、運よく摘むことができた。
花山椒
摘んだのはkiiさん。
これだけ摘むのに3時間ほどかかっている。

私はというと、山沿いの防獣ネットに鹿が大穴をあけていて、その
修理と見回りに時間を取られていた。
鹿害
これは黄花イカリソウだが葉や花芽がすっかり食べられていた。
ギボウシや山のフキの葉もない。
フキは葉がないけれど茎はある、ということはフキとしてまだ利用
できるのだろうか。
防獣ネットは相当しっかり補強してあるのだが、脆弱な部分を見つ
けてはよくもまぁ侵入してくれる、敵ながらあっぱれだと負け惜し
み半分だ。

で、花山椒鍋のこと。
花山椒は旬だったのでいい香り。
花山椒鍋
しっかり出汁を取り、入れるものは鳥のもも肉と花山椒だけ。
実に美味しいのです。
我が家では鍋の中では特別の扱いなのだ。
口にすることができてよかった!!

翌日の酒の肴
タラの芽は少し長けているけれどまだまだいける。
タラの芽

ぶりっことコンニャクを煮つけ、
ぶりっこ

タラの芽は天ぷらにして、これらもとても美味しかった。
ぶりっこの煮つけとタラの芽の天ぷら

まだ本格的ではないが、やっと三つ葉が食べられるようになってき
た。
ミツバ
昨年よりもずいぶん遅く、不思議で仕方がない。
なんだか妙な年だ。

ミツバと卵の胡麻汁やミツバと鶏むね肉の辛し和えが好きで、三つ
葉が摘めるようになると一番に作るのだけれど、今回は小エビも入
れてかき揚げにした。
ミツバとニンジンのかき揚げ
花山椒鍋をした時の出汁を余分に作ってあったので、それを利用し
てかき揚げでかけ蕎麦を作ろうということ。
これがまた最高に美味しかったのです。
また作ろうっと!!
しっかり填まってしまった。


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posted by けい at 15:33| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月05日

山菜は美味しい、楽しい2

ワイルドストロベリーは山菜ではなくてハーブの仲間。
生え放題で、畑仕事や庭仕事で疲れるとちょっと摘んでビタミン補
給に、作業の際の私のいい相棒になっている。
ワイルドストロベリー1

ワイルドストロベリー2

これはミズ。正しくはアカミズかしら。
山菜の参考書にはウワバミソウなどと書かれているけれど、不気味
な名称はちょっといただけない。
敷地の一番奥まった谷筋に数株見つけたのは開拓当初のこと。
以後食害に遭い消えたと思っていたら防獣ネットを越えて、敷地内
の一番下のクマザサの周辺で発見したから驚いたのなんの。。。
嬉しかったなぁ。
ミズ
かなり増えているけれど、もう少し丈が伸びるまで育てたい。
「少量でいいから、大きくなっているのを食べてみようよ、指をく
わえている間にまた鹿に食べられてしまうかもしれないし」
kiiさんがそそのかすが、う〜〜ん、どうしようか。
茎を細かく叩いてとろろ風に戴くのが美味しいらしい。

我が家のコゴミ畑は、大きく分けて三ヶ所。
一ヶ所めは最初に植えこんだ場所で、ずっと奥までコゴミ。
コゴミ畑親元
この反対側もコゴミに席捲されつつある。
ミョウガと共生していたのだけれど、今はコゴミの方が勝っている。

第二コゴミ畑、親元から二段下の育樹園に勝手に飛んで群落を作っ
てしまった。
育樹園のコゴミ畑1

第三のコゴミ畑は庭奥への小道脇。
庭奥への小道脇のコゴミ畑
この辺りには5株の岸根栗の苗木を植えこんだ。
庭奥への小道脇のコゴミ畑
しっかり育っておくれ!!


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posted by けい at 08:53| 奈良 | Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月29日

コシアブラのバターライス&山菜は美味しい、楽しい

タラやコシアブラ、コゴミが採り頃みたいだと、ザルを抱えて摘み
に出る。
山菜摘み
天ぷらもいいけれど、やっぱりコシアブラはバターライスにしたい
ね!!
ザルの真ん中がコシアブラ。
鹿のおかげで全滅しかけ、我が家でも数が少なく貴重品だから、
たった一度のお楽しみだ。
コシアブラのバターライス
コシアブラのバターライスは絶品だった。

昔、知り合いの小学生の子供さんが、パエリア鍋いっぱいに作った
このバターライスを抱え込んで、離さなかったのを思い出す。

ヤブカンゾウの旬が過ぎ、コゴミが美味しくなっている。
天ぷらや和えもの、炒め物にと頻繁に登場している。
特に好きなのが和風のパスタとコゴミのコンビネーション。
毎日頂いても飽きない美味しさで、kiiさんは呆れている。
コゴミ

町に下りた際にタケノコを買ってきた。
タケノコ
タケノコご飯やタケノコの天ぷらを作り、春を堪能させてもらった。
我が家の山椒の芽はまだぽっちりと小さな緑を覗かせた程度で、町
の筍には間に合わないのが残念だが、だからといって山椒の葉を買
う気にはなれない。
その山椒だが、小さな苗木があちこちに出ていて、頼もしい限りだ。
タケノコご飯や
天ぷらは他にこごみやウルイなども。

今年よく利用しているのがアサツキ。
アサツキ
二か所にこのぐらいずつ育っているので、結構使いでがある。

行者ニンニクとシオデは7〜8年経過しないと、食べられるものに
ならないそうだが、ようやくこれほどに増えてくれた。
行者ニンニク1

行者ニンニク2
大事に少しずつ摘んで使っている。

「シイタケ出ていたりしない??」「どうせ出てないよ」
そんな問答がありまして。。。
「出ていたじゃないの、傷んでしまって」とかなり怒っている私。
半分はダメかも。。。
シイタケ

ユキノシタが良く増えている。
このケバを見ると食べられるとは思えないのですけどね。
ユキノシタ

敷地内の土手のイタドリはアッという間に採り頃を逸してしまった
みたい。
イタドリ
イタドリは隣地境界の内側にもかなりの量を育てている。
なぜイタドリなどを育てているのか、という疑問があるでしょう?
近在にもたくさん生えていたイタドリだけれど、鹿やカモシカの
食害で消えてしまい、今や貴重品なのだそうな。。。
たまたま隣地境界の際に自生していたので保護しているのだが、処
理する気力が薄くなってしまったのだ。
結構手間が掛かるので。。。


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posted by けい at 18:27| 奈良 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月19日

美味しい春〜山菜やアマゴ

山の庭の美味しい春はカンゾウから。
山菜の春一番はフキノトウといわれているけれど、我が家の好きは
ダントツでカンゾウなのだ。
ミツバとカンゾウ

カンゾウはサッと茹でて軽く水に晒し、ヌタにする。
シャキシャキしてほんのり甘く、これが我が家の春一番なのだ。
カンゾウのヌタとミツバの胡麻汁
山の三つ葉は香りが高い。
まだ少し早いのだが無理やり摘んできて、卵と胡麻たっぷりの汁物
にした。
次は大好きな「鶏の酒蒸しとミツバの辛し和え」を作ろう!!

ギョウジャニンニクとコゴミ。
ギョウジャニンニクとコゴミ
食べられるようになるまでにずいぶん長い年月が掛かるのがギョウ
ジャニンニクとシオデだが、これだけ増えてきているのだからと
思い切って摘んでみた。
ギョウジャニンニクエリア
ギョウジャニンニクエリアは最近ぐっと広がってきた。

