2024年04月19日

美味しい春〜山菜やアマゴ

山の庭の美味しい春はカンゾウから。
山菜の春一番はフキノトウといわれているけれど、我が家の好きは
ダントツでカンゾウなのだ。
ミツバとカンゾウ

カンゾウはサッと茹でて軽く水に晒し、ヌタにする。
シャキシャキしてほんのり甘く、これが我が家の春一番なのだ。
カンゾウのヌタとミツバの胡麻汁
山の三つ葉は香りが高い。
まだ少し早いのだが無理やり摘んできて、卵と胡麻たっぷりの汁物
にした。
次は大好きな「鶏の酒蒸しとミツバの辛し和え」を作ろう!!

ギョウジャニンニクとコゴミ。
ギョウジャニンニクとコゴミ
食べられるようになるまでにずいぶん長い年月が掛かるのがギョウ
ジャニンニクとシオデだが、これだけ増えてきているのだからと
思い切って摘んでみた。
ギョウジャニンニクエリア
ギョウジャニンニクエリアは最近ぐっと広がってきた。

ピザにしたり
山菜ピザ
パスタにしたり、、、
山菜とたらこのパスタ
ギョウジャニンニクとコゴミって意外に相性がいい。

コゴミはどんどん増えているけれど、育樹園の土手を駆け上がり広
がっているのには吃驚した。、
コゴミ

アサツキも摘んでみた。
アサツキ
ネギよりも優しい香りがいい。
もっと増やして多用しよう。

スカンポがそろそろ採り頃だ。
忙しいなぁ。。。
スカンポ

さて、アマゴ釣り。
膝の故障で二年ほどご無沙汰だったのだが、リハビリを兼ねて再開
したkiiさん。
初釣りは時間を長くは歩けなかったらしく早々に切り上げてきたが、
一番大きいものは22センチありかなり手ごたえがあったらしい。

放流している釣り場には行かず、kiiさんの行くのは成魚は勿論、
稚魚放流すらしていない小さい川でネイティブのアマゴしかいない
から、なかなか釣れないようだ。
この川は一切の手入れや放流もしていないのに入漁料は普通に取る
というのが解せない。取るなら取るでそれなりの取り組みがあって
然るべきだと思うのだが。。。

「野迫川みたいに釣れない川はちょっとないね。天川なんかはずい
ぶん企業努力しているもんなあ」
行き会った大阪から来た釣り人二人連れがかなりこぼしていたらし
い。

アマゴ
一番小さいのを一尾ずつ塩焼きでいただいたが、じつに美味しかった。

「そろそろBBQをしたいよね」
「炭火で焼いたアマゴは美味しいだろうなぁ」
「他に豚のスペアリブや手羽塩も焼こうよ」
最近、大して食べられなくなっているくせに、食い意地だけはイッ
チョマエです。


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posted by けい at 07:53| 奈良 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月17日

ドクダミ、山椒の実、梅の実や

土砂災害の後遺症や鹿の侵入、日本ミツバチの採蜜に時間を取られ、
日常の作業が滞っている。
庭は草ぼうぼう、一部は足の踏み場もなく草丈は私の背丈を超える
勢いだ。
草は見ないふりをして、遅れに遅れていた山菜仕事、梅仕事によう
やく手をつける。

もう遅いかなと思ったが、青い実を口に含んでみるとまだ充分いけ
そうだ。
摘んだ山椒の実は軽く湯がいて冷凍庫へ。
山椒の実

ドクダミは一番花が落ちてしまったが、ドクダミ茶用に摘む。
晴れの日がなかなか続かず、カビさせてしまったことがあったので、
天気睨みで遅くなっていた。
ドクダミ
時間がないので量的には最小にするが、もう一回ぐらいは摘めるだ
ろう。

白加賀がやっと収穫できた。
普通の地域では梅漬けを土用干しする頃なのだが、我が家の梅は
やっと収穫なのだから如何に寒冷地か、ということなのだろう。
白加賀
古い木は養生中で、これは比較的若い木のもの。
実は大きくてしっかりしている。
3キロ強しかなかったが、無農薬安全印だ、これで良しとしよう。
この木の梅が収穫できるようになればありがたいと、期待感が増す。
大きいので梅のエキス作りにも最適かも。

以前は10キロほどを構えて漬けていたなと思うと、最近の不作は
拍子抜けするほどの楽さだ。


スモモの、これは秋姫だったろうか。。。
スモモ
山のスモモはまだこんな様子です。
そういえばすっかり失念していたのがキウィの状況。
見てこなくては。。。

今年も何度か楽しませてくれたシオデ。
雌株の穂が伸びてきた。これは摘んではいけない。
シオデ1

シオデ2
また、たくさんの実生を残してくれますように。

アジサイの花の様子を見に行って、「アレッ、ヤマブドウ??」
昔々に旭川からお嫁入してきたが、二株とも枯れたと思っていた
のだ。
ヤマブドウ
実がならないと思っていたら、雌木だけでは無理ですよと聞かされ
たが、雄木なんて手に入らないよ〜

今植えてみたいのがホップで苗を探しているが、メジャーな植物で
ないのかそれもなかなか見つからない。

コウゾの赤い実が愛らしい。
コウゾの赤い実
この実を狙ってか、飛来するカラス群団が喧しくてかなわない。
ホタルが飛び、カジカガエルやヒグラシも鳴き出し、オオルリや
ウグイス、アオバトが囀る山の庭の静けさを乱す輩たちだ。

今度はCDをジャンスカ鳴らしてみようか。
鷹の声だけのCDがあったら面白いのだけれど、大きな鳥のカイト
を手に入れるか。


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posted by けい at 05:22| 奈良 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月30日

最後のシオデ&山菜のことやいろいろ

今年のシオデももう終盤。
シオデ最終便

今回もたまたまアスパラガスが有ったので、肉巻きの食べ比べ。
シオデの肉巻き
手前がシオデ、奥がアスパラ。

ギョウジャニンニクの花
ギョウジャニンニクの花

ミズの花を見たのは初めてだ。
ミズ

アップがうまくいかなかった。
ミズの花
たくさん増えているのでそろそろ食べてもいけるかな。

大丸かんぴょうの花
かんぴょうの花ってこんなの??
かんぴょうの花
成り花がまったくないのだ。
夕顔って香りがいいものだと記憶していたのだが、香りもない。
???になっている。

コンニャクの芽がやっと出てきた。
コンニャク
草だらけなのでどれがコンニャクか分かりにくい。

栗のぽろたんの花
栗の花

北海道からお嫁入してきたフキがやっと根付いた感あり。
コロボックルのフキ
あの大きなコロボックルのフキだけれど、訊いていた通り、やはり
内地では小振りになるようだ。

雨の日は外仕事ができないのでスギナを粉末にした。
スギナ茶
あと一回で今年のスギナ茶仕事は終了、ちょっと寂しい。
でも一面のドクダミが待っている。


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posted by けい at 15:41| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月17日

シオデの肉巻きやニラ焼きのこと

シオデを摘めた日はルンルンしてしまう。
今夜は肉巻きだよ!と献立のメインは即決だ。
シオデ1

今日は大きいのは一本だけだったよ〜とkiiさん。
某県産のアスパラも買っているし、今夜は食べ比べてみよう。
シオデ2

シオデ(牛尾菜・ユリ科シオデ属の山菜)
成長が遅く食べられるような太さになるまでには7〜8年掛かる。
ギョウジャニンニクやオオナルコユリもそのぐらいの年数を経て、
ようやく食用にできるそうだから気の長い話だ。
若芽はアスパラに似るし、味わいも似ている。
シオデ3

さて食べ比べての印象は、、、
手前の数が少ない方がシオデ、奥がアスパラ。
(巻き役はkiiさん、最近早くなって綺麗になり上達した)
シオデの肉巻き
アスパラの生育環境などによっても味わいはずいぶん異なるのだ
ろうが、確かに食感は似ているのだが、食味はやはり違う。
野趣に富んだこの味わいは独特のものだと思う。
二人とも同じ感想を持ったのだった。

シオデの人工栽培はなかなか難しい。
こぼれ種で自然に生えたものは丈夫なのだが、種をまくなどして手
を掛けるとちょっと気難しいのだ。
何とかしたいなぁ。。。

最近の我が家の夕食で一週間を見ると主菜で登場するもの。
アスパラの肉巻き(シオデはこの時期しかないので普段はアスパラ)
豚生姜焼きのサムギョプサル風、鶏ムネの酒蒸しとミツバの辛し和え、
これで三日間。
ワンパターンなのではなくて単に好きなのだ。
残りの四日間は魚系やいろいろ。。。


高値だったニラがやっと安価になってきたので、待ってました!と
ニラ焼きにした。
ニラ焼き1
カツオ出汁と酒、味噌をベースに小麦粉を入れ、ザクザク切った
ニラを入れ混ぜる。

なるべく薄く焼く方が美味しい。
私、用意する人、kiiさんが焼く人。
ニラ焼き2
焼きあがったらカツオの削り粉をたっぷり掛ける。
あっさりしているので何枚でもいける。。。


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posted by けい at 19:20| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月15日

ミツバは薬味にあらず

ミツバはどちらかというと薬味扱いされているけれど、我が家では
立派に(笑)野菜のお役を果たしている。
まだか、まだかと、ミツバが登場するのを心待ちしていたのだ。
スギナと三つ葉
雑草を抜きながらスギナを摘み三つ葉も摘む。
明らかに雑草とわかるものを抜くのは容易いのだが、そこに共存し
ているのがスギナや三つ葉なのだ。
発砲スチロールの箱にポイポイ入れたものを、後から処理するのは
面倒だが、スギナが伸びるのを待っている間に雑草も逞しく育つの
だから仕方がない。

足元を見るとミツバの赤ちゃんがたくさん!!
ミツバの赤ちゃん

山ウドはもう長けてしまったなぁ。
山ウド

たくさん増えてね、ミズさん。
ミズ

出番を待っている山ブキ。
山フキ
かなり減っていたのだが復活してきたようで、あちこちに群落を
作り出している。

今日もスギナ摘み。
スギナ

ついでに三つ葉も摘んでしまおう。
ミツバ
此処の三つ葉は太くて大きく軟らかそうだ。
大好きなミツバと鶏の辛し和えにしよう。
ミツバと鶏ムネ肉の辛子和え
これが食べたくて食べたくて、三つ葉の登場を心待ちしていたの
だ!!

じつは今回スギナと三つ葉を摘んだ場所が此処。
草だらけ
スギナも三つ葉も立派で摘みごたえがあるのだが、どこを摘んだの?
と思うほどにまだ一面草だらけで、マムシが怖くてマムシん棒を傍ら
にして摘んでいる。
そろそろ草刈りをしなくちゃねと思うのだが困ったことがある。
この場所、まだまだスギナと三つ葉の宝庫だし、セリも顔を出して
いるのだ。
以前に植えこんで消えたはずの山フキまで登場するに至っては、
さてさて、どうしたものか。。。


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posted by けい at 18:21| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月29日

美味しい春、スカンポ、コゴミ、三つ葉やギョウジャニンニク

春になると、一度だけでもいいからスカンポを食べたいものだと村
の人が言う。

以前は野っぱらや渓流沿いの土手などにたくさん生えていたものだ
が、近年は鹿やカモシカが食べつくしてしまい、とんと見かけなく
なって久しい。

敷地内でスカンポを育てているのを見て村人は笑うが、手に入らな
ければ作るしかないでしょ。
食べられる山菜野草を育てるのが一番の目的だから、無農薬である
ことを信条にしているが、花や木々も無農薬というのはかなり厳し
いときもある。
でも安心印を徹底している。
美味しいもののためならば、なのだ。
スカンポ1

皮をむいて
スカンポ2

熱い湯で処理し、一晩細流に晒す。
スカンポ3
これをいい加減にするとシュウ酸が抜けないのだ。

手間暇が掛かって面倒だが、シャキシャキした食感と旨さは最高。
スカンポ4

ミツバや明日葉、ギョウジャニンニクも摘んできた。
山菜野草1

コゴミはさっと湯がいて冷凍する。
コゴミ
sakkoさんに教えていただいた保存法だ。

このこごみ畑はもうすっかり長けてしまっている。
こごみ畑
コゴミはなんにでも使える重宝な山菜だ。
パスタ、チャーハン、バターソテー、胡麻和え、なんにでも合う。

山入りの際くろまろで野菜を仕入れてきた。
とにかく野菜が食卓のメインを占めるのだ。(笑)
くろまろにて
若ごぼうも見つけた。
昔は大阪八尾の名産品だったが、最近は栽培地が広がっているよ
うだ。
くろまろでは葉ごぼうとなっていた。
若ごぼうの炊いたん
春になると食べたくなる一品が若ごぼうの炊いたん。

タケノコも。
タケノコ
kiiさんの要望でたけのこご飯にする。
私はタケノコや三つ葉、コゴミを使ってパスタにしようかな。

タラや山ウド、山椒も出番を待っている。
美味しい春が続く。。。


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posted by けい at 07:50| 奈良 | Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月21日

ムカゴの塩バター炒めは酒の肴に最高♪

草を抜いていた時のこと、何やら頭や肩にポトン、ポトンと当たる
ものがある。
何の虫かな? もうアブさんは居なくなったはずだし。。。
暑い夏はアブが異常発生すると聞いた頃があるが、今年のアブは
大きさもその数も凄かった。
飛びながら狙いすまして刺す、そのすばしっこさには脱帽だったな、
そう思い出しつつ見上げているとまたポトン。
あらら、自然薯のムカゴではないか。

今夜はムカゴ飯だ!!と勇んだものの、もう相当数が落ちてしまっ
たらしく、ツルに残っているのは小さいものばかり。
今の庭の中はいろんなツルだらけでどれが自然薯なのか分かりに
くいが、かき分けて探したムカゴがたったこれだけ。
遅すぎたようだ。
ムカゴ
このぐらいではムカゴ飯にはならないなぁ。
そうだ、バター炒めにしよう。
ふ、ふ、ふ、これは最高の酒の肴だ。。。

ムカゴの塩バター炒め、鷹の爪やピーマン、長トウガラシの葉を
炒めて佃煮風にしたもの(余すところなく戴く、これが最高に嬉し
い)、他には油揚げの袋煮と豆苗の煮浸し。
今夜の酒の肴
寒さが忍び寄る山の宵は、燗酒が美味しくなってきた。


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posted by けい at 14:51| 奈良 | Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月17日

居酒屋「木の葉」&野草茶のこと

開拓当初の、杉を伐採して山を切り開きだした頃のこと。
昔からアウトドア派だった私たちは、夜は裸電球の下で宴会モード
だった。

こんな山奥で居酒屋をしたら、客はタヌキかキツネばかりだろうね。
朝になったら、貰ったお金は全部木の葉に変わっていたりしてね。
知人たちからはそう茶化され、居酒屋「木の葉」と名付けられたの
だった。

突如スイッチが入ったようにいろいろ作りたくなる時がある。
メニューは
簡単で安価、いつもと変わらないありきたりのものばかりだが、
お皿をたくさん並べて居酒屋風というのが好き。
イワシの炊いたのや鶏肝の煮込み、ゴーヤーチャンプルーもどきや。
ゴーヤーチャンプルーはkiiさんは豆腐入りが苦手なのだそうで、
今度は豆腐なしで作ることにしよう。
だいたいがkiiさんはゴーヤーはあまり好みではない。
でも私は大好きなので、作る人の権利を行使している。

今夜のお酒は
お気に入りナンバーワンの焼酎「蔵純粋」(40度の焼酎です)や、
清酒は「山廃菊姫」「雪の松島」
今夜の酒は?
その時の気分で吞みたいものを少しだけ。
決して深酒は致しません。(キッパリ!)

相変わらずドクダミ茶やスギナ茶を作っている。
ドクダミ茶

スギナ茶はロートルのミキサーを宥めて使っているが、酷使はでき
ないので昔のように微粉末にはできない。
スギナ茶
最近のミキサーは刃が良くなった分形状が小さくなり、スギナなど
の粉砕には適さなくなっているのだ。
スギナ茶
左が今年の分、右が昨年までの分。

じつは私め、中性脂肪が高いとの診断を受け、慌ててスギナ茶の
使用を開始したという訳。
昔々、kiiさんがいやいやながら無理やり飲んで、たった4ヶ月
で血液検査が劇的な変化を遂げたという一件があったので。

HPの野迫川倶楽部、ひとりごとの中の「スギナのちから?」
http://nosegawaclub.sakuraweb.com/hitorigoto06/06-11.html

いつになく真面目に取り組んでます。


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posted by けい at 18:35| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月05日

粉山椒を作る

買い置いていた粉山椒がもう残り少なになってきた。
山椒狂いと言われる我が家は、粉山椒の使用量も半端ではない。
何にでも山椒、カレーにだってドバドバ使う。

粉山椒って結構高価なのよね。
実生苗をどんどん増やしたいので、今までは山椒の青い実を摘むの
は必要な分だけ。
完熟した秋の赤い実を摘んで、表皮は粉末にし種はバラまいてきた。
その赤い表皮は辛みがほどよく抜けているので、孫のゆうちゃんの
好物。

「でもまぁ、少しは本来の粉山椒も作ってみますか」などと思った
のが大間違いだった。。。

まずは山椒の実を摘む。
粉山椒を作る1

ゴミや果軸を取り除き
粉山椒を作る2
いい香りに包まれて「幸せだなぁ」などと独り言ち、時折口に入れ
ては「おぉ。辛い。でも美味しい!!」
ここまではよかったのだ。

日に干す
粉山椒を作る3

実が弾けて黒い種が見えてきたのだが
粉山椒を作る4
全部が綺麗に弾けてくれるわけではないから、この、種と表皮を
取り分ける作業が大仕事だった。
手作業でコツコツ、意地と根性の二人連れだ!

完熟の実の場合はもう少し簡単に剝がれたから、甘く考えていた
のだ。

幾日かかっただろう。
指先に根を詰める作業は終いには痛みと痺れを伴い
粉山椒を作る5
工場生産品は工夫を凝らしたオートメーションなのだろうが、家内
の作業は適した工法も道具も無く、わが指だけが頼りなのだ。

計量してみると68グラムあった。
粉山椒を作る6
手間暇かけて割が合わないけれど、自家製だという自己満足は
100%だ。

来年もまた作ろうという気力は、さて起きるだろうか。
指に力は入らず、爪先の痛みだけがいつまでもきつかったのだもの、
来年のことは考えずにおこう。



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posted by けい at 06:52| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月23日

キウィ&ヤブカンゾウ&シオデ

キウィに実が付いている。
この提灯のような姿、可愛いでしょ♪
見た目はこのぐらいの姿の時が一番好き。
キウィの実
勿論食べられるようになったら嬉しさは格別ですけどね。
昨年キウィのドライフルーツに填まって以来、収穫時が待ち遠しく
て仕方がない。

今年は数が少ないと諦めていたシオデが、今頃になってチョコチョ
コと顔を出してきた。
シオデ1

シオデ2
我が家の一番大事の子がこの株。
雌株で、これが山の庭のシオデの親元なのです。

摘んできたシオデ。
シオデ3


ヤブカンゾウの花が咲いている。
ヤブカンゾウ1

蕾もたくさん。
ヤブカンゾウ2
茹でて干したものが「金針菜」で漢方として重用されるそうだが、
生のままでは食用にしないそうな。

今夜の酒の肴
ヤブカンゾウとシオデ
シオデはシンプルなままで戴き、カンゾウの蕾は少量をベーコンと
一緒に炒め、味付けは塩コショウのみ。

ヤブカンゾウは春の葉が美味しい。
我が家で春一番の山菜というとこのヤブカンゾウの葉のヌタなのだ。
ノカンゾウは開花時期が遅い上に、花もスリムで葉も細く、食用と
しては全く利用していない。


ところで、ユキノシタの天ぷらとはよく聞くけれど、美味しいの?
ケバケバした葉の表面が何とも不気味で、食べられるものになると
は思えないんだけれど。。。
ユキノシタ1
我が家のユキノシタは鬱蒼とした谷奥で絶えかけていたが、日の当
たる場所に移動させたらどんどん広がり始めたのだ。
ログ下の邪魔にならない場所だから、いくら増えてもいいんですけ
どね。

花はとても可愛いね。
ユキノシタ2

たまに変わったのも出てくる。
ユキノシタ3

大事にしている八重咲きのユキノシタは今年は花を見せてくれな
かった。


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posted by けい at 06:20| 奈良 | Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月10日

ドクダミ茶作り&新ショウガを漬ける

ドクダミ茶作りが始まった。
スギナ茶作りに比べると楽なのだが、量が半端ではないのでへこた
れている。
今回はミニ菜園の縁に生やしているドクダミを刈り取った。

「いやぁ、スギナやドクダミなんか敷地の中に生やしてるワ」
と呆れる人が多い。
食べられる山菜や野草を敷地の中で賄おうという、このサバイバル
精神は大したものだと自負しているのだが、どうもそう感じている
のは我々だけらしい。(苦笑)
ドクダミ茶作り1

ドクダミ茶作り2
ある程度水が切れたら一握りずつ縛って吊るす。

冷茶には十六茶などのブレンド茶を利用していたのだが、ドクダミ
茶を飲み始めたらその美味しさにぞっこん、填まってしまったのだ。
一年分には足りないだろうけれど、できるだけ作っておきたいと
必死。

今回はミニ菜園のドクダミだけだが、庭の中のものも引き抜いてき
たらまだかなり出来そうなので頑張ろう。

新ショウガが安かったので購入してきた。
1250グラムで750円って、今までで一番安いもの。
新ショウガ1

新ショウガ2
紅ショウガを漬けるのだ。
梅酢

今年は花木の花が咲かないと先の記事に書いたが、じつは梅も悲惨
な状況で、実はほとんど当てにならない。
梅干しが作れるかどうかも微妙。

こういう状況だと知る前に、町の梅はすっかり旬を終えてしまって
いるのだから購入することも叶わず、もう仕方がない。
少しだけ付いている実が暴風雨で落ちなければいいのだが。


ミニ菜園で山城三度豆が実りはじめた。
山城三度豆
今まで食べた三度豆よりも美味しい気がする。


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posted by けい at 18:04| 奈良 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月20日

シオデの肉巻き&野菜好き一家の買い物ツアー

なかなか芽が出てこず、「遅いね。今年は無理なのかな」などと
不安を感じていたシオデ(山アスパラなどとも呼ばれている)が
ようやくポツポツと登場してきた。
シオデ1
何しろ「ポツポツ」だから、ちょっと酒の肴というぐらいのものだ。

こんな風に生えている。
シオデ2

野趣に富んだ風味は絶品です。
初めて自生を見つけた時は小躍りしたものだった。
しかし、成長はかなり遅い。
まともに食べられるようになるまでには7〜8年掛かるという点は
ギョウジャニンニクと同じ。
どちらも幻の山菜と言われる所以である。
だからとても貴重らしく、山でシオデを発見したら最高の喜びなの
だそうな。。。

サッと茹でて肉巻きにするのがkiiさんの好み。
シオデの肉巻き1

シオデの肉巻き2 
美味しかったです。
もう少し欲しいなぁという間に無くなってしまうから、だから余計
に美味しく思えるのかも。

我が家は野菜の消費量が半端ではないので、高騰しているとかなり
堪える。

野菜系のおかずが数品並ぶと、それだけで満足。
思わずニコニコしてしまう。
我が家での食料の占める割合は野菜、魚介類、豆腐が上位。
かなり離れて肉類なのだ。

悲鳴を上げるほどに賄いきれない程の野菜を、育ててみたい。
山の土地に関して今になって後悔しているのは、庭を広く取り過ぎ
てしまったこと。
野菜や果樹をたくさん育てられるようにしておいたらよかった。
後悔先に立たずとはよく言ったものだとつくづく思う。

さて、今回の買い物ツアーは。。。
(先の記事の、例のJAの直売所には行っていません。)
キッパリ!!)

野菜の買い出し
ズッキーニが出回っていたから嬉しかった♪
ズッキーニって優れもの。
煮もの、和え物、天ぷら、フライ、なんでもござれなのだが、
認知度が低いのは残念な話だ。
夏野菜のカレーなどには特に欠かせない一品なのだ。
場所取りなので山の狭いミニ菜園では、今は作っていない。

卵を買って、
卵
ジャガイモや土生姜もたっぷり買った。(写真は撮り忘れた))
一週間は持ちそうだとホクホク。

kiiさんのリハビリと私のダニ刺され治療のため町に戻って、
ついでに先日玉ねぎを買いに行った地元の八百屋さんに寄った。
玉ねぎと赤玉ねぎ
赤玉ねぎも有ったから大喜び。
各5キロもあるのだから大胆に使えるのが嬉しい。

鶏玉を作ろうかしら。
(鶏玉って鶏と卵ではありません。鶏と玉ねぎを使ったkiiさん
の得意料理です。)
巨大なズッキーニも有ったのでつい買ってしまった。
ハムを挟んでフライにしよう!!


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posted by けい at 19:45| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月27日

山蕗仕事と野菜苗とコロナ予防接種

最近よく作っているもの。
「山蕗の炊いたん」
山蕗の炊いたん
山蕗はキャラブキのように濃く煮詰めたものは苦手。
あっさり目に煮付けたものが好き。

「きゅうちゃん漬け」
きゅうちゃん漬け
きゅうちゃんを食べたいけれど、山のミニ菜園のキュウリはまだ
間に合わないので、直売所で買って来た。
ポリポリ、、、美味しいね。
簡単柴漬けが作られるようになるまで、どれほど登場してくるか。

kiiさんが所用で留守だったため、数日一人だった。
そんな日も時には嬉しい。
一日目はセリ、二日目は三つ葉、三日目はセリと三つ葉。
セリ
セリ、ミツバ
三つ葉

セリと三つ葉で連日のパスタ三昧は、焼き海苔をたっぷり掛けて。
セリと三つ葉でパスタ
よくも飽きないものだと自分でも呆れる。

蒔いた種がなかなか成長しないので、キュウリ苗を買って来た。
品種は「つばさ」
キュウリ苗
知らない品種なので、どんな食味か楽しみだ。

「ベビーコウサイタイ」
サラダ用の摘み菜にしようとたくさん蒔いたけれど、ちょっと
多すぎた。
ベビーコウサイタイ

「アシタバ」
アシタバの芽出し
いつも発芽率が悪かったアシタバだが、今回は上々。
今回は種子の販売者を変えてみたのだ。

ところで、、、
コロナワクチン4回目の案内が届いた。
1、2回目の際は副反応は軽かったが、3回目の時は疼痛、倦怠感、
頭痛、筋肉痛が出て数日厳しかった。
特に、腕が上がらなくなったことや倦怠感はきつかった。
コロナワクチン接種案内
接種の申し込みを書きながら、まだ悩んでいる。


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posted by けい at 15:02| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月02日

山菜炊き込みおこわ&山菜&花山椒のこと

たけのこご飯よりも山菜炊き込みおこわが好き!と先の記事に書い
たが、今回は冷凍保存したいので多めに炊いた。
山菜炊き込みおこわ
炊飯器内では混ぜられなくて寿司桶を使った。
冷凍庫に山菜おこわがたくさん入っていると、豊かな気分になる。

野生化した我が家の三つ葉は、大きくて食べ応えがあり香りがいい
ので大好きだ。
三つ葉は「鶏ムネ肉の酒蒸しと辛し和え」というのをよく作るけれ
ど、一番好きな食べ方は、澄まし汁に卵を溶き入れてかき混ぜ、
白いすり胡麻をたっぷり、そこに刻んだ三つ葉を大量に投入する。
簡単で美味しい。
ミツバと卵と胡麻の汁
何食か続いても飽きない私を見て、連れ合いは呆れている。

今日のもう一品、簡単で美味しいものを。
レタスの酢味噌和え
レタスは水を切ってザクザク刻む。
油揚げは焼いてこれもザクザク刻んでおく。
お酒と味噌と酢で酢味噌だれを作り、レタスと油揚げを混ぜ合わ
せる、ただそれだけなのに、意外な量をパクパクいけちゃう!
甘いのが好きな人は酢味噌に味醂や砂糖を適宜にどうぞ。


コゴミ
干そうと思っている間にスクスクと伸びてしまった。
コゴミ畑
我が家のコゴミ畑は此処が親元で、一番広い。

他に三ヶ所あるが、勝手に飛んで群落を作ってくれている。
嬉しいことに。。。

これは普通のユキノシタ。
しっかり根付いてくれたようで、これで天ぷらの一品が増える。
(八重咲のユキノシタは花扱い、食用には使わない)
ユキノシタ
アザミの若葉もハナイカダの葉もユキノシタも貴重な食材なのだ。

ところで、悲しいことに、今年は花山椒の鍋を食べることが
できなかった。

GWの頃に咲くはずの山桜が早いし、草花たちも妙に咲き急いでい
るなとは思っていたのだ。
タラの木を見てずっこけた。
タラ
数日の間にこの伸びようは何なのだ。。。

慌てて山椒の様子を見に行ったら、どの木も花はもうすっかり
終わっていた。
年に一度の花山椒の鍋は我が家の一押しの鍋。
どれほど楽しみにしていたことか、地鶏を買ってスタンバイして
いたのに。。。


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posted by けい at 07:47| 奈良 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月25日

出番を待つ山菜たち

庭でスタンバっている山菜たち。

アシタバ
アシタバ
天ぷらにする??

イタドリ
私はスカンポで馴染んでいるけれど、正式にはイタドリらしい。
スカンポ
イタドリは処理が面倒。
シュウ酸が多いそうで多食は禁物らしいが、春に一度は口にしたい。
酒の肴に最高なのだ。

自生しているのは穴の開いていない細い山のフキだが、昨年は
フキノトウもフキもほとんど姿を見せなかった。
今年はあちこちがこんな具合なので期待できそうだ。
山のフキ
濃い味のキャラブキは苦手で、あっさりめの佃煮にするのが好き。

消えかけていたワサビが数株、チラッと顔を出してきた。
ワサビ
増えてくれたらいいのだが、なかなか育ってくれない。

山椒の葉の芽出し。
山椒

相変わらずの三つ葉喰い。
ミツバやコゴミやシイタケや


自分ちのコシアブラは鹿に食べられてから元気がないので摘めず、
少し離れた山へ見に行った。
まだ少し早かったが僅かだけ摘めるものが有った。
コシアブラ

いろんな食べ方があるようだが、コシアブラはバターライスが
絶品。
コシアブラのバターライス
味付けは塩コショウとバターだけというシンプルさなのだが、これが
最高なのです。

嬉しい春です♪


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posted by けい at 19:26| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 山菜・野草・きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする