以前に行ったのは、7年ほど前のこと。
今よりはまだ膝もしっかりしていた頃だった。

歩けるかなとの懸念はあったものの、暖かな陽気に誘われて、
一人旅である。
奥谷家住宅、そういえば前回も一番最初に拝見させていただいたの
がこのお宅だった。


穏やかな表情のご主人と会話を交わしながら、じっくりと拝見する。
寺内町の街並み。

整然としていて美しい。
屋敷内に、あるいは玄関先に飾られている雛たち。


寺内町の中にはいろんなお店が増えていたので吃驚した。
此処はそのひとつ、大阪河内産のえごまを取り扱っている
「愛菜農園」さんの雛飾り。

エゴマは葉を食べるのが大好きで生え放題にしているのだが、加工
をしてみたいと思いつつもその知識も術もなく。。。
此処にはエゴマの商品がいろいろ、エゴマ大好き人間とては、実に
嬉しい!!
えごまパウダーとムラサキ芋とエゴマのクッキーを買ってきた。
エゴマ油にもかなりそそられている。。。
手作り調味料などを置いてあるお店で途中下車したり。。。
店めぐりは日を改めて、ゆっくり来ることにしよう。


興正寺別院

興正寺別院の雛飾り


すごく惹かれたのが、興正寺別院の向かい筋で展示されていた
押し雛。
妙慶寺のものだったのかどうか、確認してくるのを抜かってし
まった。



各街路灯の中段に小さなおひな様がたくさん展示されていて、
それを探しながら散策するのも楽しい。


まだ半分も見ていないかなぁ。

何しろ寺内町は広くて各屋敷も大きく、雛飾りの展示ヶ所も点在
しているのだ。
天気が良いのは有難いのだが昼前には猛烈に暑くなり、汗が滴る。
おまけに足も痛みはじめたので、ここでギブアップ。
帰宅して湿布を張り痛み止めを飲む。
大阪府下のF市に長らく住んでいたが、某旧家の雛飾りはその数と
歴史的な価値も相当のものだったのを、懐かしく思い出している。
いくら旧家といえども、一軒のお宅にこれだけの雛飾りがあり、
それを屋敷内に展示、公開するという、その桁外れな催しに唖然
とさせられたものだった。
「お雛様(1)」
「お雛様(2)」

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