ピザにしたり
山菜ピザ
パスタにしたり、、、
山菜とたらこのパスタ
ギョウジャニンニクとコゴミって意外に相性がいい。

コゴミはどんどん増えているけれど、育樹園の土手を駆け上がり広
がっているのには吃驚した。、
コゴミ

アサツキも摘んでみた。
アサツキ
ネギよりも優しい香りがいい。
もっと増やして多用しよう。

スカンポがそろそろ採り頃だ。
忙しいなぁ。。。
スカンポ

さて、アマゴ釣り。
膝の故障で二年ほどご無沙汰だったのだが、リハビリを兼ねて再開
したkiiさん。
初釣りは時間を長くは歩けなかったらしく早々に切り上げてきたが、
一番大きいものは22センチありかなり手ごたえがあったらしい。

放流している釣り場には行かず、kiiさんの行くのは成魚は勿論、
稚魚放流すらしていない小さい川でネイティブのアマゴしかいない
から、なかなか釣れないようだ。
この川は一切の手入れや放流もしていないのに入漁料は普通に取る
というのが解せない。取るなら取るでそれなりの取り組みがあって
然るべきだと思うのだが。。。

「野迫川みたいに釣れない川はちょっとないね。天川なんかはずい
ぶん企業努力しているもんなあ」
行き会った大阪から来た釣り人二人連れがかなりこぼしていたらし
い。

アマゴ
一番小さいのを一尾ずつ塩焼きでいただいたが、じつに美味しかった。

「そろそろBBQをしたいよね」
「炭火で焼いたアマゴは美味しいだろうなぁ」
「他に豚のスペアリブや手羽塩も焼こうよ」
最近、大して食べられなくなっているくせに、食い意地だけはイッ
チョマエです。


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posted by けい at 07:53| 奈良 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月17日

ドクダミ、山椒の実、梅の実や

土砂災害の後遺症や鹿の侵入、日本ミツバチの採蜜に時間を取られ、
日常の作業が滞っている。
庭は草ぼうぼう、一部は足の踏み場もなく草丈は私の背丈を超える
勢いだ。
草は見ないふりをして、遅れに遅れていた山菜仕事、梅仕事によう
やく手をつける。

もう遅いかなと思ったが、青い実を口に含んでみるとまだ充分いけ
そうだ。
摘んだ山椒の実は軽く湯がいて冷凍庫へ。
山椒の実

ドクダミは一番花が落ちてしまったが、ドクダミ茶用に摘む。
晴れの日がなかなか続かず、カビさせてしまったことがあったので、
天気睨みで遅くなっていた。
ドクダミ
時間がないので量的には最小にするが、もう一回ぐらいは摘めるだ
ろう。

白加賀がやっと収穫できた。
普通の地域では梅漬けを土用干しする頃なのだが、我が家の梅は
やっと収穫なのだから如何に寒冷地か、ということなのだろう。
白加賀
古い木は養生中で、これは比較的若い木のもの。
実は大きくてしっかりしている。
3キロ強しかなかったが、無農薬安全印だ、これで良しとしよう。
この木の梅が収穫できるようになればありがたいと、期待感が増す。
大きいので梅のエキス作りにも最適かも。

以前は10キロほどを構えて漬けていたなと思うと、最近の不作は
拍子抜けするほどの楽さだ。


スモモの、これは秋姫だったろうか。。。
スモモ
山のスモモはまだこんな様子です。
そういえばすっかり失念していたのがキウィの状況。
見てこなくては。。。

今年も何度か楽しませてくれたシオデ。
雌株の穂が伸びてきた。これは摘んではいけない。
シオデ1

シオデ2
また、たくさんの実生を残してくれますように。

アジサイの花の様子を見に行って、「アレッ、ヤマブドウ??」
昔々に旭川からお嫁入してきたが、二株とも枯れたと思っていた
のだ。
ヤマブドウ
実がならないと思っていたら、雌木だけでは無理ですよと聞かされ
たが、雄木なんて手に入らないよ〜

今植えてみたいのがホップで苗を探しているが、メジャーな植物で
ないのかそれもなかなか見つからない。

コウゾの赤い実が愛らしい。
コウゾの赤い実
この実を狙ってか、飛来するカラス群団が喧しくてかなわない。
ホタルが飛び、カジカガエルやヒグラシも鳴き出し、オオルリや
ウグイス、アオバトが囀る山の庭の静けさを乱す輩たちだ。

今度はCDをジャンスカ鳴らしてみようか。
鷹の声だけのCDがあったら面白いのだけれど、大きな鳥のカイト
を手に入れるか。


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posted by けい at 05:22| 奈良 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月30日

最後のシオデ&山菜のことやいろいろ

今年のシオデももう終盤。
シオデ最終便

今回もたまたまアスパラガスが有ったので、肉巻きの食べ比べ。
シオデの肉巻き
手前がシオデ、奥がアスパラ。

ギョウジャニンニクの花
ギョウジャニンニクの花

ミズの花を見たのは初めてだ。
ミズ

アップがうまくいかなかった。
ミズの花
たくさん増えているのでそろそろ食べてもいけるかな。

大丸かんぴょうの花
かんぴょうの花ってこんなの??
かんぴょうの花
成り花がまったくないのだ。
夕顔って香りがいいものだと記憶していたのだが、香りもない。
???になっている。

コンニャクの芽がやっと出てきた。
コンニャク
草だらけなのでどれがコンニャクか分かりにくい。

栗のぽろたんの花
栗の花

北海道からお嫁入してきたフキがやっと根付いた感あり。
コロボックルのフキ
あの大きなコロボックルのフキだけれど、訊いていた通り、やはり
内地では小振りになるようだ。

雨の日は外仕事ができないのでスギナを粉末にした。
スギナ茶
あと一回で今年のスギナ茶仕事は終了、ちょっと寂しい。
でも一面のドクダミが待っている。


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posted by けい at 15:41| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月17日

シオデの肉巻きやニラ焼きのこと

シオデを摘めた日はルンルンしてしまう。
今夜は肉巻きだよ!と献立のメインは即決だ。
シオデ1

今日は大きいのは一本だけだったよ〜とkiiさん。
某県産のアスパラも買っているし、今夜は食べ比べてみよう。
シオデ2

シオデ(牛尾菜・ユリ科シオデ属の山菜)
成長が遅く食べられるような太さになるまでには7〜8年掛かる。
ギョウジャニンニクやオオナルコユリもそのぐらいの年数を経て、
ようやく食用にできるそうだから気の長い話だ。
若芽はアスパラに似るし、味わいも似ている。
シオデ3

さて食べ比べての印象は、、、
手前の数が少ない方がシオデ、奥がアスパラ。
(巻き役はkiiさん、最近早くなって綺麗になり上達した)
シオデの肉巻き
アスパラの生育環境などによっても味わいはずいぶん異なるのだ
ろうが、確かに食感は似ているのだが、食味はやはり違う。
野趣に富んだこの味わいは独特のものだと思う。
二人とも同じ感想を持ったのだった。

シオデの人工栽培はなかなか難しい。
こぼれ種で自然に生えたものは丈夫なのだが、種をまくなどして手
を掛けるとちょっと気難しいのだ。
何とかしたいなぁ。。。

最近の我が家の夕食で一週間を見ると主菜で登場するもの。
アスパラの肉巻き(シオデはこの時期しかないので普段はアスパラ)
豚生姜焼きのサムギョプサル風、鶏ムネの酒蒸しとミツバの辛し和え、
これで三日間。
ワンパターンなのではなくて単に好きなのだ。
残りの四日間は魚系やいろいろ。。。


高値だったニラがやっと安価になってきたので、待ってました!と
ニラ焼きにした。
ニラ焼き1
カツオ出汁と酒、味噌をベースに小麦粉を入れ、ザクザク切った
ニラを入れ混ぜる。

なるべく薄く焼く方が美味しい。
私、用意する人、kiiさんが焼く人。
ニラ焼き2
焼きあがったらカツオの削り粉をたっぷり掛ける。
あっさりしているので何枚でもいける。。。


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posted by けい at 19:20| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月15日

ミツバは薬味にあらず

ミツバはどちらかというと薬味扱いされているけれど、我が家では
立派に(笑)野菜のお役を果たしている。
まだか、まだかと、ミツバが登場するのを心待ちしていたのだ。
スギナと三つ葉
雑草を抜きながらスギナを摘み三つ葉も摘む。
明らかに雑草とわかるものを抜くのは容易いのだが、そこに共存し
ているのがスギナや三つ葉なのだ。
発砲スチロールの箱にポイポイ入れたものを、後から処理するのは
面倒だが、スギナが伸びるのを待っている間に雑草も逞しく育つの
だから仕方がない。

足元を見るとミツバの赤ちゃんがたくさん!!
ミツバの赤ちゃん

山ウドはもう長けてしまったなぁ。
山ウド

たくさん増えてね、ミズさん。
ミズ

出番を待っている山ブキ。
山フキ
かなり減っていたのだが復活してきたようで、あちこちに群落を
作り出している。

今日もスギナ摘み。
スギナ

ついでに三つ葉も摘んでしまおう。
ミツバ
此処の三つ葉は太くて大きく軟らかそうだ。
大好きなミツバと鶏の辛し和えにしよう。
ミツバと鶏ムネ肉の辛子和え
これが食べたくて食べたくて、三つ葉の登場を心待ちしていたの
だ!!

じつは今回スギナと三つ葉を摘んだ場所が此処。
草だらけ
スギナも三つ葉も立派で摘みごたえがあるのだが、どこを摘んだの?
と思うほどにまだ一面草だらけで、マムシが怖くてマムシん棒を傍ら
にして摘んでいる。
そろそろ草刈りをしなくちゃねと思うのだが困ったことがある。
この場所、まだまだスギナと三つ葉の宝庫だし、セリも顔を出して
いるのだ。
以前に植えこんで消えたはずの山フキまで登場するに至っては、
さてさて、どうしたものか。。。


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2023年04月29日

美味しい春、スカンポ、コゴミ、三つ葉やギョウジャニンニク

春になると、一度だけでもいいからスカンポを食べたいものだと村
の人が言う。

以前は野っぱらや渓流沿いの土手などにたくさん生えていたものだ
が、近年は鹿やカモシカが食べつくしてしまい、とんと見かけなく
なって久しい。

敷地内でスカンポを育てているのを見て村人は笑うが、手に入らな
ければ作るしかないでしょ。
食べられる山菜野草を育てるのが一番の目的だから、無農薬である
ことを信条にしているが、花や木々も無農薬というのはかなり厳し
いときもある。
でも安心印を徹底している。
美味しいもののためならば、なのだ。
スカンポ1

皮をむいて
スカンポ2

熱い湯で処理し、一晩細流に晒す。
スカンポ3
これをいい加減にするとシュウ酸が抜けないのだ。

手間暇が掛かって面倒だが、シャキシャキした食感と旨さは最高。
スカンポ4

ミツバや明日葉、ギョウジャニンニクも摘んできた。
山菜野草1

コゴミはさっと湯がいて冷凍する。
コゴミ
sakkoさんに教えていただいた保存法だ。

このこごみ畑はもうすっかり長けてしまっている。
こごみ畑
コゴミはなんにでも使える重宝な山菜だ。
パスタ、チャーハン、バターソテー、胡麻和え、なんにでも合う。

山入りの際くろまろで野菜を仕入れてきた。
とにかく野菜が食卓のメインを占めるのだ。(笑)
くろまろにて
若ごぼうも見つけた。
昔は大阪八尾の名産品だったが、最近は栽培地が広がっているよ
うだ。
くろまろでは葉ごぼうとなっていた。
若ごぼうの炊いたん
春になると食べたくなる一品が若ごぼうの炊いたん。

タケノコも。
タケノコ
kiiさんの要望でたけのこご飯にする。
私はタケノコや三つ葉、コゴミを使ってパスタにしようかな。

タラや山ウド、山椒も出番を待っている。
美味しい春が続く。。。


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2022年10月21日

ムカゴの塩バター炒めは酒の肴に最高♪

草を抜いていた時のこと、何やら頭や肩にポトン、ポトンと当たる
ものがある。
何の虫かな? もうアブさんは居なくなったはずだし。。。
暑い夏はアブが異常発生すると聞いた頃があるが、今年のアブは
大きさもその数も凄かった。
飛びながら狙いすまして刺す、そのすばしっこさには脱帽だったな、
そう思い出しつつ見上げているとまたポトン。
あらら、自然薯のムカゴではないか。

今夜はムカゴ飯だ!!と勇んだものの、もう相当数が落ちてしまっ
たらしく、ツルに残っているのは小さいものばかり。
今の庭の中はいろんなツルだらけでどれが自然薯なのか分かりに
くいが、かき分けて探したムカゴがたったこれだけ。
遅すぎたようだ。
ムカゴ
このぐらいではムカゴ飯にはならないなぁ。
そうだ、バター炒めにしよう。
ふ、ふ、ふ、これは最高の酒の肴だ。。。

ムカゴの塩バター炒め、鷹の爪やピーマン、長トウガラシの葉を
炒めて佃煮風にしたもの(余すところなく戴く、これが最高に嬉し
い)、他には油揚げの袋煮と豆苗の煮浸し。
今夜の酒の肴
寒さが忍び寄る山の宵は、燗酒が美味しくなってきた。


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2022年08月17日

居酒屋「木の葉」&野草茶のこと

開拓当初の、杉を伐採して山を切り開きだした頃のこと。
昔からアウトドア派だった私たちは、夜は裸電球の下で宴会モード
だった。

こんな山奥で居酒屋をしたら、客はタヌキかキツネばかりだろうね。
朝になったら、貰ったお金は全部木の葉に変わっていたりしてね。
知人たちからはそう茶化され、居酒屋「木の葉」と名付けられたの
だった。

突如スイッチが入ったようにいろいろ作りたくなる時がある。
メニューは
簡単で安価、いつもと変わらないありきたりのものばかりだが、
お皿をたくさん並べて居酒屋風というのが好き。
イワシの炊いたのや鶏肝の煮込み、ゴーヤーチャンプルーもどきや。
ゴーヤーチャンプルーはkiiさんは豆腐入りが苦手なのだそうで、
今度は豆腐なしで作ることにしよう。
だいたいがkiiさんはゴーヤーはあまり好みではない。
でも私は大好きなので、作る人の権利を行使している。

今夜のお酒は
お気に入りナンバーワンの焼酎「蔵純粋」(40度の焼酎です)や、
清酒は「山廃菊姫」「雪の松島」
今夜の酒は?
その時の気分で吞みたいものを少しだけ。
決して深酒は致しません。(キッパリ!)

相変わらずドクダミ茶やスギナ茶を作っている。
ドクダミ茶

スギナ茶はロートルのミキサーを宥めて使っているが、酷使はでき
ないので昔のように微粉末にはできない。
スギナ茶
最近のミキサーは刃が良くなった分形状が小さくなり、スギナなど
の粉砕には適さなくなっているのだ。
スギナ茶
左が今年の分、右が昨年までの分。

じつは私め、中性脂肪が高いとの診断を受け、慌ててスギナ茶の
使用を開始したという訳。
昔々、kiiさんがいやいやながら無理やり飲んで、たった4ヶ月
で血液検査が劇的な変化を遂げたという一件があったので。

HPの野迫川倶楽部、ひとりごとの中の「スギナのちから?」
http://nosegawaclub.sakuraweb.com/hitorigoto06/06-11.html

いつになく真面目に取り組んでます。


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posted by けい at 18:35| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月05日

粉山椒を作る

買い置いていた粉山椒がもう残り少なになってきた。
山椒狂いと言われる我が家は、粉山椒の使用量も半端ではない。
何にでも山椒、カレーにだってドバドバ使う。

粉山椒って結構高価なのよね。
実生苗をどんどん増やしたいので、今までは山椒の青い実を摘むの
は必要な分だけ。
完熟した秋の赤い実を摘んで、表皮は粉末にし種はバラまいてきた。
その赤い表皮は辛みがほどよく抜けているので、孫のゆうちゃんの
好物。

「でもまぁ、少しは本来の粉山椒も作ってみますか」などと思った
のが大間違いだった。。。

まずは山椒の実を摘む。
粉山椒を作る1

ゴミや果軸を取り除き
粉山椒を作る2
いい香りに包まれて「幸せだなぁ」などと独り言ち、時折口に入れ
ては「おぉ。辛い。でも美味しい!!」
ここまではよかったのだ。

日に干す
粉山椒を作る3

実が弾けて黒い種が見えてきたのだが
粉山椒を作る4
全部が綺麗に弾けてくれるわけではないから、この、種と表皮を
取り分ける作業が大仕事だった。
手作業でコツコツ、意地と根性の二人連れだ!

完熟の実の場合はもう少し簡単に剝がれたから、甘く考えていた
のだ。

幾日かかっただろう。
指先に根を詰める作業は終いには痛みと痺れを伴い
粉山椒を作る5
工場生産品は工夫を凝らしたオートメーションなのだろうが、家内
の作業は適した工法も道具も無く、わが指だけが頼りなのだ。

計量してみると68グラムあった。
粉山椒を作る6
手間暇かけて割が合わないけれど、自家製だという自己満足は
100%だ。

来年もまた作ろうという気力は、さて起きるだろうか。
指に力は入らず、爪先の痛みだけがいつまでもきつかったのだもの、
来年のことは考えずにおこう。



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posted by けい at 06:52| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月23日

キウィ&ヤブカンゾウ&シオデ

キウィに実が付いている。
この提灯のような姿、可愛いでしょ♪
見た目はこのぐらいの姿の時が一番好き。
キウィの実
勿論食べられるようになったら嬉しさは格別ですけどね。
昨年キウィのドライフルーツに填まって以来、収穫時が待ち遠しく
て仕方がない。

今年は数が少ないと諦めていたシオデが、今頃になってチョコチョ
コと顔を出してきた。
シオデ1

シオデ2
我が家の一番大事の子がこの株。
雌株で、これが山の庭のシオデの親元なのです。

摘んできたシオデ。
シオデ3


ヤブカンゾウの花が咲いている。
ヤブカンゾウ1

蕾もたくさん。
ヤブカンゾウ2
茹でて干したものが「金針菜」で漢方として重用されるそうだが、
生のままでは食用にしないそうな。

今夜の酒の肴
ヤブカンゾウとシオデ
シオデはシンプルなままで戴き、カンゾウの蕾は少量をベーコンと
一緒に炒め、味付けは塩コショウのみ。

ヤブカンゾウは春の葉が美味しい。
我が家で春一番の山菜というとこのヤブカンゾウの葉のヌタなのだ。
ノカンゾウは開花時期が遅い上に、花もスリムで葉も細く、食用と
しては全く利用していない。


ところで、ユキノシタの天ぷらとはよく聞くけれど、美味しいの?
ケバケバした葉の表面が何とも不気味で、食べられるものになると
は思えないんだけれど。。。
ユキノシタ1
我が家のユキノシタは鬱蒼とした谷奥で絶えかけていたが、日の当
たる場所に移動させたらどんどん広がり始めたのだ。
ログ下の邪魔にならない場所だから、いくら増えてもいいんですけ
どね。

花はとても可愛いね。
ユキノシタ2

たまに変わったのも出てくる。
ユキノシタ3

大事にしている八重咲きのユキノシタは今年は花を見せてくれな
かった。


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posted by けい at 06:20| 奈良 | Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする